9月10日(金)20時20分より、グローバルガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999 : 少女祭典 #6』が、ABEMAにて独占配信された。日韓中から33名ずつ選ばれた、計99名の少女が参戦する大規模なグローバルガールズグループデビュープロジェクトとなる本番組。ふたつ目のミッションである「コンビネーション・ミッション」が行われ、これまでのCELLは解体され、新たな組み合わせでのミッションがスタート。少女たちが自分の武器で勝負する、本格的なバトルが幕を開けた。
▶動画:BLACKPINK「Ice Cream」、BTOB「Missing you」ほか、ハイレベルすぎるステージに衝撃!
『Girls Planet 999 : 少女祭典』は、ENHYPENが誕生し話題となった『I-LAND』など、人気オーディション番組を手掛ける韓国を代表するエンターテインメント企業CJ ENMによる、新たなオーディションプロジェクト。日韓中の少女たち99名が、ガールズグループデビューの座を射止めるため、パフォーマンス対決を行う。少女たちの中には、現役アイドルなど、ビジュアルと実力を兼ね揃えた強者が勢ぞろい。超大型オーディション番組からデビューするのは一体誰になるのだろうか。
ここからは個人戦に!次の脱落者はまさかの30人『コンビネーション・ミッション』が開幕
#6は、プラネットマスターのヨ・ジングが、生き残った54人の少女たちの前に登場し、今後の展開とルールを説明するところから始まった。今回の投票からは、これまでのCELL投票がなくなり、グローバル投票によって各グループの個人の順位が決まるという。そして、K・C・Jの最も低い順位から同じ人数だけ脱落することになる。脱落者の数は全部で30人となり、グループの1~8位までが生存、9~18位までは脱落となるが、今回もプラネットパスシステムは適用される。ここまで発表されると、あまりの脱落者の数に少女たちは一瞬、言葉を失った。
生存と脱落のカギを握るふたつ目のミッションは、コンビネーション・ミッション。これまでのCELLは解体され、新たな組み合わせでミッションが行われる。3人、6人、9人のグループにそれぞれわかれ、同じ人数のグループ同士のバトルを展開する。ボーカル曲、ラップ曲、ダンス曲とポイントがわかれており、自分のポジションを選択した少女たちが、直接ラップメイキング、振り付けの創作、編曲に参加することになる。
すべてのステージが終わった後、マスターの選択によって、各グループで勝利した1位のチームが決まる。勝利チームには、今回のベネフィットの27万点という点数をチームメンバーで公平に分かち合うことができる。つまり、3人のチームはライバルが多い分、個人のベネフィットは多くなるということ。少女たちには緊張と驚きが走り、自分がどこのグループにいくべきか、何を強みに見せるか、という算段が始まる。
その後は、グローバル投票で決まった1位のCELLから曲選択が行われた。ある曲のグループには、プラネットTOP9の実力者と人気者が集まる結果になった。選択肢の残っていない少女たちにとっては無情なグループ決めともなり、そうしてすべてのチームが完成する。泣いても笑っても、このチームで死に物狂いで生き残るしかないため、最後までベストを尽くそうと、全員が「ファイティン」と気合いを入れ直していた。
TOP9の実力者ばかりが集まるチームも!パート分けで試されるチーム力
続いて、グループに分かれたパート分けやリーダー決めが行われる。SHOW ME THE MONEY9「VVS」チームでは、ラップになじみがないリャン・ジャオが曲を何回も聞き直したいと言い出し、前途多難の様子。ウ・ウォンジェ「We Are」チームは、永井愛実が韓国語のラップ詞作成に悪戦苦闘。インタビューでは、「できない」と泣き出してしまう。ITZY「Mafia In the morning」チームでは「コンセプトはロック!」と3人の趣向が一致し、積極的なアイデア出しが見られた。
Meghan Trainor「No excuses」チームは「振り付けをどうする?」とキム・スヨンと江崎ひかるが話し合うも、ヤン・ズーグァが一度も振り付けをしたことがないと、おどおど。江崎は「気を遣って話しました」と胸の内を語る。また、テヨン「All About You」チームは、曲に対する理解を深めようと、「好きな人に一歩ずつ近づく感じで」と盛り上がる。2PM「My House」チームは3人のハーモニーがなかなか合わずに苦労する。
