FANTASTICSのツインヴォーカル、八木勇征&中島颯太は、気合い十分にリハーサルに臨んでいると、インタビューで明かした。2020年は1stアルバム『FANTASTIC 9』を発表したほか、直近では7thシングル『High Fever』もリリースし、グループとしての楽曲の厚みも増した。さらには、初主演ドラマ『マネキン・ナイト・フィーバー』にメンバー全員で初主演を務めるなど、自分たちの可能性を押し拡げている。

 八木と中島に、彩り豊かだった2020年の活動について、また2021年の個人目標や公演に向けての意気込みなど、多方語ってもらった。

2020年の経験を、この先に。「アーティストとしての成長につなげたい」

――今年もあとわずかですが、2020年はFANTASTICSとして、どのような1年になったと感じますか?

中島: 2020年に控えていたアリーナツアー(『FANTASTICS LIVE TOUR 2020 "FNT"』)ができなかったり、皆さんに会えないことで、直接会ってパフォーマンスすることの難しさと、ありがたさをすごく感じた年でした。これまでやっていたことができなくなったからこそ、より感謝の気持ちにすごく気づけたと言いますか。今年はメンバー全員で「ライブができなかったら、僕たちはどう新しいエンタテインメントを発信していこうか」と、リモート会議をよくしていて、その時間が新しいFANTASTICSにつながったのかな、とも思います。また『LIVE×ONLINE』という新しい見せ方、新しいエンタテインメントにも出会えました。『LIVE×ONLINE』では、普段なかなか会場に足を運べない人も楽しめるようなエンタテインメント、という強みもあると思っています。僕たちも「もっと違う形もできるんじゃないか」と、今後にワクワクしています。

八木: 颯太が言ってくれたように、アリーナツアーができなくなって、すごく溜まる思いや、歯がゆい思いがありました。けれど、その期間があったからこそ、メンバー全員がいちアーティスト、いち個人として向き合えましたし、そんな時間がたくさん取れた1年でした。ひとり、ひとりがインプットしたものを、来年のFANTASTICSの活動でも、Jr.EXILEとしての活動でも出したいですし、そうできるいい時間になったと思います。自分がアーティストでいる以上、次につなげることがすごく大事だと感じています。自分を見つめ直すいい機会でした。

――ご自身の中で、特に大きかったことは何でしたか?

八木: 自分自身が「やりたかったんだな」と気づけたことが、多々ありました。FANTASTICS全員で出演した『マネキン・ナイト・フィーバー』という初主演ドラマの経験をして、自分は、「あ、演技楽しいな、もっとやってみたいな!」と思いました。あと、前から思っていたのですが、声優としての仕事もやってみたいな、と。

――お仕事の幅に対して、いい意味での欲が芽生えていったんですね。

八木: 自分がやりたいことを今までは控えていたというか。アーティストとして、もっともっと成長しなきゃいけない部分もあったので、なかなか表立って言葉にはしていなかったんです。けれど、ドラマだったりを経験することが、自分のアーティストとしての成長につながることだと気づけました。だから、今後は自分の中で秘めることをせずに、どんどん発信していきたいです。

――ドラマ内、水野美紀さんとの掛け合いも刺激になったんでしょうか?

八木: めちゃくちゃ刺激でした!間違いないです!!

中島: 水野さん、僕たちのことを本当に気にかけてくださっていたんです。水野さんの出番は終わって帰れる時間なんですが、残って見てくださって、「もっと、こうしたら面白くなるよ」みたいに、アドバイスもいただいたりして。本当に、すごく光栄でした。そこでは勇征くんのシーンも多くて、水野さんのおっしゃることに、勇征くんが全部対応できていたんです。めっちゃ変わったのを僕は間近で見ていましたし、みんなで、「きっと勇征くん、自分でも楽しいと思ってやってるんだろうね」と話していました!

八木: (ニコニコうなずく)

――中島さんも、ご自身的に大きかったことや来年につなげたいことなど、ありますか?

中島: 今年は音楽を聴く機会が特に多くて、インプットの年になりました。ひとりでずっとピアノを弾いたり、ギターを弾いたり、パソコンに打ち込んで新しいメロディを作ったり、いろいろやっていたんです。来年は、そういう作詞作曲の時間もどんどん作って、発表していきたいです。将来の大きな夢としては、自分の作詞作曲したものをFANTASTICSでパフォーマンスしたいから、来年は重点的に、かつ目標としてやっていきたいと思います。

「僕たちにしかできない強み」を生かした『LIVE×ONLINE』、そして“年忘れ”したいことは…

――26日の『LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER』についてもお伺いしたく、構成などはもう固まっていますか?

