10月27日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#4が放送。なすなかにし・中西茂樹が「芸人を目指すなら松竹芸能はやめなさい」とスピーチしたが、千原ジュニアがかえって松竹芸能の懐深さに感服する展開になった。
この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
中西は「松竹芸能といえば『仲が良い』『しっかりしたネタをする』『ガツガツした人がいない』イメージじゃないでしょうか。実際はイメージとかけ離れています」と自身の所属する松竹芸能をネタに、奇人変人を例に挙げてスピーチ。
「芸の真髄を極めたいなら松竹芸能はおすすめ。先輩との関わりがなく誰にも相談できないので、自分の芸に向き合える。(海原はるか・かなたの)はるか師匠のような変な師匠からは、芸人の毒っ気を学べる」と、自分が訴えたネガティブイメージを逆手に取って熱弁した。
ジュニアは「めちゃくちゃ言うなーお前!(笑)」「ピックアップするところに悪意があるだけ。よゐこの2人の面倒見の良さとか……」と苦笑。松竹芸能をフォローした。
そんなジュニアは、吉本興業への不満をポロリ。「普段ほったらかしのくせに、なにか言うと『そういうこと言うな!』って言ってくる」と漏らし、「松竹さんの良いところは、『大々的に言っていいよ』って事務所がOKしてる、懐の深さ」とベタ褒め。「そこですよ、ウチと違うのは」とうなずいた。
ウエストランド・井口浩之は「(吉本所属の)鬼越トマホークが、いつも口ごもる」「お前のとこどうなんだよ! って聞くと、『まあまあ、それはホントに……』って」「(事務所のことだけは)やっぱ言えないんだ~って(笑)」と、鬼越トマホークが吉本を恐れていると暴露。スタジオに笑いが起きていた。