アニメ「うらみちお兄さん」が最終回を迎えた。本編の内容に合わせて、特別バージョンに変更されたエンディングが「ほんとに粋で感動した」と好評を博している。
本作は、WEBマンガ誌「comic POOL」にて連載中の久世岳氏によるコミック「うらみちお兄さん」が原作。爽やかだけど中身は情緒不安定な体操のお兄さん・表田裏道(CV:神谷浩史)の日常を描くブラックコメディだ。
第12話では、裏道の大学生時代が描かれた。かつて裏道は、後輩の兎原跳吉(CV:杉田智和)が憧れるほど大学内でも有名な体操選手だった。兎原や熊谷みつ夫(CV:中村悠一)とは何の接点もなかった裏道だが、ひょんなことから2人が暮らす寮で一緒に暮らすことに。突然始まった同居生活の中で、裏道は兎原や熊谷と少しずつ打ち解けていった。裏道の過去に、ファンからは「意外に人見知りで可愛いな」「めっちゃピュアでびっくりした」などの反響が寄せられた。
9月27日より順次放送中の最終話「Forever『ママンとトゥギャザー』」では、裏道たちの変わらない日常が描かれた。最終回を迎えた本編に合わせて、エンディングもこれまでのストーリーを振り返るような映像に。エンディング主題歌も宮野真守の「Dream on」ではなく、いけてるお兄さん(CV:宮野真守)とうたのお姉さん(CV:水樹奈々)が歌う「ABC体操」がフルで流れた。
エンディング後のCパートでは、裏道が優しい笑顔で第1話と同じセリフを言う場面もあった。Twitter上では「最後の笑顔惚れた」「その笑顔は反則だと思う」「私もニンマリしてしまいました」など興奮の声が続出。特殊エンディングにも「フルなのエモすぎ」「寂しさで涙が溢れてきた……」「ほんとに粋で感動した」といった感想が相次いでいた。
第13話「Forever『ママンとトゥギャザー』」
【あらすじ】
この期に及んでも新たな企画を求められたり、後輩から飲みに誘われたり。
今日も笑顔を振りまき無感情。
何かが起こりそうで起こらない、でもちょっとした事件が起こってしまう、そんな裏道の行く末やいかに……!?
(C)久世岳・一迅社/「うらみちお兄さん」製作委員会