『青春スター』時代の戦友との再会に会場号泣！n.SSign初の単独Zeppツアーの最終公演をレポート！名曲カバー＆オリジナルソングも披露 | レポート | ABEMA TIMES

スタートから激しいダンスナンバーを連続で披露！心拍数上がりっぱなしのステージに「どこで息したらいいの？」

　単独Zeppツアーの千秋楽ということでボルテージは過去最高潮。スモークの中からメンバーが登場すると「演出かっこいい、神！」「もう二次元すら超えてる」とコメント欄も大騒ぎ。1曲目はSHINeeのカバーで『LUCIFER』。スタートから激しいダンスナンバーで盛り上げ、2曲目はSUPER JUNIORの『Sorry,Sorry』を披露。『青春スター』時代も反響を呼んだ曲だけに会場のテンションも爆発。ジュニョクの煽りで始まり、曲にアレンジも加わってさらにパワーアップ。彼らの成長ぶりが一目瞭然なパフォーマンスに悲鳴が鳴り止まなかった。

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　続くEXOの『Wolf』では今にも噛みつきそうな勢いのパフォーマンスで客席を圧倒。カズタの雄叫びのような高音にヒョンが“腹チラ”するシーンもあり、7人の色気がダダもれ。「Wolfがいる」「どこで息したらいいの？」と声が飛び交うなか、東方神起の『Rising Sun』をカバー。燃え尽きそうなほど全力な姿を魅せるメンバーに会場も熱狂。「心拍数がやばい」「本当にデビュー前なの？」と配信組も興奮が止まらない様子だった。

　怒涛の勢いでアップテンポな曲が続いた後、n.SSignのプレビューミニアルバムに収録されている『Beautiful』を披露。感情揺さぶるエモーショナルなステージに思わず涙が込み上げる。MCではカズタが中心となってメンバーを引っ張りつつ、それぞれ日本語で自己紹介。カズタが自信を持って「今日は過去一最強のn.SSignを見せれる気がしているんです」と話すと客席からも「きゃー！」と歓喜の声。そして、プレビューミニアルバムの話から収録曲の『BOUNCE!』をパフォーマンス。ハンジュンはヘッドフォンを着用し、7人で心が弾むようなステージを披露。キャッチーな曲に合わせファンも体を揺らし笑顔になっていた。

　続いてはK-POPの夏の定番ソングの『In Summer』をリズミカルにアレンジ。メンバー同士のわちゃわちゃで心を和ませた後、東方神起の『Why』『Purple Line』で会場の空気を一気に変え、セクシーさを剥き出しに。曲によって別人のような顔を見せる彼らに「みんな主役」「フェロモンすごい」と視聴者も悶絶。艶っぽいスーツが色気をさらに底上げしていた。彼らのフェロモンに浸っていると7人はジャングルに迷い込んだのか『ライオンは寝ている』をキュートにお届け。チルな雰囲気で披露したn.SSignのオリジナル曲の『Woo Woo (Acoustic Ver)』はファンとの掛け合いもバッチリだった。

進化したカズタソロステージに歓声！色気と愛嬌が交互に押し寄せるパフォーマンスに「卒倒しそう」とファン悶絶

　スクリーンにはメンバーの幼少期の写真が映され、その後は『Hold Me Tight』、n.SSignのオリジナバラード曲の『君以外全部ある』を2曲続けて歌唱。感情が込み上げてしまったのかメンバーは歌唱中に涙ぐみ、その姿を見た会場からも涙をすする音が聞こえた。メンバーは顔に涙の跡をつけたままBTSの『Spring Day』をカバー。涙の余韻に浸っているとカズタのソロで『My House』がスタート。今回はバックダンサーをつけ伝説のステージがさらに進化。カズタの原点ともなった曲であるため熱量は一気に上昇する。歌、ダンスに加えラップまで披露し、新たな魅力を発揮。「進化するウリチブ」「ウリチブの沼、まだ深みがある」と、またもファンを魅力の沼に引きずり込んだ。

