年少までにデジタルに触れはじめる子どもは約43%

 アンケート調査によると、「Think!Think!」を利用する子どもが初めてデジタル機器に触れた学年は、「年少(3〜4才)」が24.5%、「年少未満」が18.9%となり、年少までにデジタル機器に触れはじめる子どもが多いことがわかった。

デジタル機器に積極的に触れさせたい家庭は約25% 

 初めてデジタル端末に触れるきっかけは、「出先で待ち時間があったから」(20.1%)、「保護者が使っていたから」(34.6%)という回答が半数を占めていた。一方で、これらに次いで「幼少期からデジタルに親しむため」(16.1%)、「教育のため」(8.4%)と回答した保護者は合わせて約25%という結果となった。暇つぶしや子守りのためではなく、むしろ教育的な観点からデジタルを取り入れたいという意向があるようだ。

 子どもがデジタル機器を使う際には、「使いすぎないか」という心配があるが、「Think!Think!」は1日10分(3問)までの制限がある。これにより、視力への影響を最小限に抑え、やりすぎを防ぐことができる。また、時間が限られているため、子どもたちにとっては特別な時間となり、集中力が育まれるというメリットもあるだろう。

「思考力」「算数力」「図形理解力」の向上を期待する保護者は55%

 調査によると、「思考力」や「算数力」、数理的思考力とかかわりの深い「図形理解力」を育むために「Think!Think!」を利用する保護者は、最も多く55.4%を占めた。

 2017年の学習指導要領の改訂では、「知識及び技能」に加えて「思考力」が重要視されるようになった。このような変化に伴い、子どもの「思考力」を育成するニーズが高まっているようだ。

「Think!Think!」ユーザーの7割以上が、子どもの「思考力」向上を実感

 調査の結果、約73%の人が「Think!Think!」を始める前と比べて、子どもの「思考力」が向上していると実感していることが明らかになった。