多様なスポーツコンテンツ展開の実績

 同社はこれまで主にメディア&IP事業を通じて、さまざまなスポーツビジネスを展開してきた。ABEMAでは開局以来、メジャーリーグベースボール(MLB)や、K-1・プロレスなどの格闘技、Fリーグなどマイナースポーツからメジャースポーツまで、多様なスポーツコンテンツを展開。競輪・オートレースのインターネット投票サービス「WINTICKET」においても、全国の競輪・オートレースのライブ中継を行っている。

テクノロジーとスポーツエンターテインメントの融合

 データとテクノロジーの活用は、スポーツとエンターテインメントの融合においても注目が高まっている。ABEMAではハイライト動画の自動生成をはじめ、スポーツライブ中継時に配信するスプリットスクリーン型の広告商品を国内OTTとして初めて提供するなど、テクノロジーを実装することで、スポーツ観戦における視聴体験価値向上や新たな広告収益機会を生み出しており、今後さらなる発展が期待されている。

「Sports AI Tech Lab」の具体的な取り組み

 このような背景のもと新設した「Sports AI Tech Lab」では、スポーツにおける試合映像などをAIで解析することにより、試合中の選手や競技に関連するデータを高精度で検出し、活用に向けたスポーツAI映像解析基盤の構築に着手する。今後は、これらの技術を優れた視聴体験として具現化し、ABEMAやWINTICKET等のプロダクトへの実装を目指す。スポーツコンテンツをより深く楽しめる機能を提供することで、そのスポーツの活性化、新たなファンの創出、多様なビジネスモデルの開発に努める。

グループ企業での活用展開

 またサイバーエージェントグループにおいては、Jリーグクラブ「FC町田ゼルビア」をはじめ、「プロレスリング・ノア」や「DDTプロレスリング」を運営する株式会社CyberFightを傘下に持ち、スポーツ産業の振興にも努めている。これらの領域においてもAI技術を活用することで、従来断片的に行われていた試合・選手データの取得や分析を高度化し、戦術立案や選手のパフォーマンス評価、傷害リスクの予測などが可能となり、チーム強化に繋がる。

中長期的な競争優位性確立への取り組み

 同社では、これまでに培ってきたテクノロジーとエンターテインメントの知見を活かし、各スポーツの新しい映像体験の提供および発展に努めると同時に、大学や研究機関との連携も視野に入れ、最新のAI技術や情報科学、データ分析の知見に基づいたスポーツインフォマティクスの基礎研究も深めることで、中長期的な競争優位性の確立を目指す。

「ABEMA」はテレビのイノベーションを目指し"新しい未来のテレビ"として展開する動画配信事業。

ニュースや恋愛番組、アニメ、スポーツなど多彩なジャンルの約25チャンネルを24時間365日放送。CM配信から企画まで、プロモーションの目的に応じて多様な広告メニューを展開しています。

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