テレビ朝日・ABEMA共同制作ドラマ『言霊荘』の制作発表生配信イベントが9月29日に開催され、主演の西野七瀬をはじめ、永山絢斗、堀田真由、三吉彩花、森田望智、石井杏奈、中村ゆりか、そして斉藤由貴という豪華キャストが登場した。
あだ名で呼び合い、恐怖も吹き飛ぶ和気あいあいの撮影現場
『言霊荘』は、とある女性限定アパートで放った言葉が現実となり、《言霊》という“人ならざる者”に住人女性たちが次々と苛まれていくという、これまでにない類の恐怖が襲うスリリングな地上波初の美しい禁断のホラードラマ。
さぞかし撮影現場も緊迫感に包まれているかと思いきや、三吉が「現場はすごく楽しい。逆に怖いからこそ楽しく撮影しています」と言うと、石井も「現場は和気あいあいとしていて、怖さ要素が1ミリもない」と語るほど、楽しい撮影の日々を送っているそう。なかでもアパートの女性住人のキャストたちは、西野は「なーちゃん」、堀田は「堀田ちゃん」、三吉は「三吉ちゃん」などお互いをあだ名で呼び合うことにしたそうで、そこから距離は一気に縮まってよく話すようになったことを明かした。一方、永山と斉藤はまだあだ名がないことが判明し、キャスト陣の今後の宿題に。
さらに、ホラーが苦手か得意かという話に及ぶと、苦手な永山は「避けて生きてきた」といい、「西野さんが得意なので、話を聞いたりしてホラー映画を見るようになりました」と、克服できたそう。それを聞いた堀田も「私も避けてきたのですが、なーちゃんに教えていただいて、克服しようかな…」と言うと、西野は「(どんな作品がいいか)考えておきます!」と頼もしい一言で快諾していた。
本編よりも怖い?ABEMAで『言霊荘』オリジナルドラマの独占配信決定
イベントでは、ABEMAにて『言霊荘』オリジナルドラマ『ある視点~もう一つの言霊荘~』が独占配信されることが発表された。ドラマ本編とは別視点で描かれ、女性限定アパート「レディスコート葉鳥」の住人女性に毎回フォーカスを当てていく。地上波では放送できなかった《本当の恐怖》が描かれる、怖さMAXのコンテンツとなっている。「地上波ドラマのエピソードとエピソードの間をつなぐストーリーで、ドラマと2層になってより楽しめると思います」と西野が語るこのオリジナルドラマは「本編よりも怖め」だそう。
『ある視点 もう一つの言霊荘』は、10月9日(土)の地上波放送終了後からABEMAにて配信スタートされる。
出演者コメント
西野七瀬(歌川言葉・役) コメント
歌川言葉役の西野七瀬です。コトハは言葉の力をすごく信じている子で、そういう言葉の大切さを伝えていきたいという思いからViewTuberとして活動しています。そして、コトハの周りでは怪奇現象が起こるのですが、“何とかしないと!”という気持ちで行動を起こしていく…そんな女の子です。
――今作はホラードラマですが、怖いのは得意ですか? 苦手ですか?
母がホラー好きなので、小さい頃はいろんな作品を一緒に見ていました、半ば強制的に(笑)。その時はちょっとトラウマだったのですが、大人になるにつれて怖いのが好きになってきたので、今回お話をいただいた時はうれしかったです。ホラー好きの母に、ドラマを見た感想を聞くのが楽しみです。
――「言霊」という「言葉」がテーマになっていますが、普段よく口にする言葉があったら教えてください。
人と食事をしている時に、「おいしい!」という言葉は、しつこいくらい何度も言っている気がします。ただ、話を中断してまで言う時があるので、それがいいことなのかどうかはわからないんですけど(笑)。
――言霊の力を信じて、今年のうちに成し遂げたい事を教えて下さい。
実は今年、ちょこちょこと体調を崩しがちだったんです。だから残りの3カ月は、絶対に病院に行かないようにしたいです。まだまだドラマの撮影も続くので、より一層気合いを入れて自己管理します!