6人グループのひとつ、イ・ソニ「Fate」チームはTOP9の実力者ばかりで、周りからすでに羨望の眼差しで見られていた。チームメンバーも、「すごく気に入っています」、「チームにとても自信があります」と、すでに優勝チームの貫禄。当然、キリングパートも取り合いになったが、ほぼ全員の一致でカン・イェソに決定した。対するBTOB「Missing you」チームは、TOP9の1位となった川口ゆりながいる。キリングパート決めで、川口は「これまでは立候補や挑戦することを恐れていた自分がいたけど、積極的にやりたいパートや意見を言いたいです」と前向きに立候補し、その座を勝ち取る。しかし、思うように声が出ないという課題も明るみに。もうひとつのIU「My sea」チームは、とにかく難しい曲に悪戦苦闘。メインボーカルを「音程が高すぎる」、「やりたいけど声が…」と苦戦するメンバー多発の中、チョン・ジユンが実力を発揮する。
9人グループは2チーム。BLACKPINK 「Ice Cream」チームは、対抗チームLittle Mix「Salute」がクールで格好いい系と分析し、「私たちは、かわいくはつらつとしたビジュアルで」と方向性を決める。さらに、キム・ダヨンがリーダーをやることになると「意見をみんなで言い合って、きちんと反映させて、パフォーマンスを引っ張っていけるリーダーになりたい」と決意する。その後はダヨンが振り付けをし、チームを引っ張っていく様子が流れた。もう一方のチームでは、ツァイ・ビーンが「リーダーになりたい」と立候補。さらに、キリングパートにも手を挙げ、ツァイ・ビーンかユン・ジアかの二択となった。ほかのメンバーは「かっこいい感じなら(ユン・)ジアだし、セクシーならツァイ・ビーン。選ぶのが難しい」と悩みに悩んだ末、結果ツァイ・ビーンが担当することになった。
ついに本番!ウェン・ヂャ「We Are」の難しいラップに絶賛
迎えた本番では、いつものマスターの面々に加え、スペシャルマスターとして、ラッパーのウ・ウォンジェが登場。ウォンジェは、「このような場にいられてうれしいです。一生懸命評価したいです」と、笑顔を見せた。最初にパフォーマンスするのは、キム・ボラ/永井愛実/ウェン・ヂャによる「We Are」チーム。ウォンジェ本人の楽曲ということもあり、マスターから「少女たちが歌うことをどう思う?」と聞かれたウォンジェは、答えづらそうに「わかりません…!」と回答。
「We Are」チームの中間発表は、急なウォンジェの登場に緊張する様子を見せるも、まずまずの出来だった。終了後、ウォンジェは、「最初始まったときよりも、目を合わせて笑っているときの歌の方がよかった。うまくやらなきゃ、という表情のときは硬直して難しそうに見えた」と優しくアドバイス。別のマスターも、永井に向かい「もっと自信を持って。リズム感がいいから」と背中を押す。
本番では、3人の息がぴったり合った、レベルの上がった格好いいステージを披露。マスターも「イエーイ!」とステージを楽しんだ。アドバイス通り、自信を持ってパフォーマンスを行った永井には、マスターたちも「上手だね」と興奮。終了後、ウォンジェは、「愛実さん、これからもずっとラップを続けてほしいです。初めてラップを書いてこのレベルで、こんなに速いスピードで成長したならやるべきだと思います。ほかの皆さんも同じです。本当にうまくて素晴らしかったです」と讃辞を送っていた。
ハイレベルすぎるBLACKPINKの「Ice Cream」!「デビューしたチームみたい」
続いては、9人組のキム・ダヨン/グイン・マヤ/ヒュニン・バヒエ/シュイ・ニエンツー/ウー・タミー/チェン・シンウェイ/池間琉杏/岸田莉里花/藤本彩花による、BLACKPINKの「Ice Cream」チーム。中間発表では、プラネットパスで生存した池間に注目が集まった。池間は「今はまだ自信がないですけど、たくさん努力して頑張るので見ていてください」と宣言する。しかし、いまいち気迫のないパフォーマンスに、マスターたちは「琉杏さん、ちょっと消極的」、「パワーが落ちる気がする。プラネットパスで生存したなら何か見せてくれないと、できるよね?」と詰める。落ち込む池間だったが、リーダーのダヨンが目をかけ、練習を重ねていった。
