テレビ朝日とABEMAの共同制作で送る、西野七瀬主演の連続ドラマ『言霊荘』。そのスピンオフであり、地上波版ドラマ本編とは別視点でストーリーが展開する『ある視点~もう一つの言霊荘~』の第6.5話では、段ボール生首の三吉彩花が秋田汐梨に渾身の警告を発する。
呪殺された紗香(三吉彩花)亡き後のレディスコート葉鳥の1号室に、ミスコン優勝を狙う雪乃(秋田汐梨)が引っ越してくる。荷ほどきも終わっていない深夜、雪乃は友人に電話で「絶対に優勝したい!」「ライバルが病欠になればいい!」などと語る。すると地縛霊登場。段ボールのガムテープが超自然の力ではがされ、蓋が勝手に開き出す。しかし「幽霊なんていない!」主義の雪乃は「モグラ叩き!」と段ボールを拳でボコシ!ボコシ!としながら蓋を閉めていく。
そんな強がりもつかの間、やはり部屋に何者かの気配がする。雪乃はその方向におずおずと携帯電話のカメラを向けると、段ボールのひとつからは腐敗しきった手が伸び、床に置かれたコートの裾先からは女の髪の毛がゾワゾワと伸びてくる。呪縛霊の洗礼!
雪乃は部屋に落ちている自分のものではないアクセサリーを見つける。それはかつてこの部屋で生活していた紗香のチャーム付きのブレスレットだ。そんなことを知る由もない雪乃がいぶかしんでいると、部屋のどこからともなく声が聞こえる。「ここにいちゃダメ…」と。
雪乃の背後にある段ボールのガムテープが、自らはがれるようにペリペリと音を立ててはがされていく。声の主はその段ボールの中にいるようだ。恐る恐る覗く雪乃の目に飛び込んできたのは、なんと紗香の生首だった。雪乃を一心に見つめる生首の紗香は何度も訴える。「ここにいちゃダメ!」。
予想外の怪異に部屋を飛び出そうとした雪乃だったが、時すでに遅し。別の段ボールから腐り切った腕が延びて足首をガッツリと掴む。響き渡る雪乃の悲鳴!果たして住人美女たちに平安は訪れるのか?生首紗香の警告が意味するものとは?そして雪乃の最期は?
『言霊荘』第6話、そして6.5話はABEMAにて無料配信中。さらに「言霊荘」と人気TikTokクリエイター“コワゾー“がコラボ。ドラマ撮影現場で起きた恐怖体験を映像化したコラボ動画も続々配信中だ。