「ABEMA」は2016年の開局以来、国内外問わず様々なジャンルのスポーツ大会の中継および配信を行ってきた。2022年は『FIFA ワールドカップ カタール 2022』の全64試合を無料生中継したほか、2023年は野球の『メジャーリーグベースボール 2023』や『マイナビオールスターゲーム 2023』をはじめ、世界最高峰のサッカーリーグ『プレミアリーグ』や欧州5大サッカーリーグ『ブンデスリーガ』や『世界水泳選手権2023福岡大会』『2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権』『ツール・ド・フランス 2023』など、メジャースポーツからマイナースポーツまで幅広く生中継している。

 このような背景のもと、「ABEMA Ads」は、国内の男女3万人を対象にスポーツファンのトレンドをはじめ、観戦様式の変化、スポーツのスポンサー企業における広告効果についてなどの調査を実施。その中から一部内容を紹介する。

■「ABEMA Ads SPORTS MARKETING REPORT 2023」一部抜粋

【主要トピックス】
●サッカー・バスケットボールなどの、国際大会で活躍する競技では直近増加傾向にあるが、全体ではファン数は微減傾向
動画配信サービスの充実により、観戦機会はオンラインが台頭
●競技の無料視聴観戦は観戦機会・観戦競技増加のきっかけになっている
●スポンサーは競合対比でより高いエンゲージメントを獲得
●スポーツはブランディングに適したマーケティングチャネルである

【調査結果詳細】
●スポーツ観戦様式はオンラインが台頭

 新型コロナウイルス流行前後ではリアル観戦が大きく減少する一方で、CTV普及や動画配信サービスの充実により、オンライン観戦が新しい観戦様式として広まった。今後もさらに利用拡大が予想される。

●スポーツ観戦の無料視聴は観戦機会・観戦競技増加のきっかけに
 動画配信サービスのオンライン観戦において、半数以上のユーザーが「無料視聴」を期待する結果に。無料で観戦機会を提供することで、より多くのユーザーの観戦経験を生み出し、様々な競技に触れる機会の創出に繋がることが見込まれる。

【「ABEMA Ads SPORTS MARKETING REPORT 2023」調査概要/レポート内容】
本調査は、全国の15歳~69歳の男女30,000人を対象に実施。
〔実施期間:2023年9月7日(木)~20日(水)の14日間〕

(1)スポーツファントレンド
・関心の高かったスポーツイベント
・スポーツファン人口推移
・応援している/好きな選手
・スポーツコンテンツ消費メディア
・スポーツ関連支出総額
・ユーザー数と支出金額の関係性
・年代別支出傾向
・観戦経路と支出傾向の関係性
・スポーツファンのきっかけ

(2)観戦様式の変化
・スポーツ観戦様式の変化
・今後のスポーツの楽しみ方
・配信サービスのスポーツ観戦に期待すること
・スポーツ配信サービスによる行動/意識変化
・スポーツ配信サービスの想起率
・スポーツ中継で利用するサービス
・媒体別スポーツ視聴ジャンルTOP3

(3)スポーツコンテンツ価値
・スポンサー企業への印象
・各スポーツで純粋想起されるスポンサー企業
・スポンサー企業イメージ調査
・コンテンツジャンル別 集中視聴度
・コンテンツジャンル別 広告印象・広告許容度

(4)スポーツマーケティング実践者の声
・スポーツマーケティングの価値

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