浪川大輔「やるだけじゃダメなんだぞ、と」 世界体操で体操の奥深さに触れ感嘆
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世界体操>23日/決勝・種目別床/北九州市立総合体育館)

 18日から開催されている体操の世界選手権、種目別床の決勝が23日に行われ、うなじにゲームのマリオシリーズでお馴染みの“1UPキノコ”のタトゥーを入れていることで一部ファンの間で話題になった二コラ・バルトリーニ(イタリア)がDスコア6.200、Eスコア8.600のトータル14.800で日本の南一輝を退けて見事優勝を果たした。

【映像】“1UPキノコ”がチラリ…浪川大輔が感嘆した演技

 予選を2位で通過したバルトリーニは前半から難度の高い演技を集めるなど、圧巻の演技を披露。アテネ五輪の男子体操団体で金メダルを獲得した米田功氏はバルトリーニの演技について「予選から着地がほとんど決まっていた。決勝でも安定感のある着地を実施している」と評価。さらに「動きもすごく丁寧だった。技と技の、得点には関係してこないけど手足の長さを生かして綺麗にさばいていた」と述べた。 

浪川大輔「やるだけじゃダメなんだぞ、と」 世界体操で体操の奥深さに触れ感嘆
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 一方、ABEMAで実況を務めたロンドン五輪の体操団体銀メダリストである田中和仁氏も「非常に丁寧だった」とバルトリーニの演技に触れると、バルトリーニに一歩及ばずに銀メダルとなった南については「ちょっと着地が、いつもより弾んでいた。いつもの方が止まっていたので、惜しかった」と述べた。

 またゲスト解説を務めたアニメ『体操ザムライ』の主人公・荒垣城太郎役を演じる声優の浪川大輔さんもコメントを求められると「ビックリした」と選手の演技に驚嘆した様子で口を開くと「田中さんのアドバイスを聞きながら、どういう見方をしようかと思っていた。難しい技をやるのと、キレイに見せなければならないという両方を兼ね備えた人じゃないとメダルに届かない。やるだけじゃダメなんだぞ、と」と話し、改めて体操の奥深さに感嘆した様子だった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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【映像】“1UPキノコ”がチラリ…浪川大輔が感嘆した演技
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【映像】バルトリーニの魅力を3分で紹介
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世界体操2021【決勝4日目】| ABEMA
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