10月15日(金)20時20分より、グローバルガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999 : 少女祭典 #11』が、ABEMAにて独占配信された。日・韓・中から33人ずつ選ばれた、計99人の少女たちが参戦する大規模なグローバルガールズグループデビュープロジェクトとなる本番組。「第3回生存者発表式」が行われ、26人の少女のうち生存できる18人が発表された。TOP9の激しい入れ替えがあり、少女たちの間に緊張が走った。
【動画】TOP9が激変!1位はシェン・シャオティン、2位はキム・ダヨン…ファイナリスト18人が決定
『Girls Planet 999 : 少女祭典』は、ENHYPENが誕生し話題となった『I-LAND』など、人気オーディション番組を手掛ける韓国を代表するエンターテインメント企業CJ ENMによる、新たなオーディションプロジェクト。日・韓・中の少女たち99人が、ガールズグループデビューの座を射止めるため、パフォーマンス対決を行う。少女たちの中には、現役アイドルなど、ビジュアルと実力を兼ね揃えた強者が勢ぞろい。超大型オーディション番組からデビューするのは一体誰になるのだろうか。
ファイナルに向けた最後のミッション「O.O.Oミッション」
#11では、18人のファイナル進出者を選ぶための、最後のミッションとなるO.O.Oミッションの説明から始まった。テーマソング「O.O.O」を8人と9人のチームでわかれ、評価されるという内容。プラネットマスターのヨ・ジングは、各チームについて、プラネットガーディアンの投票結果と、K-POP専門家マスターたちの意見によって「O.O.O」デビュー組のバージョンに最も似合うチームがすでに決まっていると少女たちに伝える。
O.O.Oミッションのベネフィットは、ほかのミッションとは違い、個人評価によってベネフィットの主人公が決まる。マスターたちが選ぶわけではなく、O.O.Oミッションを行った後、26人の個人映像が公開され、各チームで24時間の間、プラネットガーディアンからもっとも多く「いいね」を受け取ったひとりずつ、合計3人にベネフィットが与えられるという仕組み。9人チームの1位には9万点が与えられ、8人チームの1位には8万点が与えられる。
1チーム目は、キム・ダヨン、チェ・ユジン、カン・イェソ、キム・チェヒョン、シェン・シャオティン、スー・ルイチー、川口ゆりな、坂本舞白、江崎ひかるというTOP9の多くが顔を揃えるチームとなった。イェソは「ほとんどの人がTOP9なので、ベネフィットを貰える自信がないです…」と心の声を漏らす。キリングパートにイェソを含む4人が立候補するも、投票結果でユジンに決定。ユジンは「キリングパートは初めてです。ずっとやりたかったので幸せです」と気合いを入れて臨んでいた。
2チーム目はキム・スヨン、ヒュニン・バヒエ、ツァイ・ビーン、ファン・シンチャオ、フー・ヤーニン、野仲紗奈、岸田莉里花、メイ、嘉味元琴音という組み合わせ。どことなく重たい空気が漂う2チームでは、「リーダーをやりたい人?」、「メインボーカルをやりたい人?」と聞いても、誰からも手が挙がらない。メンバーも「雰囲気があまりよくない…」と言い、苦しい沈黙が続く。集中力の欠ける雰囲気の中、練習は始まるが「チームワークを作るのが難しい」と、芳しく進まない。
3チーム目は、キム・ボラ、グイン・マヤ、ソ・ヨンウン、ウェン・ヂャ、チェン・シンウェイ、チョウ・シンユー、池間琉杏、永井愛実となった。2チームとは打って変わって、とにかく明るい雰囲気の3チーム。全員が陽気に「私たちはビジュアルチーム!」と笑顔を見せる。キリングパートには何人か立候補者が出たが、永井に決定。その後もメインボーカルなど、順調に決まっていき、あっという間にパート分けが終わった。メンバーは「いいステージを披露して後悔を残さないようにしたい」と真剣に練習に挑んだ。
本番を迎えると、1チームは高いクオリティでまとまったパフォーマンスを披露。ほかのチームの少女たちからも「本当に素敵…」とうっとりされていた。続く2チームは、中間発表の様子が映し出され、全く合わない少女たちのパフォーマンスに、マスターたちは怒り顔に。「ダンスで注目されていたメンバーがそろっているのに、本当にやりたいの!?」、「ここに初めて来たときより下手になってるのは衝撃的」、「これまでに脱落した参加者や投票してくれた方たちに対する礼儀に欠ける」と悲惨な評価が下される。しかし、本番ではしっかりとダンスで表現してみせた。
3チームの中間発表では、変わらず明るい雰囲気を保ったまま曲を披露し、「何でこんなにうまいの?」とマスターたちをうならせる。発表後は拍手喝采を受け、涙を流すマスターの姿も。終了後、マスターたちは「感動しました」、「ステージに集中できるようにしてくれれば、見ている人はこんな風に涙を流すことになると思う。数ヶ月頑張ってきたのを知ってるし、こういったエネルギーを見せられるのがガールズグループだと思う」と高評価。さらに、「実力的には、1チームが上手かったかもしれないけど、感動を最も多くもらったのは3チームだった。2チームのメンバーたちも、こういうエネルギーを感じてほしい」とお手本になるパフォーマンスだったと言われ、本番ではそのままベストステージを見せていた。
