10月18日放送のABEMA「給与明細」では、世界を股にかけて活躍するカリスマ縛師・鵺神蓮さん(37)が登場。独自の流派が人気を集める秘訣を探った。
【動画】SMではない緊縛の世界
圧倒的な眼力とパフォーマンスで緊縛界の若きカリスマとして多くのファンを魅了する鵺神さん。業界内での評価も高く、セクシー女優の塩見彩は「蓮さんの場合は、縄で縛られている時も気持ち良いし、そこからさらにもっと気持ち良くなりたいという欲にかられる」と称賛。同じくセクシー女優の神納花も「体の仕組みをうまく使って縛るところがすごく魅力的」と語ったほか、セクシービデオ監督のTOHJIROは「一番は間合い。ピンと張り詰めた緊張感、緩急のつけ方が、普通のSMの縛師とは違うところ」と鵺神さんの魅力に言及した。
今やジャパニーズ・カルチャーとして世界中で認知されている緊縛だが、SMとは似て非なるものだと鵺神さんは語る。彼によるとSMには本来は身分制度に基づくslave(奴隷)とmaster(主人)の関係があり、「もともと奴隷を相手にするものなので、触りたくないんですよ。だからなるべく長い鞭を使って叩いた方が汗も返ってこないし、靴で踏んだ方が直接肌に触れない」と説明。一方で緊縛は江戸時代の罪人を捕らえる捕縛術に由来する日本発祥のオリジナルカルチャーで、「人を縛るということは触るわけですよね。(だから)距離がすごく近い」という。こうした違いもあってか、海外では“KINBAKU”や“SHIBARI”といった日本語の呼称もそのまま使われているようだ。
また武術や剣術のように、緊縛界には思想や縛り方などの違いでいくつもの流派があるという。鵺神さんは11年前に独自の流派を立ち上げ、今ではフランスやドイツなど世界10カ国に支部を構えるまでに成長。違う流派の師範が習いに来るほど同業者からも注目されており、日本緊縛界の重鎮の1人で長田流の縛師・長田スティーブ氏も「鵺神先生以外のスタイルはみんな普通。鵺神先生のスタイルはもっと上、一番上。みんな縄だけ。先生は体のテンションわかる。体プラス縄。先生特別」とリスペクトを表明していた。
(ABEMA/給与明細より)
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