10月4日、ABEMAにて『わたし、こうして垢抜けました。』初回が放送。YouTuberのタナカガ（パパラピーズ）が登壇し、自身の『女ウケ抜群の垢抜け人生』について語った。
この番組は美しい女性有名人たちが自身の“垢抜けヒストリー”をプレゼンし、過去の写真やエピソードを振り返りながらどのようにキレイになったのか、それぞれの垢抜け人生と垢抜け術を正直に包み隠さず振り返っていく。
MCを務めるのはお笑いコンビAマッソの加納・村上。ゲストにはYou Tuberのタナカガ、モデル・動画クリエイターのねお、歌手の飯窪春菜（元モーニング娘。）が登場した。
今回、波乱万丈な垢抜け人生を振り返ったのはタナカガ。相方のじんじんとともに『パパラピーズ』というコンビを結成し、YouTubeでお笑い・メイク・コスメなど様々な動画配信を行っているYouTuberだ。彼女たちのYouTubeチャンネル登録者数はなんと175万人を記録！そんなタナカガは自身について「男ウケすることなく人生を送ってきた」と振り返った。
タナカガが“人生の暗黒時代”と振り返るのは小学生期。歯並びが悪かったことでつけられたあだ名は『鍵盤ハーモニカ』。歯並びにコンプレックスを持つも家庭の金銭的事情からそれを改善することができず、大きな口を開けて笑えなくなってしまったという。そんな理由から周囲に“怖くて冷たい人”という印象を与えてしまったタナカガ。しかし中学生で歌手のレディ・ガガと出会ったことで、彼女は『第１垢抜け期』を迎える。
レディ・ガガを神と崇拝するようになったタナカガは彼女に憧れ初めてメイクをするように。髪型やメイクを制限されるバスケ部をソッコーで退部し、お小遣いをジェルネイルやレッグウォーマーにつぎ込んで垢抜けていった。
さらに高校生になったタナカガはショーに出演する読者モデルになり、派手なカラコンや付け睫毛をするように。憧れのレディ・ガガが来日の際に着用していた20cmの厚底ヒールと同じものを購入し地元の駅を闊歩するなどして、地元の福泉では『福泉のレディ・ガガ』と通り名を付けられていた。そんな自身のことを「イケてる」と自認していたタナカガだったが、まさかの壁に直面。見た目が強すぎて、異性が寄り付かなくなってしまったのだ。
高校卒業後、美容専門学校に通いながらネオ・ギャル読者モデルとして女子からの支持は得るも、異性からは全くモテず彼氏いない歴＝年齢の日々を過ごしていたタナカガ。それまで自分の好きなスタイルを貫いていたタナカガだったが、同じ読者モデルの男子を好きになったことで『好きな男の好みに寄せまくり時代』が到来した。好きな男子の好みをリサーチし自分と真逆のカワイイ系が好みであることが発覚すると、前髪を作り付け睫毛やカラコンをやめ、ネオ・ギャルから一転カワイイ路線に舵を切った。女子からの支持よりも彼からカワイイと言われることを選んだタナカガ。しかし、彼に告白するも玉砕。失意の中上京し、女磨きに疲れたタナカガは新宿2丁目のゲイ友達と飲み歩いているうちに体重が7キロも増加してしまった。
悲劇の垢抜け停滞期に突入したタナカガだったが、19歳を目前にYouTuberデビュー。水着企画をすることになり、一念発起してダイエットを決行した。毎日2時間プールで平泳ぎをして、ストイックな食事制限も続けたタナカガ。見事7キロ減量することに成功し、無事水着企画で水着姿になることができた。痩せて自信を取り戻したタナカガは再びイケメンの男友達に恋をする。しかし彼は“頭ポンポン”をするなど全女子に対して思わせぶりなことをするタイプで、好きにさせるだけさせておいてタナカガの告白を完全スルー。タナカガはもうええわ、と彼のことは諦めた。
その後タナカガはバイトで貯めた数百万円を使ってコンプレックスに思っていた歯並びを矯正。歯を見せたくなったことで笑顔が増え性格も明るくなり、かわいい絶頂期を迎えた。そしてそんな絶頂期の中、人生で初めてタナカガに彼氏が！相手は友達だった３歳年上のサラリーマン。これまで好きな人の好みに合わせてメイクやファッションを変えてきたタナカガだったが、彼は歯を矯正しお風呂上りにすっぴんの状態で会ったタナカガを見て「めちゃくちゃ可愛くなったね」と言ってくれたのだという。
その結果「メイク・ファッションは男に合わせなくていい！」と気付いたというタナカガ。「無理してがんばったところで、それは自分ではない。自分が好きなメイクやファッションを好きだと言ってくれる人に出会えるのが1番」と、ありのままの自分を表現することで本当の幸せを手に入れることが出来たようだ。
