トリドリは、「ユーザー行動からみる観光業界のSNSの実態」についての調査レポートを発表した。
同社では今回、全国474名の18〜59歳の男女を対象に調査を実施し、ユーザー行動からみる観光業界のSNSの実態についてとりまとめた。
6割以上のユーザーが旅行情報をSNSでリサーチしている
「旅行先を選ぶ際に、SNSの情報をどの程度重視していますか?」という質問に対して、「かなり重視する(17.0%)」、「重視する(43.8%)」という回答が集まった。6割以上のユーザーが旅行先を選ぶ際に、SNSの情報を重要視している結果に。
これまでは、旅行に関する情報を収集する際にはWeb検索が重宝されていたが、昨今のSNSの発展に伴いユーザーはSNSを活用するようになり、「SNSで旅行情報をリサーチする」という新習慣が生まれたと考えられる。
SNSでの情報発信はユーザーからの注目度が高いことから、観光業界の集客において、SNS対策は重要な役割を担うと言えるだろう。
また、「あなたは、旅行中に写真や動画をSNSに投稿しますか」と質問したところ「はい」と答えた人のフォロワー数の内訳は「51~100人(68.1%)」「101~250人(76.5%)」「251~500人(76.9%)」「501~1000人(76.2%)」「1001人以上(63.6%)」という結果だった。
SNSで旅行情報をリサーチするユーザーは、SNS上でフォロワーが多くSNS内でコミュニティー形成がされているようだ。このため、SNSで旅行に関する投稿をするとフォロワーは口コミに近い感覚で情報を目にすると考えられる。
調査概要
調査名称:ユーザー行動からみる観光業界のSNS戦略調査
調査対象期間:2023年12月13日~12月20日
調査対象:全国10代~50代の男女
有効回答者数:474名
調査方法:Fastaskを活用したインターネットリサーチ