「ELEVATOR TV」は日本最大級となる全国約6,700基のマンション内のエレベーターにサイネージ端末を設置し、月間約570万人の延べリーチが可能なメディアとなっている。生活導線の中で最初と最後に接触し、生活者の「興味関心」や「利用・購入意向」が上がることから『心を動かすメディア』として、生活者により近いBtoC商材を中心に多くの広告主から広告出稿の要望があるとしている。

ELEVATOR TVの概要 https://www.www2.cmertv.co.jp/elevator-tv

■施策概要
・広告主様:株式会社NTTドコモ
・訴求内容:「CLINICS」サービス
・配信メニュー:ELEVATOR TV
・掲載期間:2023年2月27日~2023年3月26日(28日間)
・配信セグメント:サービス展開エリア内のマンション
・放映台数:4,743台

■アンケート結果
Q1:視認率

 エレベーターという滞在時間が短い(平均15~20秒)環境にも関わらず、69%が該当のCMを見たと回答した。CMerTVが展開している美容室サイネージ「BEAUTINISTA TV」(平均滞在時間150分で視認率平均が66.6%)と比較しても遜色ない結果が得られた。

Q2:認知

 視認者の89.1%が「知っている」と回答し、その中の52.9%がELEVATOR TVで動画広告を見て認知したと回答している。「毎日利用する」エレベーターという空間で、音声ONかつ2分ロールでの配信で接触頻度が高くなる「ELEVATOR TV」のメディア特性が寄与していると考えられる。

Q3:詳細認知

 放映されたCM内で訴求している詳細認知については全項目で向上しているが、特に「お薬手帳機能へのお薬登録でdポイントが貰える」「オンライン診療アプリダウンロード数No.1」の2項目については、音声はなく画像のみで訴求がされていたが、他の項目の数値と大差ない結果となっている。

 上記結果については別途実施した「エレベーター内でELEVATOR TVを見る理由」についても視認者の44%が「動画から情報収集が出来る」と回答しており、能動的にサイネージ画面を見ているユーザーが多いことも要因と考えられる。その結果、視認後行動についてのアンケートでも72.5%が検索やダウンロードなどの行動をとっていることも分かった。

Q4:興味関心
Q5:利用意向

 視認者の74.6%が「興味がある」「やや興味がある」と回答し、利用意向に至っては既に利用した人も含めると66.7%が利用意向を示している。マンションのエレベーターというロケーションと自宅でオンライン診療が出来る「CLINCS」の相性の良さが上記結果に結びついていると考えられる。

■調査概要
・調査期間:2023年2月27日~2023年3月26日
・調査機関(調査主体):楽天インサイト
・調査対象:楽天インサイトのモニター
・有効回答数(サンプル数):接触者200/非接触者200(広告視認者138)
・調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査