東京では「動画」、東アジアでは「eスポーツ」が人気

 家での余暇時間の過ごし方を尋ねた。各都市ともに、「配信動画視聴」「SNS・ネット」「テレビ・ラジオ視聴」「音楽視聴」などが上位だった。また、東アジアの各都市では「eスポーツ」が7~9位であるのに対し、東京では16位に留まった。「eスポーツ」の順位が低かったのは、東京の他に、ロンドン、パリ、ベルリンのヨーロッパ3都市だったが、「スマホゲーム・ゲーム機」は4~7位と上位であり、ゲーム自体への関心は高いことが分かる。

 また、利用しているSNSでどのような情報に触れているか尋ねたところ、多くの都市で「趣味・エンターテインメント」が1~5位と関心が高いことが分かった。

 趣味・エンターテインメントのサブスク、および、オンライン経由での各種サービスの利用状況を見てみると、20都市の多くの消費者が何かしらの動画配信や音楽配信を利用していることが分かった。「フードデリバリー」は東南・南アジアにおける利用率が高く、上位3都市はマニラ70.8%、ジャカルタ68.3%、クアラルンプール64.3%で、広く普及していることが伺える。

 「趣味・エンターテインメント」に関連して、「推し活」をする人がどのくらいいるのか、20都市で比較した。インドのムンバイ、デリー、中国の広州、北京、上海で約60%以上、他の多くの都市でも40%前後となった。推し活消費は、多くの都市で定着していることが分かる。なお、ここでの「推し活」とは、以下の注釈にある通り自分の好きな作品や人物等に関連した消費活動を行うことと定義している。

 このように同調査では、各都市で趣味・エンタメ領域のオンライン消費が活発であることが分かった。

調査概要

タイトル:『The LIFE 20 -世界20都市の消費者生活・意識調査(2023)-』
調査方法:インターネット調査
調査対象:東京、ソウル、北京、上海、広州、台北、香港、マニラ、ホーチミン、バンコク、クアラルンプール、ジャカルタ、シンガポール、デリー、ムンバイ、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、ベルリン(近郊を含む場合あり)に在住する15~49歳の男女/各1,000人、合計20,000人
調査時期:2023年8月23日~2023年9月11日
調査主体:株式会社マクロミル