――最後に、視聴者の皆さまに一言お願いします。
怖いのが苦手な方でも、そんなに肩の力を入れずに見られるドラマになっていると思います。ぜひ苦手な方にも見ていただきたいですし、怖いのが大好きという方にはもちろん楽しんでいただけると思います。このメンバーで、“怖楽しい”ドラマを作っていきますので、まずは第1話をご覧いただけるとうれしいです。
永山絢斗(中目零至・役) コメント
中目零至は霊感商法でお札を高額で売り付ける自称・霊能者で、アパートの中で発せられる言葉が現実になっていくという、“言霊”が本当にあるのかどうか確かめようと動きます。また、動機は不純ですが、「コトハちゃん可愛い」と好意を持って近づいて行きます(笑)。インチキ霊能者ではありますが、楽しんで演じています。
――今作はホラードラマですが、怖いのは得意ですか? 苦手ですか?
ホラーは避けて生きてきました。サスペンスは観ていましたが、ホラーは観たことがなかったんです。でも今回、西野さんが得意ということで話を聞いたりして、ホラー映画を観てみたら、意外と大丈夫でした(笑)。お化け屋敷は未だにダメですけど、映画は克服しました。
――女性キャストが多いドラマですが、現場の雰囲気はいかがですか?
恐縮しています。僕で本当にごめんなさい! こんな現場に携わることもなかなかないですし、ぜひシリーズ化してほしいです(笑)。
――「言霊」という「言葉」がテーマになっていますが、普段よく口にする言葉があったら教えてください。
僕は将棋を指すので、負けていると「もう1局(お願いします)!」とよく言っています。
――言霊の力を信じて、今年のうちに成し遂げたい事を教えて下さい。
将棋の昇段ですね。今は初段でくすぶっているので、昇段できたらいいなと思います。
堀田真由(小宮山綾子・役) コメント
小宮山綾子は嘘を暴いて真実を伝えたいと思っている、志の高いフリーアナウンサーです。原稿を読むシーンなどは、実際のアナウンサーさんからご指導いただきました。ドラマの中でもけっこうたくさん原稿を読むシーンがあるのですが、普段喋らないような言葉も多かったので、教えていただいたアナウンサーの方の喋り方を録音して聞きながら臨んでいます。
――今作はホラードラマですが、怖いのは得意ですか? 苦手ですか?
私も永山さんと同じで避けてきたタイプなので、なーちゃん(西野七瀬)のオススメを教えていただいて克服してみようかなと思います。
――「言霊」という「言葉」がテーマになっていますが、普段よく口にする言葉があったら教えてください。
「お腹すいた」ってよく言っちゃうかもしれないです。このドラマはホラードラマなので、怯えたり、エネルギーを使うシーンが多いんです。お腹が鳴ってNGになったりすることもあるので、つい「お腹すいた」って言っちゃいます(笑)。
三吉彩花(阿木紗香・役) コメント
阿木紗香は作詞家ですが、なかなか日の目を見なかったのが、ひょんなことから自分の書いた詞が世の中に出ていき、自分が発した言葉の力により、私自身もだんだん怪奇現象に巻き込まれていってしまう役です。初回から私の発した言葉でどんどんみんなが巻き込まれていってしまうので、第1話から「言葉の力は怖いな」と実感していただけると思います。
――今作はホラードラマですが、怖いのは得意ですか? 苦手ですか?
ホラー映画はすごく好きで、たくさん見ます。ただ、お化け屋敷などリアルな体験は苦手なので、中間みたいなところですかね。でも、演じるのはすごく楽しいです。なぜかホラー作品に携わらせていただくことが多いのですが、逆に怖いからこそキャストも和気あいあいとしゃべって楽しく撮影しているんです。
――「言霊」という「言葉」がテーマになっていますが、普段よく口にする言葉があったら教えてください。
家に植物がいっぱいあるので、かなり変な感じで植物によく話しかけています。霧吹きで水をあげるのですが、「おはようございまーす」「今日もツルツルでありがとうございまーす」みたいな…(笑)。外では、やらないように気をつけています。
森田望智(菊川麻美・役) コメント
菊川麻美は医師なのですが、ずっと勉強一筋で頑張ってきたので、恋愛面で自分の思いが爆発してしまうような女の子です。白衣を着ると背筋がしゃんとするような気がします。
――今作はホラードラマですが、怖いのは得意ですか? 苦手ですか?
