13日のABEMA『NewsBAR橋下』にお笑いタレントのほんこんがゲスト出演。先の衆院選での日本維新の会の議席増加の要因について、橋下徹氏と意見を交わした。
「メディアとかは全部（予想を）外してたやん。橋下さんがおられた維新が躍進して、どういう気持ちなのか。特に大阪では強いやん。吉村さん（洋文・大阪府知事）がコロナに対しても頑張ったから人気がすごい。でも都構想の時に自民が共産と組んだことへのアレルギーもあるのではないか?。僕は都構想は賛成派やったけど、めっちゃ叩かれる」とほんこん。
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橋下氏は「吉村さんのコロナ対応と、維新がやっていることに対しては賛否両論あるし、間違っていたこともあったが、この10年間、口だけじゃなく、やることはやっていると。その点、自民党から共産党まで、口ばっかりで何もやってないっていうところが決定的に影響したのかなと。都構想の場合、自民から共産まで組んだけど、“やっぱり橋下さん、維新の政治は賛成できるけど、都構想までは賛成できませんわ。やりすぎちゃうの？”という声もあった。だから維新に対してちょっとでも評価すれば、タレントさんは大変なことになる」と応じた。
ほんこんは「そうそう。俺も、松井さんのこと知らないのに、“維新の犬”とか、安倍さんに会ったこともないのに“小遣いもらってるのか”とか。会ったこともないし（笑）。そして今回ね、松井さんが“躍進した”という記者からの質問に“そんなことはない”、と。素直に“自民の受け皿になった”“野党で勝ったのは維新と国民ですわ“と言ったらええのに」と話すと、橋下氏は「やっぱり国民の多くは改革を求めていて、今回、特に大阪ではそこが見えたなと思う。ただ、維新が問題なのは世代交代。党内には、“松井さんに辞められたらもたない”という声もある」と明かす。
「維新のルールは、選挙が終わった後に代表選をやるかどうか党内で議決を取る。そこで代表選をやらんでもいい、松井さんそのままやってほしいとなったらそのまま。吉村さんも松井さんは代表選になれば自分は出ない、と言っているので、代表選をせず、そのまま1年半くらい任期が残っている松井さんでいこうという動きもあるみたいだ。ただ、議席が増えて注目されてきた維新が“全然世代交代してないやんか”って見られてしまうと、期待感がしぼむんじゃないのかなと思う。吉村さんも今の大阪府知事の仕事で手一杯で、東京のことまで手が回らんわ、という状態。維新の内部から、引っ張ってくれるようなリーダーに出てきてほしい」。（『NewsBAR橋下』より）
