11月10日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#6が放送。アイドルオタクの芸人が推しメンの魅力をあれこれ語ったものの、結局、ただ顔が好みというだけと白状。MCの日向坂46・佐々木久美が「最初からそう言えばいいのに(笑)」と呆れる一幕があった。
【動画】ドルオタ芸人の「推しの理由」に日向坂46・佐々木久美も苦笑い
この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。佐々木とともにMCを務めるのは千原ジュニア。
カラタチ・前田壮太は、「人生が前向きになる!推し活のススメ」というスピーチを展開。アイドルオタクになったことで自分がどれほど救われたか、人生にどんなメリットがあるのかを熱弁した。そのスピーチの前後で、前田は何度も「きょうは佐々木さんのために!」とアピールした。
ところが、前田の推しメンは佐々木ではない模様。前田は「櫻坂46・武元唯衣、日向坂46・金村美玖」と2人のアイドルの名前を挙げた。佐々木は苦笑いで、「さっきから私の名前いっぱい出すけど、こういう時はめちゃくちゃ推しメンのことアピールする(笑)」「だから、信じてない」とぼやいた。
ジュニアから「2人の一番の良いところは?」と聞かれ、前田は「田舎から出てきた素朴さが……」ともっともらしい理由を説明。しかしジュニアが「それやったら、NGT48とか」とツッコミを入れると、前田は「正直言うと、顔がタイプです」と白状した。佐々木は「最初っからそう言えばいいのに……(笑)」と漏らしていた。
ちなみに前田は、推し活に年間で費やした金額が、子供1人にかかる公立の中学・高校の教育費を超えたそう。千原は「握手会は(券1枚で)何分くらいしゃべれるの?」と興味を見せ、佐々木は「秒数決まってないんですけど、10秒くらいですかね」「“まとめ出し”っていうのをすると、枚数分話せます」と解説した。
番組の最後で、前田は「ミーグリ(ミート&グリード=オンライントーク会、握手会)に行かせていただきます」とまたしても佐々木にアピール。ジュニアに「でも、違う(推しじゃない)んでしょう?」と指摘されると、一瞬声を詰まらせ、「推し……今日から推しになります」とその場しのぎ感がにじむ返事をした。
佐々木に対してボロを出しまくる前田。佐々木は「いいです、いいです(笑)」と苦笑いが止まらなかった。