2023年の秋アニメも数多くの作品が放送されている。この記事では、「最終回まで見続けたい秋アニメ」について100人にアンケートを実施した結果を、選んだ理由とともにランキング形式で発表する。

1位:SPY×FAMILY Season2

 第1位は「SPY×FAMILY Season2」。遠藤達哉さんの同名漫画が原作のホームコメディー第2期。すご腕スパイである“黄昏”が任務のために精神科医のロイド・フォージャーにふんし、超能力者の少女・アーニャを娘に、殺し屋・ヨルを妻に迎え、お互いの正体を隠して暮らす“かりそめの家族”を描く物語。

 【選んだ理由】
「コミカルとシリアスとのバランスが絶妙だから。フォージャー家やイーデン校などでの登場人物たちの交流をみて、毎回ほっこりとしている。アーニャたちの顔芸(?)にも、くすっと笑ってしまう。また、本作ではヨルさんのたたかう姿や彼女の「覚悟」がみられそうなことも、理由の1つ。ピンチに陥っても、家族の絆で乗り越えてほしいと思う」(とまと)

「子どもたちと大人が一緒に楽しめる。親子の共通の話題でコミュニケーションのきっかけにもなる。アニメをきっかけに原作の漫画を借りにいったりして良好なコミュニケーションツールとなっている」(まみん)

「とにかくアーニャが可愛くてハマって見てしまう。season 1も、キャラクターの魅力に加えて、ストーリーの面白さも十分に感じられる作品で、続きが気になって必ず見ていた」(ninarihi)

2位:葬送のフリーレン

 第2位は「葬送のフリーレン」。山田鐘人さんの漫画が原作のファンタジー。魔王を倒し、平和をもたらした勇者・ヒンメル、エルフの魔法使い・フリーレンら一行の後日譚を描く。共に戦った10年間の冒険を振り返り、解散した一行は50年後に再会。千年以上生きているフリーレンは人間である勇者・ヒンメルの死に立ち会ったことをきっかけに新たな旅に出る。

 【選んだ理由】
「原作マンガが大好きでアニメ版も楽しみにしていたのだが、期待以上で初回から泣いてしまった。魔法のシーンはやっぱり映像の方が迫力があるしキレイだし満足感がある。声優さんの声もイメージにピッタリ。原作に忠実に進んでいるためモヤモヤせず安心してアニメの良さを堪能できるので、最終回まで見続けたい!」(りどりど)

「勇者と仲間が魔王を倒したその後の世界を舞台にしているのが新しさを感じる。フリーレンが新たな仲間と再び旅をしながら、以前の仲間を思い、新たな感情を発見していくのがほほえましい。フリーレンは優秀な魔法使いなのにドジな面もあり、仲間も個性的なので今後の展開が楽しみ」(みち山川)

3位:薬屋のひとりごと

 第3位は「薬屋のひとりごと」。日向夏さんのライトノベルが原作の中華風ミステリー。花街で薬屋を営んでいた少女・猫猫(マオマオ)が後宮に売られ、下働きすることに。皇帝の皇子たちが連続死していることを聞き、その真相を探り始める。好奇心と知識欲がおう盛で“薬”や“毒”と聞くと気持ちが高ぶる猫猫は帝の寵妃の毒見役に任命され、難事件を解決していく。

 【選んだ理由】
「漫画版で現在読んでいる作品であり、ストーリーが好きであるため。後宮で下働きしている娘、猫猫が様々な謎を解き明かしていく物語である。謎解きエンタメかと思いきや、猫猫と宦官である壬氏の恋愛ストーリーも組み込まれており、とてもわくわくする作品である」(niju-maru)

4位:キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編

 第4位は「キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編」。高橋陽一さん原作の少年サッカーアニメ第2期。南葛VS東邦学園の同時優勝で幕を閉じた全国中学生サッカー大会。南葛のキャプテン・大空翼、東邦学園の日向小次郎などの国内組、ドイツに留学したゴールキーパー・若林源三、翼と小学校時代にゴールデンコンビを組んでいた岬太郎ら海外組はフランス・パリで開催される国際ジュニアユース大会に向けて動き出していた。

【選んだ理由】
「昔読んでいたキャプテン翼が懐かしく、ジュニアユース編は記憶が薄れていたので、各国のスター選手たちとの戦いの中で起こるありえないシチュエーションなど含めて視聴を楽しみたい」(shige88888)

5位:進撃の巨人 The Final Season 完結編

 第5位は「進撃の巨人 The Final Season 完結編」。諫山創さんの同名漫画を原作としたダークファンタジーのファイナルシーズン完結編(後編)。人を食らう巨人と人類を守る調査兵団との壮絶な戦いを10年にわたり描いてきた作品で、「終尾の巨人」となり世界を滅ぼそうとするエレンを止めるべく、ミカサ、アルミンら6名となった調査兵団が最後の戦いに挑む。

 【選んだ理由】
「シーズン1からずっと見ているので、エレンの最後の結末は絶対に見逃せないし、何と言ってもこの進撃の巨人は最初から伏線が多く、そこが推察していく楽しさやストーリーの面白いところでもある」(maru)

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【調査概要】
・調査期間:2023年10月23日〜10月24日
・調査機関:自社調査
・調査対象:10~50代以上の男女(性別回答しないを含む)
・有効回答数:100名
・調査方法:公式Twitterアカウント、他インターネット
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