同社が独自開発したトータルブランディング思考(TBT)とは、「ブランド戦略の効果の最大化」をさせるためのブランド顧問サービスだ。現在、日本全国の中大企業の約50%が、ブランドの認知度と差別化の問題に課題を感じているという。

 この流れを受けてか、市場ではいまブランドコンサルティングの外部委託のニーズが高まっている。そこで、同社があらゆるブランドビジネスの問題を顧客視点でとらえるデザイン思考を中核にそえて、ブランディングとマーケティングの両軸を俯瞰するTBTを使い、この認知度と差別化の問題を解決。主な対象は、認知度や競合との差別化に悩みがある経営者、ブランドマネジメント関係者向けに、ブランド開発、ブランドディレクションや、商品・サービス企画開発、および広告PRなどのあらゆるメディア戦略上での問題解決に役立てることができる。

 トータルブランディング思考の3つの特徴は、「顧客視点」「多角的解決」「ブランド一貫性」。顧客ニーズから戦略立案を落とし込み、多角的なアイデアでブランドの問題要因を分析、そしてTBTを使うディレクションを入れることで、多様な施策や媒体に広がるブランド情報の一貫性を強化することができるという。