『QUEENDOM PUZZLE』から誕生!実力派メンバー揃いのガールズグループ・EL7Z UP、初日本公演でキュートな素顔と圧倒的パフォーマンス披露

 EL7Z UPのメンバーは、フィソ(H1-KEY)、ナナ(woo!ah!)、ユキ(PURPLE KISS)、ケイ(Lovelyz出身)、ヨルム(WJSN)、ヨニ(Rocket Punch)、イェウン(CLC出身)の7人。経歴も年齢も異なり、それぞれのグループやフィールドで活躍する7人が、『QUEENDOM PUZZLE』を経てパズルのように組み合わされて誕生した。

【映像】EL7Z UP、初の来日公演の模様

ボーカル、ダンス、ラップ…各ポジションで実力発揮

『QUEENDOM PUZZLE』から誕生!実力派メンバー揃いのガールズグループ・EL7Z UP、初日本公演でキュートな素顔と圧倒的パフォーマンス披露

 悲鳴にも似た歓声が上がる中、EL7Z UPはまずデビュー曲「CHEEKY」をエネルギッシュにパフォーマンス。ユキとイェウンがキレのいいラップを繰り出したかと思えば、ケイは美しいボーカルを響かせ、ヨルムはポイントを効かせたダンスで魅了。それぞれ得意なスキルを存分に発揮して、華やかにステージを始める。

 トークでは、7人が元気に挨拶。ケイは「今日が最後の公演ということで、燃え尽きたいと思います」と意気込み、イェウンは流暢な日本語で「最後の日の最後の公演なんですけど、みんな盛り上がっていきましょう!」と拳を上げた。

 デビューアルバムのカムバックを終え、すぐにこのファンコンサートの準備に向かったEL7Z UP。ヨルムは「正直言って時間は多くはありませんでしたが、EL7Z U(エルズユー/ファンネーム)の皆さんにカッコいいステージを見せたくて頑張って準備をしてきました」と語る。また来日中のエピソードを問われると、日本人メンバーのユキは、前日の晩にフィソと街を歩き、プリクラを初めて一緒に撮ったことを告白。「2人で笑い合って撮って、すごく楽しかったです」と笑顔を浮かべた。

 1人ずつ77秒間で7つの質問に答えるというゲームでは、ユキがトップバッターに挙手。グループの中で天然キャラであるということを告白すると、メンバーも深く頷いていた。またフィソは「ウラチャチャ!」と喉のウォーミングアップをする様子を実演し、ヨルムは食べ物の話ばかりして食いしん坊の一面を覗かせる。

 日本語に翻訳されたEL7Z UPの楽曲の歌詞を解釈してタイトルを当てるというクイズでは、ユキ以外のメンバーが3人ずつ2チームに分かれて対決。ユキによってヨルム、ヨニ、フィソがエルズチーム、イェウン、ナナ、ユキがアップチームに振り分けられた。

 「早く集まって、今ここ」という歌詞の問題はナナが猛スピードで正解し、2問目の「もう少し果敢に、もっと表に出そうか」はアップチームが正解に近づくも完璧な解答とはならず、エルズチームが正解。しかしメンバー間の思いやりから引き分けという結果に。最後の「君がいてこそ私は、夢を見ることができるんだ」という難問ではメンバーが頭を抱え、ユキのヒントによって、見事にフィソが正解して勝利した。アップチームは罰ゲームとして「世界一可愛いダンス」を求められ、とびきりキュートに踊ってみせた。

 続いてのライブパートは「Die For You」で幕開け。メンバーはハイチェアに腰掛け、客席に時折手を振りながら、美しいボーカルを響かせた。続くVCRでは、ファンコンサート開催を祝し、メンバーがケーキをデコレーションしていく。「パズルクック」と題されたこのコーナーで、メンバーは部屋を徘徊して材料を捜索。にぎやかにケーキを飾り完成させた。

