NHK朝の連続テレビ小説、略して「朝ドラ」。名作が多数生まれている朝ドラのヒロインを射止めた女優はその後、ブレイクすることも。この記事では、「歴代でいちばん好きな朝ドラヒロイン」について100人にアンケートを実施した結果を、選んだ理由とともにランキング形式で発表する。(2024年11月調査)

第1位「天野アキ/のん」(あまちゃん)

 2013年前期の朝ドラ『あまちゃん』のヒロイン。東京で「地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華もない、何かパッとしない子」だったアキ。母・春子(小泉今日子)の実家・岩手の北三陸を訪れ、祖母の夏(宮本信子)のような海女を目指し、地元から国民的アイドルにまでのぼりつめていく。

選んだ理由:
・「今まで見たことがない女優さんだったのですが、透明感のある可愛さとリアリティ溢れる演技にどんどんと惹きつけられていきました。ストーリーも面白かったのですが、のんさんが役にはまりすぎていたので、より面白さがパワーアップしていたように思います」
・「他の誰よりも目がキラキラしている!希望に満ちている感じが良い。朝から元気をもらえる明るさも魅力的。 可愛いだけでなく、ちょっと突っ込みたくなるような役柄も合っていて愛されキャラだと思います」
・「透明感と清潔感があるヘルシーな可愛らしさで朝ドラにぴったり。本人のピュアさや人間力とおもしろい役柄がマッチして魅力度がアップし、宮藤官九郎の世界観にも上手くハマっていた」

第2位「古波蔵恵里/国仲涼子」(ちゅらさん)

 2001年度上半期に放送、初めて沖縄県が舞台になった朝ドラ『ちゅらさん』のヒロイン。沖縄・小浜島の美しい自然の中で育った恵里が多くの人々との出会いの中で看護師を目指す。

選んだ理由:
・「当時、若いながらもすごく安定した演技をされていて、子どもだった私でも次の話が早くみたくなるようなドラマでした。優しい顔立ちで、演技も優しく上手で、このちゅらさんのヒロインにピッタリの方だと思いました」
・「最近再放送をしているのを懐かしく見ました。 放送当時は仕事に行く前に半分ほど見て会社に行ってました。ストーリーも面白く毎日楽しみにしてました。また主役恵里を演じた国仲さんもとても可愛らしかった。今でも好きな女優さんの一人です」

第3位は「猪爪寅子/伊藤沙莉」(虎に翼)

 2024年度前期放送の朝ドラ『虎に翼』のヒロイン。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、三淵嘉子氏の実話に基づくオリジナルストーリー。女性は女学校を出たら結婚し、子どもを産み、家庭を守るのが当然とされていた時代に疑問を感じた寅子は女性としては当時珍しかった法律の道を歩んでいく。

選んだ理由
・「演技がとにかく上手でした。親近感の湧くような女優さんなので観ていても感情移入できました。どんな年齢の方の演技もこなせる実力派の女優さんだと思います。毎朝楽しみに観ていました」
・「朝ドラを見るまで知らなかった女優さんでしたが、とても生き生きと演じられていて好感が持てました。ドラマは戦争など重い場面もありましたが、伊藤沙莉さんの演技と明るい笑顔を見るのが毎朝楽しみでした」

ランキングの詳細はこちら
https://saru.co.jp/tvmaga/asadora-hiroin/

関連リンク