すごく苦手なので、撮影現場にいらっしゃる幽霊役の方が怖くて、怯えながら撮影しています(笑)。幽霊は一人のシーンで出てくることが多いので、そうすると心細くなり、早くみんなに会いたくなりますね。
――「言霊」という「言葉」がテーマになっていますが、普段よく口にする言葉があったら教えてください。
「どっか行きたいな」ってよく言っている気がします。ずっと旅行に行けていないので、どこか遠くの自然に触れられるところに行きたいです。
石井杏奈(林原早紀・役) コメント
林原早紀は小学校教師ですが、生徒思いで慎ましい性格。理想高き女性を演じています。まだ学校のシーンがないのですが、今後、小学校のシーンもあるかなと思うのでこれから楽しみです。
――今作はホラードラマですが、怖いのは得意ですか? 苦手ですか?
私は“見る専門”だったので、演じるとなるとどうなるのかなと思って現場に来たのですが、本当に和気あいあいとしていて怖さ要素が1ミリもないんです。編集や音でホラー感を出していく感じだと思いますが、現場ではみんなでお話して楽しく撮影の日々を送っています。
――「言霊」という「言葉」がテーマになっていますが、普段よく口にする言葉があったら教えてください。
私は事あるごとに「大丈夫!」って言っている気がします。気休めじゃないですけど、自分で自分の気持ちを楽にできるようにと思いながら言っています。人にも言ったりしています。
中村ゆりか(丸山 栞・役) コメント
丸山栞は都議会議員の私設秘書で、国会議員になるという野望が強すぎて、どんな不正にも手を貸してしまうような、勝ち気で野心家の役です。
――今作はホラードラマですが、怖いのは得意ですか? 苦手ですか?
私は極めて苦手です。でも、両親はホラーが好きなので、子どもの頃はリビングからホラーの音が聴こえてきたりして…。「今観てるんだな」と思うと、自分の部屋から出られなくなったりするほど、怖かったです。でも、今回の『言霊荘』の現場で、ホラーの撮影にはからくりがあるのが分かるので、メイクさんから「そういう撮影の裏側を知っていたら、怖くなくなるよ」と、怖がりの克服法を教えてもらったんです。これからホラー作品を見るときは、裏側を考えながら見ようかなって思いました。
――「言霊」という「言葉」がテーマになっていますが、普段よく口にする言葉があったら教えてください。
口癖というわけではないんですけど、「水族館に行きたい」とか、行きたい場所をよく言っている気がします。大好きなペンギンを見たいので、今年中に水族館に行けたらいいなと思います。
斉藤由貴(岩戸志麻・役) コメント
除霊のパワーを持つ女性宮司・岩戸志麻を演じます。劇中でコトハちゃんには間違えられてしまうのですが、“いわ・としま(年増)”ではありません(笑)。志麻は零至くんの叔母ですが、彼とは違い、いちおう除霊の力に関してはインチキではない役のようです。
――今作はホラードラマですが、怖いのは得意ですか? 苦手ですか?
あんまり得意じゃないのですが、時々ものすごくブームになるホラー映画ってあるじゃないですか。「怖いけど、これは見ておいた方がいいだろうな」と思ったときは、映画館に行って、水の入ったペットボトルを目に当てながら最後まで観通したという…。そうするとペットボトルがクッションになって、怖さがちょっと緩和されるんです。
――「言霊」という「言葉」がテーマになっていますが、普段よく口にする言葉があったら教えてください。
好きな映画を観ているときに、クライマックスを飾る素敵なテーマソングや、何度観ても感動するシーンが流れると、誰に向かって言うでもなく「泣いちゃうよ」って(笑)。たとえ一人で観ていたとしても、画面に向かって言っちゃいますね。
――言霊の力を信じて、今年のうちに成し遂げたいことを教えて下さい。
断捨離ですかね。「断捨離しよう」と言い続けて幾星霜という感じで(笑)、なかなか進まないので、少しでも進めたいです。本と洋服は増える一方なので、まずそこから始めたいです。
『言霊荘』番組情報
10月9日スタート 毎週土曜よる11時~11時30分 テレビ朝日系24局
ABEMA配信日程:地上波放送終了後
URL:https://abema.tv/video/title/87-1298
放送チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル(10月10日スタート 毎週日曜よる9時~9時30分)