21世紀最大のポップ・グループと称されるワン・ダイレクションを筆頭に、Z世代が懐かしいと感じる2010年代前半の楽曲群を『ニュー懐メロ』と称し、今後様々な形でのコンテンツ発信や企画展開を予定している。

 そして、『#ニュー懐メロ』プロジェクトの第一弾プロモーションとして、最新の体験型OOH広告の掲示(2月19日(月)から2月25日(日)まで。東急田園都市線渋谷駅の道玄坂ハッピーボードB)や、株式会社第一興商とのカラオケ施策などを実施。来年度以降も長期的な展開を行っていく。

■『#ニュー懐メロ』プロジェクト立ち上げの背景

 英国が生んだ21世紀最大のポップ・グループとして2010年に結成以来、世界中で社会現象を巻き起こしたワン・ダイレクション。活動休止から8年が経過してプロモーション活動は停止しているが、今もなお幅広い世代から絶大な人気を誇る。

 ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルと共同で、Z世代を対象とした視聴者のインサイト調査の結果、"Z世代はワン・ダイレクションをはじめとした2010年代前半の楽曲に、既に懐かしさを感じている"というキーワードが見受けられた。

 さらに、"楽曲はサブスクリプションサービスでのシャッフル再生を前提としている"という視聴傾向がみられ、ワン・ダイレクションだけを視聴しているのではなく、「2010年代前半(平成後期)に流行したポップソング」というカテゴリで現在も視聴されていることがわかった。 

 そこで、ワン・ダイレクションを筆頭にアヴリル・ラヴィーン「ガールフレンド」、ファレル・ウィリアムス「ハッピー」やマーク・ロンソン「アップタウン・ファンク」他、Z世代が懐かしいと感じる2010年代前半の洋楽ポップス楽曲群を『ニュー懐メロ』と称し、これまでの懐メロの概念をアップデートするプロジェクトを発足した。

●『#ニュー懐メロ』コンセプトムービー
https://youtu.be/8TlRAuRz_I0

●『#ニュー懐メロ』特設サイト
https://newnatsumelo.jp/

■Z世代に人気のアイテムとコラボして革新的な体験型広告に

 Z世代に実施したインサイト調査では、「学生時代にCDを手に取った」「苦労して音楽プレイヤーに移行した」という多面的なエピソードが多数集まった。これらの“音楽に物理的に触れる体験”をリバイバルするために、Z世代に人気のミュージックキーホルダー「The Music」とタイアップした。“スマートフォンでOOHに触れると音楽が聴ける”という全く新しい広告体験を演出している。

 今回のOOH(屋外広告)を皮切りに『#ニュー懐メロ』を多くの人々に伝えることを目的としている。

 各楽曲の再生ボタン部分にスマートフォンでタッチすることで、CDショップと音楽プレイヤーをイメージした特設サイトに遷移する。特設サイトでは『ニュー懐メロ』の楽曲の視聴や、X(旧:Twitter)やLINEに共有できる機能を実装している。

■第一興商 ×「#ニュー懐メロ」施策も展開

 『#ニュー懐メロ』発足にあわせ、2月19日(月)よりカラオケDAMでは本企画と連動した施策展開も開始(3月31日終了予定)。カラオケルームに設置されているデンモク上には、2010年代前半の洋楽ポップス楽曲をまとめた「ニュー懐メロ」プレイリストが展開され、該当曲を歌唱するとオリジナル・グッズが当たるキャンペーンに参加することができる。さらに、ユーザーに合った「ニュー懐メロ」楽曲を提案してくれる「ニュー懐メロ診断」も実装される予定だ。

●カラオケDAM『#ニュー懐メロ』キャンペーン
https://www.clubdam.com/campaign/collaboration/cp202402_new-natsumelo.html

●「The Music」SNSキャンペーン
https://x.com/themusic_jp/status/1759414378699575635?s=46&t=oGVtJK71DNrxKvuZ_o1JDQ