電線を切断して現金を…深夜の自販機荒らし 一部始終

　4日午前0時半過ぎ、埼玉県戸田市にある倉庫の敷地内に設置された自動販売機の前に、1人の男が現れる。
【映像】自販機荒らしの一部始終
　男は自動販売機の横に回り込むと、その場にしゃがみ込む。そして1分半後、自動販売機の明かりが消えた。男の目的は自動販売機の電線を切り、中から現金を盗み出すこと。犯行開始からおよそ30分後、男は辺りを見回し、誰もいないことを確認して立ち去っていった。
　自動販売機はこじ開けられ、中に入っていた現金数万円が盗み出されていた。自動販売機を設置していた泰清倉庫株式会社の小山展弘社長は「緊急事態宣言で夜出歩く方が非常に減っていると思う。そういった中で、人目が付かないところに置いてあるような自販機であったり自転車のようなものは目を付けられる可能性も増えるし、ちゃんと防犯対策は取っておかないとなと感じている」と話した。