9月17日(金)20時20分より、グローバルガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999 : 少女祭典 #7』が、ABEMAにて独占配信された。日・韓・中から33名ずつ選ばれた、計99名の少女が参戦する大規模なグローバルガールズグループデビュープロジェクトとなる本番組。ふたつ目のミッションである「コンビネーションミッション」が引き続き行われ、拮抗する実力の高さと表現力に思わずマスターたちが涙を浮かべるシーンもあった。
▶動画:感動のあまり涙するマスターたちも、圧倒的パフォーマンスで会場を魅了
『Girls Planet 999 : 少女祭典』は、ENHYPENが誕生し話題となった『I-LAND』など、人気オーディション番組を手掛ける韓国を代表するエンターテインメント企業CJ ENMによる、新たなオーディションプロジェクト。日・韓・中の少女たち99名が、ガールズグループデビューの座を射止めるため、パフォーマンス対決を行う。少女たちの中には、現役アイドルなど、ビジュアルと実力を兼ね揃えた強者が勢ぞろい。超大型オーディション番組からデビューするのは一体誰になるのだろうか。
「ひとつのチームの感じがした」マスターたちも驚き『All About You』
#7は、コンビネーションミッションの後半戦はチェ・イェヨン/ファン・シンチャオ/櫻井美羽による「All About You」チームからスタート。中間発表とリハーサルの際、パフォーマンスの途中で笑ってしまうシンチャオに、マスターが「シンチャオ、集中力がなくなってその後笑うのはよくない」、「本番でミスするかも。心配です」と苦言を呈す。練習を重ねた後の本番では、出だしから成功し、マスターたちも「声がいいね」と特にイェヨンを褒める。
愛する人への切ない気持ちをひとつのポエムのように書き上げた本曲にて、ハモリもしっかりと響かせ、表現に成功した3人。終了後、マスターたちは「ひとつのチームの感じがした」と、うなずき合う。さらに「個人的に『Girls Planet』のデビュー組のメインボーカルを見た気がします。イェヨンさんがこんなに上手ということを知らなかった。ずっと鳥肌が立ちっぱなしだった。最高の褒め言葉を送りたい」と絶賛コメントがイェヨンに送られ、思わずイェヨンもうれし涙を流していた。
ホ・ジウォン、フー・ヤーニン、坂本舞白、自信に満ち溢れたステージを披露!
続いても3人組でホ・ジウォン/フー・ヤーニン/坂本舞白による「Mafia In the morning」チーム。中間発表のときにコンセプトを尋ねられた3人は、「悪い男に会ってしまって、傷つけられた3人の女性たちの復讐の物語です。同じ男性です」と方向性を説明する。いざマスターたちに披露すると、拍手はされるもマスターたちは「うーん…」と首をひねる。「退屈な感じで、3人の女性をたぶらかしたのなら、もっと毒のある感じが必要」とアドバイスし、特に坂本とジウォンについては「そのまま、また付き合ってしまいそうな雰囲気で弱すぎる!負けちゃダメ!」と言われ、コンセプトはいいものの雰囲気があと一歩という評価になった。
表情をがらりと変えるような猛特訓を積んだ3人。本番でかわいらしさを打ち破ることができるか、マスターから注目されていた。中間発表とは打って変わって激しく、自信に満ち溢れたステージを見せ、マスターらも「いいね!いいね!」、「うまいね」と納得の表情で、本番終了後は拍手喝采となった。マスターは「パフォーマンスとボイス、両方とも逃してしまいかねない選択だったと思うけど、ふたつともつかめていました。本当にうまかった」と努力を称えていた。
「このチームはもっとよくなる」かわいさを打ち破ったパフォーマンス『VVS』
続いては「VVS」チームのリャン・ジャオ/イ・チェユン/嘉味元琴音が登場。中間発表では、ラッパーらしくない雰囲気に思わずマスターたちが笑ってしまう展開に。スペシャルマスターでラッパーのウ・ウォンジェは、「楽しんだけど『VVS』はもっと爆発的な感じが必要。童謡みたいに聞こえた」と告げる。ほかのマスターも、「このままステージには上がらないほうがいい」と言い、ウォンジェがさらに「ラップのときは自分が最高だと思ってやらないと、うまくいかない。自信を持ってやれば、このチームはもっとよくなる」とアドバイスを送った。
