「ナスD大冒険TV」で放送中の「無人島サバイバル 完全攻略マニュアル」で、東京・築地の魚屋の店員が生きたままのタコを丸かじりするナスDの姿に「マジかよコイツ」と唖然とするような場面があった。
同企画では、これまでの無人島チャレンジ企画の中で披露できていなかった、サバイバル知識が紹介される。そのために、わざわざナスDは、およそ4年ぶりにもう一度同じ無人島を訪れた。何かあった時に生き抜くための知恵の数々が紹介され、そのVTRをバイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)の2人が見守る。
無人島に到着し、まったく寝ないで45時間が経過した深夜3時、ナスDは食材をゲットするべく極寒の中、海へと潜り漁を始めた。目標は「大漁50匹」だ。
そんな中、ナスDは海底で何かを発見した。グイッと手を突っ込み、もがく獲物を強引に引きずり出すと、出てきた獲物はワモンダコ(約2メートル)。このワモンダコは、サイズも大きく相当元気で、ナスDの体に絡みついてくる足を外すのも一苦労。
ようやくタコが取れると、ナスDは「部族のヒバロ(※アマゾン川上流のマラニョン川に住む少数民族)が相手を倒したら首を取るように、勝った勲章でタコを獲ったら足を1本だけかじるというのをやっています」と語り始め、躊躇なくそのままタコにガブリと齧り付いた。この映像にゲスト出演していたテレビ朝日の山本雪乃アナウンサーも目を丸くしていた。
しかし驚いたのは山本アナだけではない。今回、ナスDが獲った魚の市場価格を調査すべく、番組は築地・斎藤水産の斎藤又雄さんに出演を依頼したが、豪快にタコにかぶりつくナスDの姿を見て、「わぁ、食っちゃってるよ、コイツ…。マジかよコイツ……」と唖然。この斎藤さんの姿を見て、スタジオのバイきんぐの2人は笑っていた。
なお斎藤さんによるとワモンダコの市場価格は「ワモンダコ自体、聞いたことがないです。ただ、見る限りではマダコに近いようなタコなんで、しかもサイズも結構大きいから5000円は楽にしますよ」とのこと。
ナスD恒例の生きたタコのかぶりつきは、築地で働く魚のプロフェッショナルから見ても珍しい光景のようだ。(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)