アニメ「MFゴースト（エムエフゴースト）」は、2023年10月1日からアニメ1期が放送された作品です。原作は「週刊ヤングマガジン」（講談社）で連載中の、公道カーバトルを題材にしたレースマンガ「MFゴースト」。累計発行部数450万部を突破する人気作品となっています。
この記事では「MFゴースト」の主人公・片桐夏向（かたぎり かなた/カナタ・リヴィントン）について紹介。その基本情報や人間関係、声優情報などを解説していきます。
目次
- アニメ「MFゴースト」とは
- アニメ「MFゴースト」片桐夏向の基本情報！性格や声優などを紹介
- カナタの愛車はDBA-ZN6トヨタ86GT前期
- 師匠は「頭文字D」の主人公・藤原拓海！その拓海が負った大怪我とは？
- 片桐家（リヴィントン家）の家族構成は？
- アニメ「MFゴースト」カナタがMFGに参戦するまでの出来事は？
- アニメ「MFゴースト」カナタのまとめ
アニメ「MFゴースト」とは
アニメ「MFゴースト」の舞台は、1995～2013年まで「週刊ヤングマガジン」にて連載された”公道最速伝説”を描く「頭文字D（イニシャル ディー）」と同じ世界観の近未来です。イギリスから来日した主人公・カナタが、公道で行われるスポーツカーのカーレース「MFG」に参戦。DBA-ZN6 トヨタ86GT前期を愛車として、神15（かみフィフティーン）と称されるライバルたちと最速を目指し、熱いレースを繰り広げます。
前作「頭文字D」のキャラクターが、随所で登場しているのも注目ポイントです。
アニメ「MFゴースト」片桐夏向の基本情報！性格や声優などを紹介
カナタはイギリス出身の19歳で、父親が日本人、母親がイギリス人のハーフです。英国人らしく長身で筋肉質ですが、顔立ちは日本人寄り。純粋そうにキラキラと瞳を輝かせ、あどけない表情を時折見せますが、キリッとしているときはかなりの美形です。
性格は、いかにも英国紳士のような優しさと礼儀正しさを持ち合わせていて、ドライビング中も感情的にならないよう努めているようです。
イギリスの名門レーシングスクールRDRS（ロイヤル・ドニントンパーク・レーシング・スクール）を首席で卒業。継続してイギリス国内でのレースに参戦すると思われていましたが、行方不明の父親を捜すために単身来日します。来日後は、母親と交友のあった西園寺家へ居候しました。MFGに参戦ながら、西園寺夫妻の一人娘で17歳の女子高生・西園寺恋（さいおんじ れん）と一緒に父親を捜します。
カナタの基本情報【プロフィール】
■名前 片桐夏向（かたぎりかなた/カナタ・リヴィントン）
■年齢 19歳
初めてレーシングカートに乗ったのは4歳のときで、7歳でイギリス国内の主要タイトルを６つ獲得。10歳でF4選手権に参戦して12歳でタイトルを獲得しています。
母が病気で亡くなったことをきっかけに、行方不明の父を捜すために来日しました。日本語の会話は流暢ですが、漢字は苦手なようです。
母親譲りの映像記憶能力を持っていて、映像を見ただけでコースを記憶できることが、レースでのカナタの速さにつながっています。
カナタの基本情報【声優】
カナタの声を演じるのは、 内田雄馬（うちだ ゆうま）さんです。代表作には「BANANA FISH」のアッシュ・リンクス役や「呪術廻戦」の伏黒恵役などがあります。
内田さんは高校3年生のときに日本ナレーション演技研究所に入所。研究所在籍中の2012年にアニメ「Holy Knight」で声優デビューしました。2014年の「ガンダムビルドファイターズトライ」のコウサカ・ユウマ役がテレビアニメ初レギュラー作品となっています。
第13回声優アワードで主演男優賞を受賞し、2018年にはアーティストとしてもデビューするなど精力的に活動中です。
カナタの愛車はDBA-ZN6トヨタ86GT前期
カナタが駆るDBA-ZN6トヨタ86GT前期は、2012年にトヨタから発売された実在する車をモチーフにしています。“直感ハンドリングFR”をコンセプトに、小型軽量、低重心、かつ低慣性を重視して開発されたスポーツカーです。
「頭文字D」の主人公・藤原拓海（ふじわら たくみ）の愛車でもある、トヨタAE86スプリンタートレノの愛称「86（ハチロク）」が車名に付けられています。スバルとの共同開発で、スバルBRZとは兄弟車です。「MFゴースト」作中でカナタは、整備を担当する緒方から「86」を提供されてMFGに参戦します。
【DBA-ZN6トヨタ86GT 基本スペック】
エンジン：FA20型 水平対向4気筒DOHC
排気量：1998cc
最高出力：200ps
最大トルク：205N・m
※実車ノーマル時のスペック。「MFゴースト」作中でのチューニング時のスペックとは異なります