何とか立て直したいと強く願うチェユンだったが、ジャオの危機感が薄く、集中力のなさに途方に暮れてしまう。「私たちはチームだよ」と泣きながらジャオに訴え、何とか息を合わせてチームがひとつになる流れに。本番では、本来3人が持つかわいさの仮面をはぎ取り、精一杯のパフォーマンスを見せた。ウォンジェは「正直に言うと、上手にできたステージとは思っていない。ラップはかなり実力が足りない。でもステージを見て気分はよかった。もっとうまくできるから、今日は楽しめてよかったと思う」と、進化した姿勢を認めていた。
「すごすぎる」進化したハーモニーで、マスターたちを魅了『My sea』
次は6人組の「My sea」チーム、リー・イマン/シュイ・ズーイン/チョン・ジユン/キム・チェヒョン/野仲紗奈/坂本志穂菜の出番となった。中間発表で歌を披露したものの、マスターは「うーん。紗奈さんが一番残念だった。心理的に安定していない感じが歌声から伝わってきた。もっとはるかにうまくできるはずなのに、できていない」と指摘し、野仲に歌の指導を行っていた。その後、野仲は練習を重ね、「最後まで諦めずに練習をやり続けることが大事だと思う」とくじけない姿勢を見せていた。
本番では高音のハーモニーを美しく響かせることに成功したメンバーたち。マスターも「すごすぎる」と言い、「褒めたいです。成長するきっかけになるステージになると確信しています」とチームが評価される一方で、キリングパートを担当したジユンについては「ボーカリストなら、すべての曲を全部うまくこなすべきという強迫観念を持ちがちだと思うけど、このステージがうまくできなかったからといって気落ちしないでほしい」と慰められていた。一方、野仲の評価については、マスターから、「99人の参加者の中で最も好きな歌声は紗奈さんです。バラードもうまくこなしているし、これからもっと磨いていって素敵な歌声を聞かせてください」と練習の成果を認められていた。
「本当に魅力的」ベタ褒め!ワン・ヤーラ、桑原彩菜、ソ・ヨンウンの3人グループ『My House』
そして、ワン・ヤーラ/桑原彩菜/ソ・ヨンウンの3人グループ「My House」チームの発表へ。練習では、積極的にリーダーになったヤーラの様子が映し出されたが、いまいちうまくチームとして機能していない。練習時間が短いことを言い訳にするヤーラに、ヨンウンが「練習時間が短かったとしても、必ず今日中に完成させるべきだったと思う!」ときっぱり言うも、ヤーラはどこ吹く風。中間発表では、ヨンウンの歌声に対して「うますぎる」と絶賛するマスターたちに対し、ヤーラについては「歌を聞いたけどリズム感がよくない。ハモリも不協和音が多い」、「正直かなりがっかりした」と厳しい声が飛ぶ。ヤーラは「私がきちんとできていなくてチームに迷惑をかけてしまった。リーダーとして本当に申し訳ない」と涙を見せたが、その後は気持ちを入れ替え、チームワークを高めていった。
その甲斐あり、本番ではスタンドマイクを使ってセクシーに3人は歌ってみせた。終了後、マスターはヨンウンについて「歌声が素晴らしすぎる。本当に魅力的です」と言い、桑原についても「最高だった。前と比較にならないくらい、Jの末っ子はどこにいったの?今日は末っ子じゃなかったよ!」とベタ褒め。そして、ヤーラに関しては「チームワークがよくなっているのが見えたので、リーダーとしての役割をしっかり果たしていた。褒めてあげたいです」とマスターたちは告げ、ヤーラは「ヨンウンが助けてくれたから、感謝を伝えたいです」と、ヨンウンと抱き合っていた。
スタンディングオベーション!9人組『Salute』気合いのパフォーマンス