　続いて7人でBTSの名曲『DNA』をカバー。全員表情に余裕があり、自信漲るパフォーマンスで客席を圧倒。すると次はプレデビューミニアルバムの収録曲の『Need U』で愛嬌たっぷりなステージを披露。ポップな楽曲に合わせ心から楽しそうな顔を見せるメンバーに声援が飛び交うなか、息つく暇も無くアニソンの『お願いマッスル』に突入。日本語で歌いながら全力でステージを駆け回るメンバーに会場のテンションは爆上がり。そして、『Salty』のMVがスクリーンに映されると歓声が起き、待ちに待ったパフォーマンスがスタート。YouTubeのMVの再生回数も100万回を突破しテンションも最高潮のなか、7人は指揮棒を持ちながら生『Salty』をファンにお届け。キラキラのステージに観客は体を揺らし、会場はこれまでにないほどの多幸感に包まれていた。

　そして、カズタ＆ジュニョク＆ハンジュン＆ソンユン＆ドハの5人で東方神起の『MIROTIC』のカバー。サビではファンが「ミチョ！」とリアクションし、メンバーと一体に。彼らにとって思い出深い曲なだけに「青春スターを思い出した」「もう涙で大洪水」「卒倒しそう」と視聴組も大騒ぎだった。BIGBANGの『Bang Bang Bang』のイントロが流れると歓声はヒートアップ。ステージから捌けては再び登場を繰り返し、ファンのテンションを煽った。

『青春スター』時代の戦友登場でメンバー全員号泣！感動の再会に会場も涙腺崩壊

　客席のアンコールに応え、全員白T＆デニムに着替えてステージに登場。n.SSignのオリジナルソングの『Woo Woo (Original Ver)』を爽やかに披露し、ゆずの『いちご』を日本語でカバーした。ファイナルの盛り上がりぶりにヒウォンは「熱気が本当に半端ないですね」と微笑み、「時間がめっちゃ早いです」と日本語でコメント。そしてカズタが「今日はお客さんが来ました」と明かすと、『青春スター』で一緒に切磋琢磨していたロビンの姿が映されファンはびっくり。久々の再会にメンバーは喜び、客席にいるロビンに向かって「僕も愛してるよ！」と絶叫。ロビンとn.SSignは感動のあまり号泣してしまい、もらい泣きするファンも続出。「いつか君とステージに立てることを願っている。そして君が諦めないでほしいと願っている」（カズタ）、「正直君を呼ぶことに心苦しい気持ちもあったんだよ。僕も君とステージに立ちたいと思ってる」（ソンユン）、「一緒のチームでやっていて本当に僕の心の支えになってくれました」（ヒウォン）、「会いたかったし、愛してるよ」（ハンジュン）、「僕は感動的な言葉は言えないけど、君と踊って歌ってる時本当に幸せだったよ。何度でも君と一緒にステージに立ちたいな」（ジュニョク）、「ロビンとハンジュンと出会ってスタートを一緒に切れたのでこうやって僕もここにいるんだと思う」（ヒョン）、「ロビンとは練習生時代を3〜4年くらい一緒に過ごして申し訳ない気持ちがたくさんあるんです。いつも僕を信じてついて来てほしいと伝えてたんですけどその気持ちは今も変わらない。愛してるよ」（ドハ）とメンバーは泣きながらロビンにメッセージを伝えた。

　そして、ABEMAのドラマにn.SSign全員が出演すると発表されるとファンは大歓喜。素晴らしい新曲が完成したことも報告してくれた。ラスト『Monologue』で感動的な締めくくりへ。美しい歌声に包まれながら初の単独Zeppツアーは大盛況に終わった。なお、今回のライブはABEMAにて2023年4月25日（火）23:59まで見逃し配信中。

テキスト：近藤加奈子