サザンオールスターズの“ぶっ飛んだ”エンタメ性を再認識 圧巻の年越しライブにファン歓喜「このライブを見なきゃ2020年は締まらなかった!!」
(C)西槇太一

 サザンの配信ライブは2020年6月25日、同じく横浜アリーナで行われた「サザンオールスターズ 特別ライブ 2020 『Keep Smilin'~皆さん、ありがとうございます!!~』」以来、2度目。年越しカウントダウンライブは、「サザンオールスターズ 年越しライブ2014『ひつじだよ!全員集合!』」以来6年ぶり。この日の公演では、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、直前に収録されたライブ映像が配信された。

 オープニングは、コタツのある居間でのんびり過ごす桑田佳祐(Vo, G)、関口和之(B)、松田弘(Dr)、原由子(Key)のコント風映像。原が年越しそばを黒電話で注文し、「今年はいろいろ大変だったけどさ、みんなでこうやって大晦日を迎えられてよかったよね」(桑田)「私たちもさあ、サザンのライブ見ながら年越しするのも初めてだよね」(原)などとおしゃべりしながら、ファンと一緒に開演を待つ。そこの現れたのは“ケーガーニーツ”の配達員に扮した野沢秀行(Per)。彼が桑田に届けたのは、年越しそばではなく、なんと“マンピーのカツラ”。桑田がカメラ目線で「これは、、、“嵐を呼ぶマンピー!!”」とつぶやくと、画面は横浜アリーナのステージに切り替わる。

「サザンオールスターズ!」という格闘技イベント風のアナウンスに導かれ、ステージに登場したメンバーは、松田のカウントとともに最初の楽曲「ふたりだけのパーティ」(AL「タイニイ・バブルス」/1980.03)を披露。桑田のスライドギターを軸にした軽やかなロックンロールが鳴り響き、一気にサザンの世界に導かれる。さらにピアノの軽快なフレーズ、いぶし銀のギター&ホーンから「My Foreplay Music」(AL「ステレオ太陽族」/1981.07)へ。冒頭から80年代初めの楽曲を続け、視聴者からは「ふぞろい(の林檎たち)思い出す」「年越しライブらしく最高のはじまり」といったコメントが寄せられた。首元に赤いキスマークを付けた桑田のボーカルも絶好調。バンドの仕上がりも完璧で、オープニングから“これぞサザン!”と快哉を叫びたくなるシーンが続いた。

「ありがとねー!」(桑田)という言葉に続き、球体ビジョンには回転する地球が映し出される。“Wow~Wow~Wow”というシンガロング必至のコーラスからはじまったのは、「東京VICTORY」(SG「東京VICTORY」/2014.09)。将棋の藤井聡太二冠、体操の内村航平選手などがスクリーンに映されるなか、「風になりたくて/翔び立て One more chance!!」という前向きなフレーズが鳴り響くと、コメント欄には「2020といえばこれ」「命ある限り前向きに生きていこうね!」という言葉が並んだ。曲の最後に「みなさん、よいお年を迎えましょう!」と歌い上げる場面も印象的だった。

サザンオールスターズの“ぶっ飛んだ”エンタメ性を再認識 圧巻の年越しライブにファン歓喜「このライブを見なきゃ2020年は締まらなかった!!」

“少しでもファンを元気づけたい” 真摯な思いが伝わるMCが心に響く

(C)関口佳代

「みんな元気ですかー! この1年本当にお疲れ様でした。長かったのか、短かったのか、みなさんも不安で、心休まることのない1年だったと思いますけども、とにかく医療に携わる方々、エッセンシャルワーカーの方々、本当にご苦労をおかけしております。メンバー、スタッフ一同、感謝を申し上げます」

「サザン、スタッフ、ファンのみなさんの魂とともに、ここ横浜アリーナに帰って参りました! コロナウイルスという大変な災害の年が間もなく暮れようとしておりますが、来年こそは幸せな年でありますように、祈りを込めて。新たなる素晴らしい夜明けに向けて、画面越しのみなさまとともに楽しく過ごして参りたいと思います!」という桑田のMCからは、“少しでも大変な1年を過ごして来たファンを元気づけたい”という真摯な思いが伝わってきた。

