お笑いコンビ・かまいたちABEMA初の冠番組『ぜにいたち』が10月25日(月)よりスタートする。同番組は「Life is Money(人生は、金だ)」をテーマに、金に翻弄された人生を送る人物に密着する企画や、金にまつわるスポットに芸人たちが突撃取材するロケ企画などを通じて「銭と人生」を学んでいくドキュメントバラエティ。番組開始に先がけてABEMAとYouTubeで配信された「【かまいたち MC】新番組『ぜにいたち』に関する緊急謝罪会見」も話題を呼んだ。ABEMA TIMESでは初回収録を終えたかまいたちを直撃し、番組にかける意気込みについてなどを聞いた。なんでも、山内健司(以下、山内)は投資や財テクに興味津々なんだそう。

この記事の写真をみる(4枚)

【動画】10月25日スタート!『ぜにいたち』予告映像

おかしな番組だなぁって(笑)

――初回収録お疲れ様でした。「Life is Money(人生は、金だ)」というストレートなテーマを掲げるかまいたちさんの冠番組ですが、収録を終えて今の感想はいかがですか?

山内: 僕らが東京進出したてのときに、ABEMAさんでは朝日奈央ちゃんと3人でゲーム番組(2018年配信『デスゲーム』)をやっていたのと、カミナリとトーク番組(2019年配信『僕たち…つきあってます!』)をやらせていただいたんですけど、それがあんまり続かなくて、結構期間が空いての初の冠番組なので、うれしかったですね。収録をめちゃくちゃ楽しみにしていたんですけど……。

――けれど?

山内: いやぁ。おかしな番組だなぁって(笑)。

――あははは。スタジオ収録を見ていましたが、アクが強いというか、独特な雰囲気でしたね。非常におもしろかったです。

山内: そうですね。「この番組は確かに地上波にはないな」とは思いました。

濱家隆一(以下、濱家): 個人的にもおもしろかったですね。放送したら「あかん」ところまではいってなかったと思うし、ちょうどいい塩梅を楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。

――スタジオに登場した方々の個性も光っていましたね。一方で、かまいたちさんがスタッフサイドの暴走をチューニングするような場面もありました(笑)。

濱家: そうですね。「ゼニがテーマ」や言うてるのに、エロにばっかり向かっている部分があったのでね(笑)。

山内: 我々、上品な芸人としてやってきていますし、お金の面でも視聴者の方に勉強になるようなものを提供したいと思っているので…、今日の内容は聞いていたものと違いました(笑)。

――では、今後はかまいたちさんの意見を伝えながら、番組を作っていく感じですかね?

山内: そうですね。スタッフさんたちが、エロの方向に走り出しそうになったら、しっかりと引き戻していきたいと思っています。

濱家: あと気になっていることが一つあって。

――何でしょうか?

濱家: 番組がスタートするにあたり、コメントを出したんですよ。初回収録前だったので、どんな番組かあまりわかっていない状態でコメントを出したんですけど「お金に関するさまざまな知識を学べて、日常生活にも役立ちます」みたいなコメントを出しちゃってるんですよね。それを今、どうしようかなって思ってますね(笑)。

▲話題となったかまいたちの謝罪会見!?

昔から“節約すること”が嫌なんです

拡大する

――東京進出されてから数年が経ち、今では“テレビで見ない日はない”と言っても過言じゃないとほど、大活躍されているお2人ですが、お金に関する価値観は、数年前と比べて変化しましたか?

濱家: 基本的にはそんなに変わってないと思いますけどね。どうですか?

山内: 僕は、昔から「節約すること」が嫌なんです。節約しなくてもいいように「頑張って稼ごう」というタイプ。若手の頃から、例えばご飯もスーパーのタイムセールで買ったことが一切ないんです。ATMでも「手数料を取られるから銀行まで行っておろす」という人もいると思いますけど、そういうこともしたことがない。“おろしたいタイミングでおろせばええやん”の精神でやってきたんですよ。節約は嫌なんですけど、今「投資・財テク」はめちゃくちゃ興味があります。ものすごく学びたい欲がありますね。

――『ぜにいたち』で学ぼうと考えていたのでしょうか?

山内: この番組で学びたいですね。最近よく「今は貯金が1番意味ない」とか「お金は蓄えておくんじゃなくて、動かしていった方がいい」とか言われるので、それを学べると思ってたんです。

――教養的な面もある番組だと思っていたということでしょうか?