別人かのようなガールクラッシュステージ

『QUEENDOM PUZZLE』から誕生!実力派メンバー揃いのガールズグループ・EL7Z UP、初日本公演でキュートな素顔と圧倒的パフォーマンス披露

 再び現れたメンバーは、ブラックのタイトな衣装にチェンジ。これまでのムードとは打って変わった挑発的な表情を浮かべ、『QUEENDOM PUZZLE』のバトル曲であった「SNAP」「BAD BLOOD」をセクシーに披露する。そして10月15日にフランス・パリで行われた『MCOUNTDOWN IN FRANCE』で披露された、BLACKPINK「Pink Venom」のカバーも。フィソは芯が太くよく伸びるボーカルや、巧みな表情の変化で視線を釘付けにする。それぞれがすでにガールズグループで実績を積んできたメンバーだからこそ携えている余裕や、貫禄が感じられるガールクラッシュ感あるステージとなった。

 2回目のトークコーナーでは7つのミッションを1人1つずつ成功させ、パズルを成功させることを目指すゲーム「パーフェクト7」にチャレンジ。「CHEEKY」の200%ダンスチャレンジでは、“ダンスマシーン”ナナが自信たっぷりに挑み、ディテールまで意識して踊りながら表情もしっかりと決めて余裕でクリアする。ヨニは可愛らしく「さくらんぼ」のダンスを踊って、「かわいいー!」の声が殺到。「CHEEKY」のラップパートをカッコよく披露するというミッションでは、ケイが少し戸惑いながらも見事クリアする。イェウンはimaseの「NIGHT DANCER」を「私よくわからないんですけど…」と言いながらも、ノリノリで踊った。

 「可愛くてごめん」チャレンジではユキが「かわいすぎる!」と歓声を浴び、10秒間休まずにエンディングポーズをするというミッションでは、フィソがなぜかロボットダンスを盛り込んで笑いを誘う。そして最後にヨルムがメンバー全員と次々にハートポーズを決め、見事にパズルを完成させた。

「今も夢みたい」「私たちはいつも横にいます」

『QUEENDOM PUZZLE』から誕生!実力派メンバー揃いのガールズグループ・EL7Z UP、初日本公演でキュートな素顔と圧倒的パフォーマンス披露

 ユキが「もう1曲しか残ってないんですよ。悲しい人?」と客席に問いかけると、大きな声でレスポンスがあり、ユキは「それな!」とノリノリながらも寂しげな表情。そしてメンバーがそれぞれ最後の挨拶をしていく。ケイは「本当に日本に来たいと思っていました。今も夢みたいです。私たちを待っていてくださった皆さん、ありがとうございます。また日本に戻ってくるまで、今のように可愛くて愛らしい姿でちょっと待ってください!」と思いを伝え、ヨルムは「少し距離が離れていても、私たちはいつもEL7Z Uの横にいます」と約束する。

 ナナは「実は東京でファンコンサートをした時、思いが込み上げてきて最後に泣きそうになりました。本当にエネルギーを出し切ってステージができて。自分でも満足がいっています」と振り返り、「1つ聞きたいことがあります。EL7Z Uの皆さん、楽しかったですか?」と元気に問いかける。ファンからの大きな声を浴びて、満足げな表情を浮かべていた。最後にヨルムは「11月26日にも必ず会いに来てくださいね!」と、立川ステージガーデンで行う追加公演への期待を煽った。

 歓声が止まぬ中、EL7Z UPは本編の締めくくりとして、『QUEENDOM PUZZLE』のバトル曲「Last Piece」をカリスマ性あふれる迫力でパフォーマンス。トーク中のキュートさとは別人のように、強い眼差しで踊り切った。そして大阪にちなみ、たこ焼きポーズで客席と記念撮影を楽しんだ。

 客席からアンコールを求める手拍子と声が響き続けると、やがてスクリーンに、EL7Z UPのメンバーからの直筆メッセージが投影されていく。それぞれ漢字を交えた日本語で長文を綴り、たっぷりと愛を伝えた。最後にグッズTシャツに着替えた7人が「愛してるよー」「大好きー」と叫びながら登場。「Cloud 9」を、メンバー間でじゃれ合いながら温かみのある声で歌い上げ、別れを惜しみながらステージを後にした。

『QUEENDOM PUZZLE』から誕生!実力派メンバー揃いのガールズグループ・EL7Z UP、初日本公演でキュートな素顔と圧倒的パフォーマンス披露

 なおこの公演の模様は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で配信され、2023年11月23日(土)23:59まで見逃し視聴が可能だ。配信限定で、公演終了後の生コメントやメッセージムービーも視聴できる。

テキスト:岸野恵加
 

EL7Z UP JAPAN 1st FAN CONCERT ~Piece up~
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ABEMA