「曲順決めてないんだよな。次、何やる?」(桑田)と笑いを取った後は、「いとしのフィート」(AL「熱い胸さわぎ」/1978.08)。桑田が影響を受けたリトル・フィートのテイストと“お正月ソング”を掛け合わせた初期の隠れた名曲だ。

 さらに本格的なレゲエを取り入れた「恋するマンスリー・デイ」(SG「恋するマンスリー・デイ」/1980.03)、サザン流のAORナンバー「あっという間の夢のTONIGHT」(AL「人気者で行こう」/1984.07)と80'sの楽曲を続けて披露。これらの楽曲からは、幅広い音楽性を吸収、血肉化しながら発展を続けているサザンの原点を感じ取ることができた。「しぶい曲多くて俺得」「通好み選曲最高!!」「人気者で行こうも名盤だねー」とコアなファンも大絶賛だ。

 この後もサザンの奥深い音楽性をたっぷり堪能できるシーンが続いた。

 軽快なギターカッティングとホーンセクションを軸にした「君だけに夢をもう一度」(SG「シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA」/1992.07)では、ブルーを基調とした照明と映像が“あの夏”の切ない思い出を綴った歌詞と見事にリンク。さらにブルージーなピアノ&ギターから始まる「夜風のオン・ザ・ビーチ」(AL「ステレオ太陽族」/1981.07)では、切ないメロディと『辻堂あたりで気取ってようじゃん』という歌詞、夕陽を想起させるライティングが溶け合う。

 クリスマスの鐘の音に導かれた「LONELY WOMAN」(SG「愛と欲望の日々 / LONELY WOMAN」/2004.11)で切ない喪失感を演出した後は、80年代の名曲の一つ「Ya Ya(あの時代[とき]を忘れない)」(SG「Ya Ya(あの時代[とき]を忘れない)」/1982.10)へ。美しいギターのアルペジオ、女性による英語の語りが聴こえてきた瞬間、視聴者も「泣いちゃう」「鳥肌立った」と即座に反応。“目に浮かぶのはBetter Days”に象徴されるノスタルジックな歌詞、繊細さとスケール感合わせ持ったメロディがゆったりと広がり、大きな感動につながる。客席に設置されたライトが星空のような空間を作り出す演出、メンバーによる厚みのあるコーラスワークも絶品だ。さらに過去のライブ映像の観客の様子も映し出され、まさに“あの時代を忘れない”という思いを視聴者に印象づけた。

サザンオールスターズの“ぶっ飛んだ”エンタメ性を再認識 圧巻の年越しライブにファン歓喜「このライブを見なきゃ2020年は締まらなかった!!」

「素敵すぎて息が詰まる」長きキャリアを行き来する数々の名曲にファン感涙

(C)西槇太一

 40年以上のキャリアを行き来するように放たれる名曲に対し、オーディエンスからも「最高オブ最高オブ最高!!!!」「泣けてくる」「素敵すぎて息が詰まる」と感涙コメントが続々と届く。初期から応援するファンはもちろん、“知らない曲が多い”というオーディエンスもしっかりと惹きつける普遍性もまた、サザンオールスターズが長きに渡って支持され続けている理由。数多くのヒット曲を持つバンドだが、シングルのカップリング曲、アルバムの収録曲のなかにも、名曲がたっぷり。本当に底知れぬ魅力を備えたバンドである。

「ありがとう! スタンド! アリーナ! センター! 画面越しの皆さん! お母さん!」となぜかお母さんにまで呼びかけた後は、2度目のMC。

「今年は本当に特別な1年でした。故郷に帰るはずだったけど、お一人でコレを見ているという方もいらっしゃると思います。とにかくお体に気を付けて、年末年始を穏やかにゆったりと過ごしていただきたいと思います」と改めて語り掛け、メンバー紹介へ。斎藤誠のギターからファンキーなセッションを繰り広げつつ、片山敦夫(Key)、肩の手術から復帰した松田弘(豪快なドラムソロに対し、桑田が“弘、最高!”とシャウト)、野沢秀行、“横浜が生んだ天才少女”とコールされた原由子、コーラスのTIGER、小田原“ODY”友洋、山本拓夫(Sax)、吉田治(Sax)、菅坡雅彦(Tp)がソロ演奏を披露。最後に斎藤が桑田を紹介し、「サザンオールスターズ!」と叫んだ。

