アニメを知るきっかけになるSNSで最も多いのは「X」
アニメの情報源とするSNSを複数選択で聞いたところ、最も多いのは「X」で55.5%、次いで「Instagram」と「YouTube」が36.4%、「TikTok」は28.2%、「Threads」は4.5%という結果に。アニメSNSといえば「Twitter(現X)一択」と以前は言われていたが、今回のアンケートがインフルエンサー限定で、さらに女性95.45%、男性4.55%という割合が関係するのか、「Instagram」と「YouTube」もアニメを探すSNSとして上がっていた。
インフルエンサーが選ぶTOP10!「運用が上手」「SNSが印象に残っている」と感じた【アニメ公式SNS】
1位の『呪術廻戦』は、「アニメで放送されたセリフを公式アカウントで発信し、声優が引用リポストで同じセリフを書き込むなど、声優を巻き込んでの運用は喜ぶファンも多く上手だなと感じる」などと、熱を感じる投票コメントも多く、作品のみならずSNSでもファンの心を掴んでいることが散見された。
2位の『SPY×FAMILY』も同様に、「声優と原作者が一体になって盛り上げている感じがする」など、制作会社や原作者、声優など現場チームの雰囲気の良さなどがSNSから垣間見えることもポイントになっているようだ。
その他、TikTokとXなど、「それぞれのアカウントで発信する内容を分けているのが印象的」という声や、「YouTube限定アニメが配信されていたり、Xで作者の落書きが投稿されていたり、限定コンテンツが充実していた」という内容も寄せられた。
また『【推しの子】』『僕のヒーローアカデミア』『ハイキュー!!』『銀魂』『キングダム』『ドラえもん』『ドラゴンボール』『ONE PIECE』『HUNTER×HUNTER』『School Days』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』などがランクイン。
アニメ公式SNSで「フォローする」理由は「好き」
「アニメ公式SNSをフォローする理由を教えてください」を聞いたところ、「作品が好き」が42.7%と最も多い結果となった。流行りに関係なく心底好きな作品、何度も見るアニメ、余計なコンテンツはいらない、シンプルにそのアニメを楽しみたい、などと作品愛に溢れるコメントが多数寄せられた。
続いて、「SNSならではの限定コンテンツ」が14.7%で、「ダンスなどを覚えるため」というSNS特有のコンテンツの楽しみ方や、「小ネタや先生のメッセージ付きのイラストや原画の投稿が嬉しい」など、お知らせ、宣伝だけではなくSNS独自のコンテンツに期待していることがわかった。
調査概要
調査時期:2024年2月
サンプル数:110
調査方法:オンライン
対象者:『SPIRIT(スピリット)』登録インフルエンサー:女性105名/男性5名