2人はソロとバンドの音づくりについて語り合う。はっとりは「バンド癖っていうのがよくも悪くも出ちゃうのはあるんだよね」とコメント。メンバーとアレンジを制作するようになってからは、それぞれの手癖を活かすサウンドを採用するようになったそうだ。方向転換の結果、マカロニえんぴつはバンドならではの個性を確立できるようになった。一方で、はっとりは「癖から抜け出せなくなったってことでもある」と発言。次なるステップは殻を破ることなのではないかと心中を明かす。マカロニえんぴつの音は「生きている気がする」と所感を述べるVaundyに対して、はっとりは「すごく嬉しい」とコメントした。
はっとりいわく、Vaundyのサウンドの強みは音の引き算ができているところ。Vaundyの武道館ライブでも音の引き算がうまく作用しており、どの瞬間も歌を邪魔していないと感じたそう。「ある種の計算されたアレンジ」と、はっとりは賞賛の言葉を送る。さらにはっとりは、Vaundyの楽曲のリフレインが多さに注目。曲の構成が洋楽に近いと分析した。
マカロニえんぴつの音には後期のビートルズを彷彿とさせるものがあると語るVaundy。「日本のポップス、しかも現代の音でビートルズの雰囲気を落とし込めているのはマカロニえんぴつだけだと思っているんですよ」と太鼓判を押した。笑みを浮かべるはっとりは「Vaundyがこんだけ言ってるって。マカロニえんぴつってすごいバンドなんだねえ」とコメントし、Vaundyの笑いを誘った。