桑田「えーと、次の曲なんだっけ? 誠ちゃん、なんだっけ?」

斎藤「オレ?」

桑田「関口はわかる?」

関口「オレ?」

桑田「TIGER、次の曲なんだっけ?」

TIGER「オレ?」

桑田「……思い出した、それやろう」

 というやり取りを挟み、「愛は花のように(Ole!)」(AL「SOUTHERN ALL STARS」/1990.01)でライブが再開。スパニッシュ音楽のエッセンスをたっぷり注ぎ込んだサウンド、全編スペイン語の歌詞によるこの曲は、サザンの多様性を示す1曲であり、このバンド以外では絶対に成立しないだろう。吉田治のフルート、菅坡雅彦のトランペットによる情熱的なソロ演奏、“Ole!”という華やかなコーラスによって、ライブの高揚感は徐々に上がっていく。

「走れ!! トーキョー・タウン」(SG「匂艶 (にじいろ) THE NIGHT CLUB」/1982.05)では、80‘sニューウェイブ的なサウンドを響かせ、ライブの雰囲気は一変。東京の街並みをイメージさせる8bit風のアニメ映像、近未来的な衣装に身を包んだ女性ダンサーも、楽曲の世界観をしっかりと増幅させていた。「この曲初めて聴いたけど最高」というコメントもあったが、同じ感想を持った視聴者も多かったのではないだろうか。

 ライブ中盤でオーディエンスにもっとも衝撃を与えたのは、「世界の屋根を撃つ雨のリズム」(SG「BLUE HEAVEN」/1997.11)だったと思う。エフェクトティブなギターの音像が広がった瞬間、「まさかこれくるとは!」「ほんとマニア選曲」「攻めすぎだろw」という驚きと喜びのコメントが一気に増加。まるで組曲のような楽曲展開、緻密なアレンジと奔放なアイデアを共存させた演奏、『狂乱、騒乱、光線銃/ワイセツ、カーセックス、トーテムポール』と言葉遊びに溢れた歌詞が一つになったこの曲は、サザンのディープな音楽性を示していた。90年代のプログレ、サイケデリックを色濃く反映させながら、誰が聴いても楽しめるポップスに導くセンスと技術はやはり別格だ。万華鏡のように色を変えるライティングと映像にも目を奪われた。

サザンオールスターズの“ぶっ飛んだ”エンタメ性を再認識 圧巻の年越しライブにファン歓喜「このライブを見なきゃ2020年は締まらなかった!!」

ファンの人生と深く結びつくサザンの楽曲 『LOVE AFFAIR~秘密のデート~』では「車で回ったこのコース」「遊びに行った日々を思い出すな」などの声も

(C)高田梓

 東京・国立競技場が画面に映し出され、煌びやかな照明とともに披露されたのは、「栄光の男」(SG「ピースとハイライト」/2013.08)。1970年代半ばの昭和の思い出しながら、変わり続ける世の中で『浮かれたあの頃』を思い出す“俺”。どんなに昔を懐かしんでも、あの頃は決して戻ってこない。年老いても、孤独であっても、何とか人生を歩んでいきたいーーそんな切実な思いを綴った2010年代のサザンを象徴する楽曲だ。『満月が都会の~』というフレーズに合わせ、球体ビジョンが満月に変貌。美しいライティングのなかで切なさに溢れたボーカルが響き、バンドのギアがさらに上がっていく。