本番では、マスターも思わず踊ってしまうほどの、9人のかわいい表情やキュートな振り付けに、会場が大盛り上がり。「本当に上達してる!」と終了後は、スタンディングオベーションも出るほど。対抗するチームも「上手だね。エネルギーもすごい…」と言葉を失った。マスターからの評価は、「あまりこういうことは言わないんですけど、完璧にできた理由が気になります。どう練習したのか不思議です」、「本当に高く評価したいのがダヨンさん。キリングパートであるにもかかわらず、すべてのメンバーが引き立つように振り付けを構成していた。全員が見えた。リーダーシップが際立っていたステージ」、「デビューしたチームみたいだった」とダヨンの実力とメンバーの結束力に評価が高まった。池間についても、「本当によかったよ。頑張った。プラネットパスのメンバーなのでプレッシャーがあったと思うけど、うまくできたから大丈夫よ」と声をかけられ、思わず池間は泣き出していた。
パワフルなステージで会場を魅了!Meghan Trainor「No excuses」
続いては、キム・スヨン/江崎ひかる/ヤン・ズーグァの3人組、Meghan Trainorの「No excuses」チームが登場。最初から最後まで自分たちで振り付けしたという成果を中間発表で披露したものの、マスターたちは「面白くないな。もしこの振り付けがもともとあったものだとして、これで練習してきたとしたら、、、」と言葉を詰まらせ、「ダンスがうまいのはもうみんなわかってる。もう少し魅せ方も考えてやって」と手厳しい意見。さらに、江崎に対して「最初起き上がったときにいつもやっているひかるさんの表情がある。この曲には似合わない」と、もっと曲に合った表情を見せるようアドバイスがあった。江崎は「振りでいっぱいいっぱいで、表情管理もできていない…」と悔しそうに表情をゆがめた。
その後、連日夜遅くまで3人で練習を重ね、いざ本番。パワフルかつPOPなステージとなり、ダンスのレベルの高さはもちろんのこと、努力のあとが見えるものとなった。スヨンはリハーサルで失敗し涙していたアクロバットもばっちり決め、完璧にパフォーマンスをやり終えた。終了後、マスターは「ガールズプラネットのプライドだと思う。それぞれのポジションでうまくやりこなした」、「中間発表のときは退屈な感じがしたけど、本番では退屈する暇もなかった。本当に楽しく見れた」と絶賛のコメントが相次ぐ。さらに、ウォンジェは、「ここで見ないで、テレビや映像で観ていたら、すでにデビューしたグループのステージだと思ったかもしれない」とベタ褒めし、あまりのうれしさにスヨンは泣き出していた。
高音際立つ完璧なハーモニーにマスターら称賛!BTOB「Missing you」
この日の最後のステージは、アン・ジョンミン/イ・へウォン/川口ゆりな/久保玲奈/チョウ・シンユー/リョン・チェクインによる6人組、BTOBの「Missing you」チームとなった。実は、中間発表では歌もラップもボロボロだったこのチーム、マスターは「大変なことになった…」と絶望の表情。ウォンジェもラップ担当のチョウ・シンユーについて、「彼女については言うことがありません。ラップを聴いていないので何とも言えません」と辛らつな評価。川口にも、マスターは「この曲をなぜやるといったの?1位がこれじゃ困るよ。練習をたくさんやるべき。あとは落ちることしか残ってないよ。やるか、荷物をまとめて家に帰るかのどちらかだよ」と叱咤激励する。落ち込み号泣する川口だったが、全員で話し合い、励まし合い、チームの結束力も高めた。
本番では、BTOBの原曲に匹敵するほど素敵なハーモニーを奏で、審査員たちも思わず拍手する。「泣いていたチームで間違いない?」、「本当に感動しました」、「鳥肌が立った」と終了後にマスターたちは言い合う。「このステージはイ・へウォンさんの再発見でした。震えるような歌声で歌うと、聞きにくい場合があるけどへウォンさんの歌声は心地よかったです」、「チョウ・シンユーさん、中間評価のとき大丈夫かなと思ったけど、まったくの別人になってラップをしている感じでした」と個々の評価も高め。川口にも、「望んでいた姿はまさにこれでした。自分が担当するパートを100%以上で消化する。その能力があるから1位に選ばれたと思うんです」とねぎらいの言葉をかけられ、川口はホッとした表情で涙を流していた。
次回の『Girls Planet 999 : 少女祭典』は9月17日(金)20時20分よりスタート。なお『Girls Planet 999 : 少女祭典』#1~♯6はABEMAで独占配信中だ。