「Asia-Pacific Broadcasting+ Awards 2024」は、1983年より放送・マスメディア業界における情報発信を続けてきたAsia-Pacific Broadcasting+が主催する、アジア太平洋地域の放送業界にて卓越した功績を残した放送業者やメディアをたたえるアワード。

 「ABEMA NEWSチャンネル」は、ABEMAが株式会社テレビ朝日の報道局と共に展開する24時間編成のニュース専門チャンネル。朝・昼・夕・夜のベルト番組をはじめ、速報や緊急会見などニュースを24時間編成で放送するスタイルが「災害報道などにおける情報インフラとしての唯一無二性」として評価され、今回の受賞に至った。

 今年に入ってからも、2024年1月1日(月)の能登半島地震の発災直後に緊急編成を敷き、刻々とアップデートされていく最新の被害状況を速報し、気象庁によって開かれた記者会見などを尺にとらわれることなくノーカットで生中継したほか、被災地の定点カメラを活用したライブ映像を絶え間なく中継。被災地域内でスマートフォンしか手元にない被災者や、被災地域外でも被災地発の正確な情報を求める人に向け、時間や場所、視聴デバイスにとらわれない無料放送を提供するなど、情報インフラとしての役割を担っていた。

受賞コメント

株式会社テレビ朝日 報道局クロスメディアセンター ABEMA NEWS担当部長 水野篤

この度は権威ある賞をいただきまして、大変光栄に思っております。
「ABEMA NEWSチャンネル」で提供するニュースは、ANN系列各局の全国に張り巡らされた取材網による情報・映像を用いてテレビ朝日報道局が制作しております。地上波の放送基準にのっとり、信頼性の高いニュースを「ABEMA」においてお伝えしてきた取り組みを評価いただいたものと思います。視聴者にニュースを届ける手段として「ABEMA」のサービスは大変重要なものと考えており、今後も24時間365日途切れなくニュース配信を続けて情報インフラとしての役割を果たしてまいります。


株式会社AbemaTV 総合編成本部 報道局 局長 大谷広太

名誉ある賞に選出いただき、大変光栄です。
「ABEMA NEWSチャンネル」は2016年4月の開局直後に発生した熊本地震への対応以来、災害情報をいち早く、手厚くお届けすることをサービスの大きな柱としてまいりました。こうした姿勢が評価いただけたことを、大変嬉しく思います。どこでも視聴可能なサービスであること、尺やCM等の制約にとらわれることなく24時間編成可能なニュース専門チャンネルであること、そしてテレビ朝日報道局・ANN系列各局のご協力をいただけること、といった強みを活かしながら、「ABEMA="新しい未来のテレビ"」における報道の模索を今後も続けてまいります。