 桑田がハンドマイクで『海街の風に揺れながら/キミは振り返り ボクに微笑みを』と歌い出すと同時に心地良いノスタルジーが伝わってきたのは、「はっぴいえんど」(AL「葡萄」/2015.03)。大事な人と一緒に歩んできた人生を振り返り、これからも側にいてほしいと願うこの歌は、壮年のファンには切なく、若いファンにはロマンティックに響くはず。「栄光の男」と同じく、サザンの音楽が10年代以降も深みを増していることがはっきりと感じられる。鍵盤、ギターのソロをじっくり味わい、カメラ目線で視聴者にアピールする桑田も、このステージを全身で楽しんでいるようだった。

 船の汽笛、海鳥の鳴き声、真っ赤なライトに導かれたのは、「LOVE AFFAIR~秘密のデート~」SG「LOVE AFFAIR~秘密のデート~」/1998.02)。華やかなバンドサウンドと切ない恋愛模様のコントラストが印象的なこの曲は、言うまでもなく、サザンの代表曲の一つ。『マリンルージュで愛されて~』からはじまる神奈川の地名・店名を羅列するサビは、まさに“これぞサザン!”だ。コメント欄の「車で回ったこのコース」「遊びに行った日々を思い出すな」という言葉からは、サザンの楽曲がファンの人生と強く結びついていることが改めて感じられた。サックスのソロパートでは、夜景の見えるバーで逢瀬を楽しむカップル(ダンサー)が登場。心地よいテンポ感とともに、ライブの高揚感も一気に上がっていく。

 続いては、サザン史上屈指のアッパーチューン「ボディ・スペシャルII(BODY SPECIAL) (SG「ボディ・スペシャルII(BODY SPECIAL)」。シックなジャズ・アレンジから始まりーー官能的なサウンドと色気に溢れた大人の“ボディスぺ2”だーー2番からは原曲通りのロックチューンに変貌。“Oh, Yeah!”という爆発的なシャウト、スポーティーかつワイルドなスタイルのダンサーたちによるパフォーマンス、テンション最高潮のバンドサウンドが絡み合い、ライブの熱気は一気に頂点へ。「みんな、いい年を迎えましょう!」「スタンド、アリーナ、画面越し、カモン!」「世の中、もっと来い!」とカメラ目線で煽りまくる桑田のステージングも最高にカッコいい。

 女性の妖しい笑い声、緑のレーザーライト、舞台の周囲に立ち上る炎とともに放たれたのは、そう、「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」(SG「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」/1993.07) 。仮面&下着&マントを身にまとったダンサーがワイヤーアクションで横浜アリーナの中空を舞い、ド派手レーザーが飛び交う演出に「エロとセクシーが合わさってカッコいい」「激アツ」と視聴者も大興奮。演者同士のソーシャルディスタンスを維持しながら、サザンらしいエンターテインメントが炸裂しまくる。

さらに「BOHBO No.5」(SG「BOHBO No.5 / 神の島遥か国」/2005.07)では、この日いちばん盛大な炎が立ち上がり、巨大なスクリーンも大炎上&大爆発。お尻をプルプルさせるダンサーの振り付けも文句なしに素晴らしいが、その中心を担っているのはやはり桑田のボーカル。ケレンミと凄み、溢れんばかりの叙情性を共存させた歌声はやはり唯一無二だ。

サザンオールスターズの“ぶっ飛んだ”エンタメ性を再認識 圧巻の年越しライブにファン歓喜「このライブを見なきゃ2020年は締まらなかった!!」

デビュー曲「勝手にシンドバッド」では歌詞をアレンジ “コロナ禍”の日本に渾身のメッセージ

(C)関口佳代

「スタンド、アリーナ、画面越し!その日は必ずやってくるぞ!」という渾身のシャウトに導かれた本編ラストはもちろん、「マンピーのG★SPOT」(SG「マンピーのG★SPOT」/1995.05)。“嵐”の文字が記されたヅラを被った桑田は、ねぶた祭、花笠など日本各地の祭りの衣装を着たダンサー、スタッフとともに横浜アリーナを祝祭の渦へと巻きこむ。移動式のクレーンに乗り、『芥川龍之介がスライを聴いて~』と歌いながら大量の紙吹雪を撒き散らす桑田のえげつないほどのエンターテイナーぶりはまさに圧巻だ。「みなさん、年が明けるぞ!」という桑田の合図でカウントダウンがスタート。