本番終了後、少女たちにサプライズで、ステージ上である映像が流れた。それは世界各国、様々な人たちが「O.O.O」を踊っている映像だった。うれしさと感激のあまり涙する少女たちのもとに、続けて世界のプラネットガーディアンからの応援メッセージも届く。熱い思いに触れて、号泣した少女たちは、「今まで歩んできた道が正しかったんだと思った」、「応援してくださってる方のためにも夢を叶えたいと思った」、「本当にデビューしたい」と勇気づけられていた。
第3回生存者発表式、新たなTOP9に衝撃
番組後半では、第3回生存者発表式が行われた。K・C・Jの人数の制限なく、プラネットガーディアンの投票によって決まった全体順位1~17位までの上位17人が生存し、18位から26位までの脱落者9人のうち、1人だけがプラネットパスで復活する。合計18人だけが、デビュー組が誕生する待望のファイナル生放送ステージに立つことができる。今回のグローバル投票には全世界170か国が参加した。
前回開催されたクリエーションミッションにて1位となった「U+Me=LOVE」チームには、投票締め切り前の24時間の間、投票数が2倍に集計されるベネフィットが与えられた。さらに、O.O.Oミッションでベネフィットを受け取ったのは、1チームはチェ・ユジン、2チームはヒュニン・バヒエ、3チームはソ・ヨンウン、となった。これらすべてが合算され、最終的な順位が決定される。
順位発表となり、プラネットマスターより16位から発表が行われた。16位はファン・シンチャオ(C)となった。シンチャオは「ありがとうございます。ファイナルでも引き続き努力して、うまくできることを皆さんに証明したいです」とコメント。続く15位はキム・ボラ(K)。ランクアップとなったボラは、「『Utopia』をやりながら、私が成長できるようにサポートしてくれたメンバーと、いいお言葉で自分自身を振り返らせてくれたマスターの皆さんに感謝します。今すごく幸せです」と笑顔を見せた。
14位のウェン・ヂャ(C)は、「14位という順位をくださったプラネットガーディアンの皆さん、本当にありがとうございます。ステージを通じて、いい思い出がたくさんできました。ファイナルで会いましょう!」と力強くコメント。13位のヒュニン・バヒエ(K)は、「ファイナルステージに立たせてくれた、プラネットガーディアンの皆さん、本当にありがとうございます。私は順位の変動が多かったけど、幸いにもファイナルに進出することができて本当にうれしいです」と、しみじみ。
12位のカン・イェソ(K)は順位が下がってしまったものの、生存はキープ。「実は、ファンミーティングの前まで、いつもうまくやれてないと思っていましたし、緊張してすごく憂鬱になっていました。けれど、12位という高い順位を与えてくださってとてもありがたいですし、私も皆さんに幸せと愛を届けられる人間になりたいので、ファイナルステージで、もっと成長したいい姿を見せたいです」と気持ちのこもったコメントを残した。
11位となったのはキム・チェヒョン(K)。チェヒョンもTOP9からランクダウンとなり、少女たちは「変動が激しい…」とザワつく。チェヒョンは「今回のミッションでは、自分に対する悩みが多かったけど、ファイナルステージも最後までたくさん考えて努力する私になります」と話した。10位のスー・ルイチー(C)も、TOP9圏外となってしまった。だが、「これまで私は夢を諦めたことはありません。黙々とたくましく初心を忘れずに歩んでいきます」と前を向いた。
ここからはTOP9となる。9位には、初めてTOP9入りしたソ・ヨンウン(K)。「私がですか…?」と驚きの表情を見せたヨンウンは、「多くのプラネットガーディアンの皆さんが応援してくださったおかげです」と感謝を告げていた。8位のフー・ヤーニン(C)も、初めてTOP9の座についた。「本当にうれしいです。8位という順位が夢のようです。投票してくださった皆さん、私のことを諦めないでくれてありがとうございます」と満面の笑み。
ここまでJが呼ばれることがなかったが、7位となり、ようやく野仲紗奈(J)の名前が呼ばれた。初のTOP9浮上に喜んだ野仲は、「TOP9に入るという想像は一度もしたことがなかったんですけど、すごく幸せです。応援してくださった皆さんに心から感謝申し上げます」と栄えある7位の椅子に座り、「ふかふか…!」と目を輝かせる。6位となったのは、前回から順位が下がった川口ゆりな(J)。順位について、川口は「これまで本当に高い順位をいただいてすごくありがたかったんですが、私がもらってよかったのかとか…」と言い涙を流す。「怖かったりもしました。ファンミーティングやメッセージ動画を見て、やっと自分自身を応援してくださっている方がいると実感できました。皆さんのおかげで幸せな時間を過ごしています。これからも一生懸命頑張りますので見守ってください」とメッセージを送った。
