ABEMAにて10月2日に放送されたEXILEの結成20周年を記念したスペシャル番組『EXILEと踊ろう』の合同取材が9月12日に都内スタジオにて行われ、メンバーのAKIRA、TETSUYA、岩田剛典、佐藤大樹が出席した。AKIRAは岩田との初対面での“EXILE”らしい強烈エピソードを明かし、岩田から「伝説的でした、洗礼を受けました(笑)」と振り返られていた。
『EXILEと踊ろう』は、EXILEに憧れた人気芸人やタレント、EXILEと共に青春時代を過ごしてきたお父さんたちやファミリーが、次々とダンスでコラボしていく特別番組。「EXILEと一度でいいから一緒に踊りたい」、「家族のためにダンスでカッコいい姿を見せたい」など、参加者の夢を叶えるために、EXILEメンバーが全力でサポートするほか、本番のステージに向けて頑張る参加者の姿にも密着した。
『Rising Sun』を、あるファミリーと一緒に踊った岩田は、「20周年という節目をファンの皆さんと直接お会いして、過ごせて、形として残せたことがすごく名誉なことだなと感じました」と興奮する。「僕は2014年に加入したので、まだ7年目。ファンの方から“20年以上応援しています”と聞くと自分より全然先輩だなって。皆さんのおかげでグループがずっと続けてこられたんだな、ありがたいなと感謝の気持ちでいっぱいです」とファンへの感謝もにじませていた。
20周年を振り返り、特に印象深い楽曲を聞かれたメンバー。番組内ではキッズダンサーたちと『HAVANA LOVE』を踊ったTETSUYAは、「全部印象深くて…選べない、全部がいい曲(笑)」と笑顔で悩みながらも、「『HAVANA LOVE』はもちろんですが、改めて『Rising Sun』は、すごく胸に刺さる曲でした。東日本大震災の復興支援ソングとして作られた曲ですけど、今までの自分たちをいろいろ重ね合わせたとき、聞こえるだけ・見えるものだけじゃないものが、お客さんとして感じてしまったので素敵だなと思う」と思いを込めた。
番組内ではEXILEに憧れていた人たちとコラボレーションしていたが、逆にメンバーが一緒にパフォーマンスしたい人はいるか、という質問が記者から飛んだ。佐藤は「自分や新メンバーはHIROさんとステージ上で踊ったことがなくて。背中を見て同じステージで、いつか踊ってみたいです!」と瞳をキラキラさせると、岩田が「大樹の口からHIROさんにお願いして」と頼んでいた。
取材中、EXILEでの思い出がたくさんあると、わいわいと話すメンバー。AKIRAに、メンバーとの「忘れられない思い出」を聞くと、岩田について話し出す。「がんちゃんは一番最初(小林)直己の仲間で“紹介したい人がいる”と言われていたんです。当時、僕たちはレモンサワーをたくさん飲んでいて、2500杯目くらいを飲んだときにがんちゃんが投入されてそこの場で紹介された(笑)。だから、がんちゃんは一番EXILEの中のEXILEの時期に紹介されたメンバー」と、笑顔で振り返った。さらにAKIRAは「当時は鍛えていたので、テンションが上がってくると、上半身を脱いでみんなタンクトップ姿になっていたんです。初のがんちゃんのEXILEの対面は白タンクトップ(笑)」と言うと、岩田も「右も左もわからないけど伝説的でした(笑)。洗礼を受けました!」と笑い、TETSUYAは「今でもその写真あるよ」と盛り上がっていた。
『EXILEと踊ろう』はABEMAにて見逃し配信中。
取材・文・写真:赤山恭子