 2021年になった瞬間にカラフルな風船が会場に舞い降り、「音楽関係、エンタメ業界は負けないからな!」という宣言で本編はエンディングを迎えた。

 画面は切り替わり、再びこたつを囲むメンバーの姿が映し出される。居眠りしていた風の5人は「とにかく今年は明るい年にしたいねえ」と朗らかに語り合い、「アンコールがはじまる!」と焦ってテレビをつける……というところで横浜アリーナの映像へ戻る。

 アンコールは前向きなヴァイブスに満ちた「希望の轍」(AL「稲村ジェーン」/1990.09)から。さらに80年代から変わらぬ人気を誇る「夕方 HOLD ON ME」(AL「人気者で行こう」/1984.07) で桑田がハイトーンな歌声を響かせ、「久しぶりの夕方最高!」「コンディション絶好調!」「桑田さん若いなあ」とファンを大いに沸かせる。

「今年こそはみなさんと生で、直にお会いしたい!」

「日本中に幸せが舞い降りますように、最後にこの曲を歌わせてもらいます」

 切実な願いを込めたMCを挟み、最後は1978年のデビュー曲「勝手にシンドバッド」(SG「勝手にシンドバッド」/1978.06)。ラテン、ロック、歌謡が入り混じるサザンの原点であるこの曲は、40年以上経ってもまったく色褪せず、パワー全開。元旦らしく、晴れ着姿のダンサーとともに画面の向こうのオーディエンスをアゲまくる。

 2番では「暮れも正月もなく 人の命守る 医療従事者の皆さん そして家族の方々を守ろう/収束が見えてこない みんな苦しいけど コロナ禍を乗り越えて いつか素敵な未来を迎えよう」と歌い、日本中にメッセージを伝えた。

 最後は「今年はみんなに会いたいな。待ってろよ! 素晴らしい1年を。死ぬなよ!」と訴え、ライブは大団円。コメント欄には「本当にありがとー!」「このサザンの年越しライブを見なきゃ、2020年は明けなかった!!」「みんなで乗り越えよう!私たちにはサザンがついてる!」「生きるのきつくてもサザンのために生きる」という感謝の言葉が押し寄せた。さらにライブ終了後には、画面には疫病退散、2021年の再会を願って札幌市、陸前高田市、茅ヶ崎市、名古屋市、大津市、宮崎市で打ち上げられた花火「みんなで上げよう!! 全国Keep Smilin'花火」の映像が桑田佳祐の楽曲「SMILE ~晴れ渡る空のように~」に乗せて映し出された。

 40年以上に及ぶキャリアを網羅するセットリスト、さらに深みを増したバンドサウンドとボーカル、ぶっ飛んだエンタメ性に溢れたステージによって、大変だった1年の最後に、日本中を元気づけたサザンオールスターズ。状況が落ち着けば、いち早くこのバンドのライブを絶対に生で観たいーーそんな思いがさらに強まる最強&最高のステージだった。

 なお、本公演のライブ映像は、1月7日(木)いっぱいまで見逃し配信を視聴することができる。今からでもチケットの購入が可能で、チケットの購入は1月7日(木)21:30まで。

「セットリスト」

1.ふたりだけのパーティ

2.My Foreplay Music

3.東京VICTORY

4.いとしのフィート

5.恋するマンスリー・デイ

6.あっという間の夢のTONIGHT

7.君だけに夢をもう一度

8.夜風のオン・ザ・ビーチ

9.LONELY WOMAN

10.Ya Ya(あの時代[とき]を忘れない)

11.愛は花のように(Ole!) 

12.走れ!! トーキョー・タウン

13.世界の屋根を撃つ雨のリズム

14.栄光の男

15.はっぴいえんど

16.LOVE AFFAIR~秘密のデート~

17.ボディ・スペシャルII(BODY SPECIAL)

18.エロティカ・セブン EROTICA SEVEN

19.BOHBO No.5

20.マンピーのG★SPOT

[ ENCORE ]

21.希望の轍

22.夕方 HOLD ON ME

23.勝手にシンドバッド

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