一度放たれた言葉は二度と取り戻すことはできないのか?テレビ朝日とABEMAの共同制作で送る、西野七瀬主演の連続ドラマ『言霊荘』。第5話では、言霊プレゼンツのドロドロ三角関係が露呈されると同時に、呪縛霊の直接対決が実現する。しかし勝負の果てに待っていたのは、コトハ(西野)に対する「みんなあなたのせい」という意味深かつショッキングな霊界からのメッセージだった。そして新たなる住人も登場。謎は解決されるどころか、ここに来て深まるばかり。ますます目が離せない!
コトハの言葉通り、自身が運営するチャンネルの登録者数が爆発的に増加する。やはりレディスコート葉鳥には言霊が実在するのか?コトハたちは、言霊の力で危険な生体間移植を終えた麻美(森田望智)に会いに行く。体に負担がかかるために禁止されていたはずの麻美の手術は予想に反して無事に終了。麻美が願った通りの結果に一同は言霊の存在を意識せざるを得なかった。
コトハたちが麻美の元恋人・鈴木の病室を訪れると、小学生の男の子がいた。しかもその傍らには早紀(石井杏奈)の姿がある。驚くコトハに早紀は事情を説明する。男の子は妻を早くに亡くした鈴木の子供で、その小学校のクラスの担任が早紀なのだ。鈴木からの育児相談を受けるうちに二人は親密な関係になったらしい。鈴木の元彼女が麻美であったことを知らなかったという早紀は「絶対に鈴木を麻美に渡すつもりはない。麻美には消えてもらいたい」と宣言して狂ったように笑う。まさかの三角関係言霊発動か!?
危険を感じたコトハは配信チャンネルで得た利益を岩戸志麻(斉藤由貴)に渡して、ついにレディスコート葉鳥で除霊の儀式を開始する。すると入院中の麻美を異変が襲う。ベッドの中にこの世ならざる存在が姿を現したのだ。時を同じくして、開かずの管理人室に邪気を感じた志麻は「言霊を操る呪縛霊は、みなさんの言葉を現実世界に反射させ、不幸の連鎖に巻き込んでいる」と霊視。呪縛霊との戦いをスタートさせる。
そのころ早紀は鈴木に対して、自分と麻美のどちらを取るのかを迫る。すると鈴木は「どちらとも別れる」と予想外のアンサーを導き出す。すると麻美は悶絶!一拍遅れて早紀も悶絶!これは失恋のショックから来たものではない。早紀が麻美に対して「消えろ!」と言葉にしたのと同じく、麻美も早紀に「消えろ!」と言葉にしていたのだ。愛憎の果てにあるのは、二人同時多発的言霊死か…。
レディスコート葉鳥の開かずの間である管理人室のドアが爆発したかのように開き、謎の女性のシルエットが浮かび上がる。次の瞬間、その呪縛霊は志麻を波動攻撃。志麻の体を乗っ取りコトハにこう告げる。「あなたのおかげで私は解き放たれた。みんなあなたのせい。あなたのせいでみんな不幸に巻き込まれた」と…。
「全部私のせいなのか…」。その言葉に打ちのめされるコトハ。すると管理人室をノックする人物が現れる。まだいたのか呪縛霊!?しかしその人物は、紗香(三吉彩花)亡き後の1号室に引っ越してきたという新入居者・城崎雪乃(秋田汐梨)だった。
『言霊荘』第5話はABEMAにて無料配信中。さらに「言霊荘」と人気TikTokクリエイター“コワゾー“がコラボ。ドラマ撮影現場で起きた恐怖体験を映像化したコラボ動画も続々配信中だ。