いよいよコネクトミッションも大詰めとなり、9人組のキム・ドア/ユン・ジア/キム・ヘリム/ツァイ・ビーン/ヂャン・ルォフェイ/ジアイ/新井理沙子/早瀬華/島望叶がそろう「Salute」チームが登場。中間発表では終了後に、マスターたちから拍手が起こり、「期待以上!」と評価を受ける。だが、キリングパートのビーンが問題という指摘もあり、「ビーンさん、テンポが全部早すぎる気がした」、「ビーンさんが出てくるたびに全体的にダンスが固く見えるので、キリングパートができるか考えてみて」とのお達しから、今一度メンバーでキリングパートを誰にするか話し合うことに。
ビーンは「過半数の同意があればキリングパートを変わってもいい」と言ったものの、いざほかのメンバーの名前が挙がったり立場が危うくなると、泣いてしまう展開に。8人は気を遣い、「キリングパートを変えられなかった…」とやや後悔の残る顔をしつつ、自分の意思が強すぎるビーンの態度に諦めムード。
しかし、本番ではパワフルな激しいダンスを行ってみせ、9人の息がばっちり合ったように見えた。気合いのパフォーマンスに、マスターたちも終了後はスタンディングオベーション。「ジアのスタートが本当によかった。このグループは本当にダンスの実力者が多い気がする。全員が際立つステージでした」と高評価。ウォンジェも「初めて見る方々だったのであの上手な子は誰かな?と思いながら見ていると、終わってしまった。ひとりひとりが目立っていた。みんなすごくて本当に驚いた…」と、パフォーマンスに圧倒され言葉を失っていた。
「ステージを完全に圧倒」「まるで映画のよう」感動的パフォーマンスに涙するマスターたち『Fate』
最後に登場したグループはTOP9が4人も入っている「Fate」チームで、カン・イェソ/チェ・ユジン/シェン・シャオティン/スー・ルイチー/メイ/山内若杏名が登場。中間発表終了後、ダンスマスターから「振付を作るとき、もっといろいろなアイデアを出してやってみて」とアドバイスされる。メンバーが「まずはストーリーを決めよう」と、互いにアイデアを出し合った。ユジンが「ここで一緒にデビューする子もいるけど、できない子もいる。だけど、私たちのこの縁をずっと覚えていて、別れてしまっても、ほかのステージでまた会えるかもしれない、というコンセプトは?」という提案に一同も共感し、振りが細かく練り上げられていった。
本番では情感たっぷりのダンスに、少女たちのみならず、マスターたちもうっとりと魅せられる。切なさを前面に押し出し、完成度もすこぶる高いダンスに、マスターたちも思わず涙を浮かべた。余韻のあまり言葉が出てこないマスターたちだったが、「ステージを完全に圧倒していました。シーンごとにまるで映画1本を見ているかのようでした。体の動き、ひとつひとつ強弱が素晴らしかった。キリングパートは本当に素敵なパフォーマンスで、曲に輝きを与えてくれた」と言葉を絞り出す。ダンスマスターも「感動するステージは実はあまり多くない、ダンスをたくさん見ているので。でも本当に感動して…今ありがたいです…」と涙を浮かべると、ほかのマスターから「泣いているの?」と尋ねられた。ダンスマスターは「はい。本当に久しぶりに感動したステージを披露してくれた」と評価し、チームのメンバーはうれしさのあまり抱き合って喜びを分かち合っていた。
番組の最後には、それぞれのグループの得点・順位発表があった。3人グループの1位は、2位とわずか0.66点差、100点満点のうち93.83点を獲得した、ホ・ジウォン/フー・ヤーニン/坂本舞白の「Mafia In the morning」チームとなり、9万点のベネフィットを手に入れた。6人グループの1位は、95点を獲得したカン・イェソ/チェ・ユジン/シェン・シャオティン/スー・ルイチー/メイ/山内若杏名の「Fate」チームで、4万5000点のベネフィットを手に入れた。そして、9人グループの1位は、2位と0.33点の僅差でキム・ドア/ユン・ジア/キム・ヘリム/ツァイ・ビーン/ヂャン・ルォフェイ/ジアイ/新井理沙子/早瀬華/島望叶の「Salute」チームで3万点のベネフィットを手に入れた。生存と脱落が決まる結果は、次週2回目の生存者発表式にて発表となる。
次回の『Girls Planet 999 : 少女祭典』は9月24日(金)20時20分よりスタート。なお『Girls Planet 999 : 少女祭典』#1〜#7はABEMAにて独占配信中だ。