橋下氏「辻元さんは維新が有権者に一定の評価を受けていることを認めた。政治家としてすごい。枝野さんはまったく認めない」
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 6日のABEMANewsBAR橋下』に生出演したジャーナリストの田原総一朗氏と橋下徹氏が、衆院選で大阪10区から3回連続当選を目指して立候補するも日本維新の会の池下卓に敗北を喫した立憲民主党の辻元清美氏のことに言及した。

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 「社会党委員長の土井たかこさんのことを僕は信頼していたんだけど、その頃、若くて元気な女の子がいた。それが辻元と福島みずほだった。僕が2人を土井さんに紹介して政界入りさせたの。だから辻元は僕に“あなたには生産者責任がある”って言うんだけど(笑)」と話す田原氏は「実は枝野に半年前から“あんた、早く辞めて辻元にしろ”と言っていたの。それには枝野もほとんど賛成だったの。そのでも落ちちゃったから。ちょっと情勢を楽観視していたね」とコメント。

 これまで“因縁のライバル”とされてきた橋下氏は「辻元さんは当初、“維新なんかローカル政党で、眼中にない”というスタンスだったけど、維新がまくってきたら、最後の方になって自民党の山崎拓さんと組んで演説やっちゃった。あれは血迷ったと思う。今まで自民党のことをガンガン批判していたのに、ここで自民党の重鎮呼んで、一緒に演説しちゃうか、と。とにかく自民党の票でもいいから欲しいと思って焦ったんだろうけど、そこを吉村さんは見逃さなかった。“こんなのおかしいじゃないか”と。それで高槻市民も動いちゃった」と分析。

 一方、「僕も辻元さんとは大阪でやりあってきたんだけど、政治家としてすごいなと思うのは、今回の選挙結果を受けて、“これまでは維新の政治を全否定していたけど、本当に自分の力不足だ。この結果を受け止める”と言ったこと。前回の選挙特番のとき、僕はバトルになっちゃったから、今回もそうなるかな、って思っていたら、司会の宮根さんが“橋下さのこと嫌いなんでしょ?”って。すると辻元さんは“いや、私、昔から好きだったのよ”みたいなね。僕は“そんな、違うでしょ…”って思いながら話をしていたら、“辻元さん、次、頑張ってください”って思わず言いそうになった。イチからやり直すということで、もう大阪で毎日、街頭演説しているしね。辻元さんが有権者の判断を真摯に受け止めて、維新の政治が一定の評価を受けていることを認めているのに、枝野さんはまったく認めない」と、辻元氏の姿勢を評価した。(『NewsBAR橋下』より)

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