アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」第53話で、超魔生物と化したハドラー(CV:関智一)の挑戦が幕を開けた。これまで「中間管理職」などとイジられてきたハドラーの武人としての成長が視聴者の胸を熱くさせたようだ。
アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は、1989年~1996年に「週刊少年ジャンプ」にて連載された累計発行部数4700万部を誇る名作漫画(原作:三条陸、漫画:稲田浩司、監修:堀井雄二)が原作。勇者に憧れる少年・ダイ(CV:種崎敦美)の冒険を描いたファンタジーだ。
前回放送された第52話「父子竜出陣」では、エイミ(CV:石川由依)がヒュンケル(CV:梶裕貴)に想いを伝えた。映像がシネマスコープサイズへと変わる演出もあり、まるで劇場版のようにクオリティの高い一連のシーンに対して、「エイミさんが首を振った時の髪のなびき方、震える指先、ヒュンケルの瞬き…デリケートな所まで作り込み凄かったです」「映画か!青春映画か!スタッフさんの愛を感じる…」「屈指の名シーンに感動…!!!」といった声が寄せられた。
最新話にあたる第53話「ハドラーの挑戦」は、ふたりの竜(ドラゴン)の騎士との戦いを切望するハドラーの挑戦が描かれた。ハドラーは15年前に勇者によって倒されたが、大魔王バーンの力によって復活を果たした立場だ。序盤は情けないシーンもあったため、視聴者からは「中間管理職」とイジられてきたが、最新話はハドラーのかっこよさが堪能できるエピソードだった。
Twitter上では「この成長ぶりは感慨深い」「ハドラーのこと、好きになってる人多いんじゃない?」「真の武人となったハドラー」「武人ハドラー様大好きです!」と評判になっている。また、ヒュンケル役を演じる声優の梶裕貴も「ダイとバランの親子コンビが様になってきたが故に浮き彫りになる、ハドラーの孤独」とツイートし、ハドラーに感情移入している様子。「これだから憎めないんだよな」と続けた。
第53話「ハドラーの挑戦」
【あらすじ】
死の大地でハドラー親衛騎団とにらみ合うポップたち。一方、ダイとバランは魔宮の門の前で、フェンブレンと激闘を繰り広げていた。バランがピンチに直面したとき、瞬間的に反応するダイ。ついにフェンブレンとの戦いが決着を迎える。そして、魔宮の門の奥には、二人の竜(ドラゴン)の騎士との戦いを切望するハドラーが一人待ち構えていた。超魔生物と化したハドラーの命を懸けた挑戦が幕を開ける。
※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
(C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京
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