5位につけたのはチェ・ユジン(K)。「こんな高い順位にしてくださってありがとうございます。皆さんの動画を見ながら、応援してくださっている人がこんなにたくさんいるということを感じられました。がっかりさせないように素敵な姿、ステージを見せていきたいです」と話す。4位は江崎ひかる(J)で安定の強さ。「私に4位という高い順位をくださったプラネットガーディアンの皆さんに感謝を伝えたいです。ファイナルミッションなのでもっと集中して、いつも応援してくださる皆さんのために最後まで頑張ります」と温かいコメントをした。
遂にTOP3発表!脱落者とは涙の別れ
いよいよTOP3の発表となった。3位は坂本舞白(J)で、うれしそうに顔をパッと明るくさせた。「TOP9という座を守ることができたのは、皆さんのおかげです。ありがとうございます。この番組に参加した当初は自信がありませんでしたが、こんなに応援していただけて、今とても幸せです。皆さんも私を見て幸せになってほしいです」と実感のこもる発言。2位のキム・ダヨン(K)は、初のTOP9となった。「初のTOP9に加えて、2位というとても高い順位をいただき、言葉で言い表せないくらい幸せです。正直、序盤は自信をなくしていました。でも皆さんの応援のおかげで自信を取り戻し、自分自身をたくさん表現できるようになりました。ファイナルも一生懸命駆け抜けて、デビューできたらうれしいです」とスピーチした。
そして1位は、77か国で首位を奪取、416万1699点を獲得したシェン・シャオティン(C)だった。キープの順位に、シャオティンは「プラネットガーディアンの皆さん、たくさん投票してくださってありがとうございます。今回の生存式が最終ではないので、プラネットガーディアンの皆さん、私と一緒に私の夢を守ってくださったら嬉しいです。引き続き努力します」と堂々と語っていた。
そして、17位発表ではチェン・シンウェイ(C)とキム・スヨン(K)の2人が呼ばれ、檀上に立たされた。プラネットマスターは、わずか4115票差で生存と脱落の運命が分かれたと発表。緊張が走る中、17位で名前を呼ばれたのはスヨン。スヨンは、安堵のあまり思わずその場にしゃがみこみ、その後シンウェイと抱き合った。そして、「今回、生き残れるとは本当に想像もできませんでした。『U+Me=LOVE』のキリングパートを信じて任せてくれたから、ここまで上がることができたと思います。チームメンバーに感謝の気持ちを伝えたいです。愛しています」と感激の面持ちで伝える。一方、感想を求められたシンウェイだが、さまざまな感情が込み上げたのか、涙を流し言葉が出てこない。少女たちも「泣かないで…」と言いながら泣きじゃくっていた。
最後にプラネットパスの発表があり、グイン・マヤ(K)に決定した。マスターはマヤを選択した理由について、「選ぶのが本当に難しかったです。マヤは曲に対する表現力がとてもいい。ただ笑っているように見えるけど、頭の中にはビジョンが描かれていると思う」、「実力面を見ても、これからの成長の可能性を見ても、マヤを選びました」と明かした。マヤはうれしさのあまり号泣し、「プラネットパスをもらえるように助けてくださったプラネットガーディアンの皆さん、マスターの皆さん、ありがとうございます。いつも一緒にミッションをして、つらいときに一緒にいてくれたお姉さんたち大好きです。ありがとうございました」と脱落した仲間たちに感謝を告げていた。
番組の最後には、生存者と脱落者がともに抱き合ったり、最後の挨拶を交わす場面が流れた。檀上では言葉を紡げなかったシンウェイだが、発言したいと手を挙げ、「さっきはいろいろな気持ちがこみ上げてきて、言葉が出ませんでした。私たちの人生はすでに光を放ち始めています。いつかまた会えると信じています。今まで私たちの夢を守ってくれてありがとうございました」と、しっかりとプラネットガーディアンにメッセージを伝えた。
TOP9に名を連ねていたツァイ・ビーン(C)も、悔しくもここで脱落となった。ビーンは「私にとって『Girls Planet 999』は夢が始まった場所です。後ろにはいつも私を応援し見守ってくれる方がいるので、これからも夢を楽しみながら前に進みたいです」とこれからも精進すると告げた。そのほか、脱落メンバーはチョウ・シンユー(C)、永井愛実(J)、岸田莉里花(J)、メイ(J)、嘉味元琴音(J)、池間琉杏(J)となった。
生存した18人は、待望のファイナルステージでコンプリーションミッションを披露する。そして、次回の生放送では、ついにデビュー組9人が決定する。日韓中同時生放送となる最終回は10月22日(金)20時よりスタート。なお『Girls Planet 999 : 少女祭典』#1~♯11はABEMAにて独占配信中だ。