Q1. FacebookやInstagramなどのSNSで著名人のなりすまし広告を見たことがありますか?

「はい」が65.9%を占め、見たことのある人が6割を超える結果となっている。

Q2. なりすまし広告を著名人本人が出している広告だと勘違いしてクリックやタップをしたことはありますか?

 「はい」が37.2%となった。約4割の人がなりすまし広告を著名人本人が出している広告だと勘違いして、クリックやタップをした結果となっている。

Q3. なりすまし広告を著名人本人が出している広告だと勘違いしてクリックやタップをしたことはありますか?(年代別)

 なりすまし広告を著名人本人が出している広告だと勘違いして、クリックやタップをした割合が最も高い年代は30代となっている。

Q4. なりすまし広告に出ている著名人に対してどんな印象を持ちますか?

 「悪い感じる」と「どちらかといえば悪いと感じる」と回答した方の割合を足し上げると57.4%となった。よって約6割がなりすまし広告に出ている著名人に対して印象が悪いと感じると言える。

Q5. なりすまし広告に出ている著名人に対してどんな印象を持ちますか?(年代別)

 「悪いと感じる」割合が最も高い年代は30代だ。「印象の変化はない」割合が最も高い年代は50代となっている。

調査結果の元記事はこちら:https://onjin.co.jp/blog/survey-5

調査結果のまとめ

 なりすまし広告を著名人本人が出している広告だと勘違いしてクリックやタップをした割合は37.2%。印象が悪いと感じる割合は57.4%という結果になった。

 なりすまし広告は「著名人本人になりすました犯人がLINEなどで投資を呼びかけ、金を騙し取る」というのが手口だ。その入り口は、Meta社が運営するFacebook、Instagramの広告が中心となっている。

 警察庁の集計によると、なりすまし広告による都内での被害は、2023年1年間で少なくとも210件、約38億円に上っている。プラットフォーム側の広告チェック体制に課題がある状態ではあるが、不審なもうけ話にだまされないよう、なりすまし広告をクリックやタップをしないよう対策をしていく必要があるだろう。

調査概要

調査内容:著名人のなりすまし広告に関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年4月14日〜4月16日
有効回答:479名
回答者属性:SNSを利用している20代〜60代