山内: 思っていました。ここからなんとかして、教養の部分も出していきたいと思います。

――(笑)。濱家さんはいかがですか?

濱家: 僕はあまり大きなお金をばんばん使うタイプじゃないんですよ。山内を見ていてすごいなと思うのは、入った金を「ドンっ!」と使うところですね。その姿にはビックリさせられます。

山内: でも濱家も今の奥さんと付き合うまではとんでもなかったですよ。給料をもらった2日後には、もう全てを使っていたようなこともあったし。

濱家: そうね。めちゃめちゃ浪費家でした。

山内: それが、奥さんと出会って急に節約できる男に変化したっていうね。

濱家: そうですね。今はあんまりおかしな金の使い方はしなくなったかな。

――芸人さんといえば、それこそ一昔前は“宵越しの金は持たない”的なイメージもありましたが、身近な芸人さんでそんなお金の使い方の人は?

濱家: それこそ、千鳥大悟さんはそうじゃないですかね。あの人、まさに宵越しの金は持たない人ですから。

山内: それと粗品霜降り明星)ね。

濱家: あー、確かになぁ。

山内: 粗品の博打の張り方はちょっと信じられないですよ。

――山内さんもギャンブル好きとして知られていますが、そんな先輩から見てもそう映る?

山内: そうですね。ちょっとあんなスケールでは張れないです。あの勝負の仕方は素直にすごいなと思いますね。

番組内でリアルにお金を動かしていけたら

拡大する

――番組内には一月で最高額600万円をもらったというヒモ男も登場しましたが、もしお2人が「600万円を自由に使っていい」と言われたら何に使いますか?

山内: 僕はどこかに家を買いたいですね。600万円を頭金にして、2000万円くらいの家を買おうかな。それを3000万以上で売りたいです。

――山内さん、やはり投資脳ですね(笑)。

濱家: お金を転がす考え方やな。

山内: そうですね。フルリフォームして貸すなり、売るなりして、不労所得を得たいです。

濱家: 僕は普段お世話になってる仕事仲間とか、マネージャーに還元したいですね。僕は自分のために1円も使わなくてもいいんです。周りの大切な方々に還元したいですね。

山内: エグい好感度狙いやな……。

――では収録を経て番組に対する印象も変わった部分もあると思いますが、放送を楽しみにしているファンに見どころを教えてください。

濱家: だいぶ特殊でちょっと変な番組にはなってると思うんですけど、初回からかなりおもしろいと思います。収録してみて手応えもあったので、今後いろんな展開も作っていけるでしょうし、僕ら自身も楽しみながら収録できると思いました。そして今後、実際に番組内でリアルにお金を動かしていけたらいいですよね。

――確かに、お金に関するドキュメンタリーというのはおもしろそうですね。

濱家: うん、そうですよね。

山内: 僕はできるならR-15指定の番組にしたいです。

濱家: いや、それエロに向かってまうやん。そんなんしたら、スタッフの拍車かかってまうやん。

山内: そして、若い子には見て欲しくないですね。

濱家: いやいや、ABEMAさんの番組やし、若い子に見てもらわんとあかんのよ。

――わかりました(笑)。引き続き、「ぜにいたち」楽しみにしています。ありがとうございました!

かまいたち: ありがとうございました。

「ABEMA」オリジナルシリーズ『ぜにいたち』 放送概要

かまいたち山内、投資・財テクに興味津々、お金がテーマの冠番組に「学びたい欲があります」と前のめり!
拡大する

かまいたち、ABEMA冠レギュラー決定!世の中の“ゼニと人生”を学ぶドキュメントバラエティ初回放送日程: 2021年10月25日(月) 夜11時~深夜0時
放送チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル
放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/EhX67C19X8TNX1


取材・テキスト・撮影:中山洋平

ぜにいたち
ぜにいたち
僕たち…つきあってます!
僕たち…つきあってます!
マッドマックスTV
マッドマックスTV
ニューヨーク屋敷、かまいたち山内に“ひろゆき論破必勝法”を提案
かまいたちのバラエティ番組 配信情報はこちら
かまいたちのバラエティ番組 配信情報はこちら
この記事の写真をみる(4枚)