秋田犬(いぬ)を救うショップが渋谷にオープン。その商品が「かわいすぎる」と話題になっている。
「入ってきた瞬間に笑顔になっていただいて、『かわいい~』と言われる方がとても多い」
今月1日、渋谷スクランブルスクエアにオープンした「ハチふる SHIBUYA meets AKITA」。ずらっと並ぶこのぬいぐるみは「忠犬ハチ公」だ。店内ではぬいぐるみや秋田の名産品、お菓子などが販売されている。しかし、渋谷になぜ秋田なのか。
店長の晴山瑞希さんは、「忠犬ハチ公像は渋谷のシンボルとして知られているんですけども。『ハチ』の生まれ故郷が秋田県で、犬種が現在、国の天然記念物にも指定されている『秋田犬』ということで、渋谷と秋田はとても縁深い関係にありますので渋谷に出店しました。すべての商品の売上の一部を、秋田犬の保存・保護のために寄付する取り組みをしております」と話す。
他には、店内では秋田県産の材料を使ったスイーツや伝統的な秋田杉を使った製品などを販売し、県を知ってもらうきっかけとしても展開している。
ちなみに、一番人気は、「ハチ」のぬいぐるみ。中でも、ここでしか買えないバンダナを巻いた「ハチ」は現在、入荷待ち状態となっていて、今月末に入荷予定となっている。
秋田犬のこうした人気の裏側で、飼育放棄やブリーダー、トレーナー不足という課題を抱えている。さらに、秋田県は人口減少率や高齢化率が全国で最も高く、地域経済の活性化が急務となっている。(『ABEMA Morning』より)