中島: そうですね!去年、ホールツアー『FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE』を回ったときに、音楽の”SOUND”と演劇の”DRAMA”を融合するという、LDHでは初の試みをやったんです。そのときの演出を、今回の『LIVE×ONLINE』では反映している箇所があったり…。かつて見た方は、テンションが上がる部分もたくさんあると思いますし、今回初めて見る方には、「こんなことをするグループなんだ!」という新しい発見をしていただけるはずです!ほかのグループでは絶対やらないようなことも、めちゃくちゃそのパートに入っています。ひとり、ひとりの個性的な感じも含めて、FANTASTICSならではのライブが届けられるのではないか、と思います。

八木: ライブをするにしても、いろいろな活動をする中でも、僕たちって、いい意味で、「FANTASTICSじゃないと、できないよね」と言っていただけるんです。今回も、僕たちにしかできないエンタテインメントが、ライブの中にも本当に組み込まれていると思います。もっと言えば、今回の『LIVE×ONLINE』は「年忘れナイトフィーバー」というテーマも掲げているので、少し企画ものも入っていたりします。おそらく、こういうエンタテインメントの見せ方は、まず僕たちしかやらないだろうし、僕たちにしかできない強みだとも思っています。FANTASTICSのグループとしての色や、バラエティー性に富んでいるところを見ていただけますし、パフォーマンスになると、僕らはしっかり切り替えるなど切り替えが激しいので、そのあたりのギャップも楽しんでもらいたくて。ライブを見てもらったら、直に伝わるのではないか、と思っています。とにかく、見てほしいです!

――FANTASTICSさんは、格好いいパフォーマンスと、楽しさ200%といった感じの、いいギャップがありますよね。

中島: めちゃくちゃおちゃらけるとき、あるので(笑)。

八木: (笑)。

――「年忘れナイトフィーバー」の「年忘れ」にかけて、おふたりが忘れたいこと、今年に置いていきたいものなど、何かありますか?

八木: 俺、あります(即答)。

中島: ええ~、もう!?

――何ですか?

八木: 早食いです!本当に食べるのが早くて。食べていると、口の中を噛んでしまって、口内炎がめっちゃできちゃうんです(笑)。

中島: (笑)。

八木: レコーディング前日に口内炎ができちゃって、めっちゃ痛かったんです。口内炎を、今年置いていきたいです!

――(笑)。早食いを改善するために、考えられる策は?

八木: 今、3回咀嚼してるだけだから…うーんと…。(中島に)早いよね?俺。

中島: めっちゃくちゃ早い!「飲んでるのか!?」と思うくらい。あと、量もめちゃくちゃ食べるんですよ。

八木: そう。だから、ゆっくり食べる環境作りから始めようかな。ローテンポな曲を流しながら食べる、とか(笑)。

――ぜひ(笑)。中島さんも「年忘れ」にかけて、今年限りで卒業したいことなど、ありますか?

中島: すごく小さいことなんですけど、掃除ですかね。こまめには掃除するんですけど、「もういっか」という気持ちがありながらやっているんです。「もういっか」を置いて、来年は掃除をしていきたいです。

八木: 結構あるよね!(中島は)適当なんで(笑)。

中島: 適当じゃないです(笑)。でも、ちゃんと掃除していきたいです!

取材・文:赤山恭子

写真:You Ishii

【FANTASTICS 八木勇征×中島颯太インタビュー】2020年の経験を糧に、自分たちにしかできないライブへ

■「LIVE×ONLINE」FANTASTICS

出演:FANTASTICS from EXILE TRIBE

配信:12月26日(土)よる8時

見逃し配信期間:番組放送後から12月29日(火)23:59

詳細&購入ページ:https://abema.tv/channels/payperview-1/slots/9HzAZEVqJZ7gkw

※「Go Toイベントキャンペーン」対象のチケットは最新のアプリバージョンでのみ購入できます。

※アベマLDH祭りまとめはこちらから(https://abema-ldh.abema.tv/posts/11166294

12月26日(土)よる8時~アベマLDH祭り「LIVE×ONLINE」FANTASTICS
12月26日(土)よる8時~アベマLDH祭り「LIVE×ONLINE」FANTASTICS
ABEMA
【FANTASTICS 八木勇征×中島颯太インタビュー】2020年の経験を糧に、自分たちにしかできないライブへ

ABEMA独占生配信『アベマLDH祭り「LIVE×ONLINE」COUNTDOWN2020▶2021』公演概要

出演:EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE

開場:12月31日(木)よる8時30分

配信:12月31日(木)よる9時

見逃し配信期間:番組放送後から2021年1月3日(日)24:59

購入ページ:https://abe.ma/2HHgOvz

※「Go Toイベントキャンペーン」対象のチケットは最新のアプリバージョンでのみ購入できます。

※EXILE メンバーの白濱亜嵐、関口メンディーの出演はございません。

アベマLDH祭り「LIVE×ONLINE」COUNTDOWN 2020▶2021 | 【ABEMA】テレビ&ビデオエンターテインメント
アベマLDH祭り「LIVE×ONLINE」COUNTDOWN 2020▶2021 | 【ABEMA】テレビ&ビデオエンターテインメント
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FANTASTICSシブザイル限定パフォーマンス
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