師匠は「頭文字D」の主人公・藤原拓海！その拓海が負った大怪我とは？
カナタは、RDRSで藤原拓海にドライビングテクニックを教わっていました。カナタは拓海が得意とした、慣性ドリフトや溝落としなどのテクニックを受け継いでいるようです。
拓海は、20歳のときに単身渡英しラリーレースに参戦。いくつものタイトルを獲得してWRC（ワールド・ラリー・チャンピオンシップ）へのスポット参戦も果たしています。その速さから「フライングジャン（空飛ぶ日本人）」のニックネームで呼ばれていました。
英国で積み重ねた実績からWRCフル参戦ドライバーとなります。しかし、マシンテスト時にドライブシャフトの故障という不運に見舞われ、マシンもろとも谷底に落下して大怪我を負いました。なんとか生還しますが、長期の入院とリハビリを強いられ、レーサーを引退しました。
片桐家（リヴィントン家）の家族構成は？
カナタの父親は、日本人の片桐健（かたぎり けん）です。長年、音信不通で行方不明となっています。
母親は、イギリス人のキャサリン・リヴィントンで、目で見たものをそのまま映像として記憶する映像記憶の才能を持っていました。重い病を患っていて、カナタのRDRS卒業を前に、容態が急変して亡くなりました。片桐家には、ほかにカナタの叔母に当たる健の妹・楓（かえで）がいます。
カナタの父親捜索方法は？
カナタが父親を捜索するための手掛かりは、20年くらい前に撮影された若いころの父と母の写真1枚しかありません。写真に写った神社か寺の境内を見つけるため、恋と一緒に鎌倉の街の寺社仏閣を地道に捜し歩いています。
カナタがMFGに参戦したのも、父親に自分の存在をアピールするためです。さらに、父親の目に触れやすくするために、幼少期から慣れ親しんだリヴィントン姓ではなく、父親の姓である片桐を名乗っています。
カナタと西園寺家の関係は？
恋の母親の真由子は、カナタの母親であるキャサリンが日本の美術大学に留学したときのクラスメイトであり親友です。その縁で、父親捜索のために来日したカナタを夫婦で快く受け入れました。真由子は、カナタのことを「カナちゃん」と愛情をもって呼び、日本での生活全般をサポートしています。
恋の父親のフルネームは、まだ明かされていません。カナタがMFGに参戦する手助けのために友人の緒方（おがた）を紹介し、カナタを優しく見守っています。
西園寺夫妻の娘である恋は、母からカナタが美男子だと聞いていましたが、外見だけでは人を好きにはならないと自信満々でした。しかし、初めて会ったときにカナタのあまりのカッコよさに一目ぼれしてしまいます。恋は、MFGのレースクイーンであるMFGエンジェルスのナンバー7としての顔も持っていますが、カナタは気づいていないようです。
アニメ「MFゴースト」カナタがMFGに参戦するまでの出来事は？
カナタはMFGに参戦するために、恋の父親から自動車の町工場を経営する整備士の緒方を紹介してもらいました。緒方は、所有する86をカナタに提供。自身も整備士としてMFGに参戦し、カナタをサポートしていきます。
カナタと緒方は、MFG参加手続きをしに事務局を訪れたときに、MFGレーサーの相葉瞬（あいば しゅん）と偶然、出会いました。カナタが自分をリスペクトしていると知った相葉は、何かとカナタの面倒を見るようになります。
アニメ「MFゴースト」カナタのまとめ
カナタはイギリス出身の19歳で、日本人の父とイギリス人の母を持つハーフ。行方不明の父を捜すために来日して西園寺家へ居候します。MFGへ参戦したのも父に自身の存在をアピールするためでした。カナタの師匠は頭文字Dの主人公・藤原拓海で、彼からいろいろなドライビングテクニックを伝授されているようです。
カナタがMFGに参戦して、ライバルたちとどのようなレースを繰り広げるのか要注目です。
（C)しげの秀一・講談社／MFゴースト製作委員会
アニメ『MFゴースト』放送回一覧（動画リンクつき）
| 話数 | サブタイトル（タップで動画へ） |
|---|---|
| 1 | 英国からの挑戦者（チャレンジャー） |
| 2 | 衝撃のMFG新世代 |
| 3 | カマボコストレート |
| 4 | タイヤマネジメント |
| 5 | 連携プレー |
| 6 | 悲運のラリースト |
| 7 | 4号車の男 |
| 8 | 音声（ボイス）カウント |
| 9 | 時速300キロのドッグファイト |
| 10 | アップデート |
| 11 | 天才覚醒 |
| 12 | うけつがれた感覚 |
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