10月13日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#2が放送。総合格闘家やYouTuberとしての顔を持つ芸人・みなみかわが、「売れてない芸人はみんな格闘技を習え!」と自論を展開した。
この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
みなみかわの特技は、ロシア武術「システマ」。みなみかわは「みなさん、ストレスを感じていますか?」「みんなシステマやるべきやな、と思います」と前置きし、スピーチをスタートした。
みなみかわは「芸人は今めちゃくちゃ多くて、高齢化が進んでます」と切り出し、その結果、「芸人の人権が軽んじられている」と主張。「ロケでディレクターに『おもろないねん!』とケツ蹴られたこと、あるじゃないですか」「酔っ払ったディレクターさんに、『ハゲてるかハゲてないか境界線描いたる』って、油性ペンで顔に落書きされること、あるじゃないですか」と、あるあるエピソードかのように実体験を明かした。
「そこで格闘技です」とみなみかわ。「格闘技をやっていたら、『こいつ、いつでも倒せるぞ』と思うわけです。ドランクドラゴンの鈴木拓さんもおっしゃっている」「5秒あれば命とれる」と語り、「ストレスを抱えていても、いつでも大丈夫」「売れてない芸人ほど習うべき」と訴えた。
みなみかわは「オススメしたいのが、ロシアの格闘技『システマ』です」「どんだけ殴られても痛くないんです」と、やや強引に自分の得意分野の話題へ。「わたし、痛み感じないんですよ」とシステマの効果を明かし、「企画会議で罰ゲームがあっても、僕ならイケる」「すべての仕事を僕に集約できる。全企画受けられる」と、仕事が欲しい姿勢を見せた。
最後にみなみかわは、「ということは、全事務所がシステマ必須になる。先生が要るでしょ?」とニヤリ。「吉本興業から、(松竹芸能の)僕にオファーが来るんです!」と暴論で2分59秒のスピーチ締めた。
髭男爵・ひぐち君が「学生時代に習いたかったですね。カツアゲされてきたから……」と感想を語ると、みなみかわは「カツアゲされても痛くないです」と自信満々。ただし、「カツアゲはされます。お金は盗られるし、血も出ます。痛くないですけど」とのこと。結局カツアゲされてしまうというオチに、佐々木は「矛盾だなー(笑)」と苦笑いだった。