将棋の第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント準決勝が2月10日に行われ、永瀬拓矢九段(31)が藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に129手で勝利し初優勝を飾った。終局後に行われた会見では、同一カードで行われた昨秋の王座戦五番勝負の“死闘”後に「魂が抜けた状態に」なったことを告白。それでも、歩みを止めることなく本局でリベンジを達成し「努力が報われてよかった」と喜びを噛みしめていた。