「ダイの大冒険」第57話は、「今のはメラゾーマではない…メラだ…」をはじめ、大魔王バーン(CV:土師孝也)が名台詞を連発した。視聴者から「悪のカリスマ」と称賛されている。
【動画】バーンの名言「今のはメラゾーマではない」(5分5秒ごろ〜)
アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は、1989年~1996年に「週刊少年ジャンプ」にて連載された累計発行部数4700万部を誇る名作漫画(原作:三条陸、漫画:稲田浩司、監修:堀井雄二)が原作。勇者に憧れる少年・ダイ(CV:種崎敦美)の冒険を描いたファンタジーだ。
前回の第56話「受け継がれる心」では、ダイが初めて父親であるバラン(CV:速水奨)の心の内を知った。一時は敵対関係にあった父子がようやく心を通わせる展開に「涙腺崩壊。ぐしゃぐしゃ」「朝から泣きすぎて涙腺が迷子」「涙腺がドルオーラ」と視聴者も感動。エンディング映像に登場する廃墟が何かも明らかになり、「ただの跡地なのに今日観た後だと感慨深くなるED映像いいよな」「今日のこのEDはもう一回泣かせに来る」「まるで今回の為に作った特殊EDであるかのように歌詞と映像が染みますね……」と注目を集めた。
「今のはメラゾーマではない…メラだ…」がいよいよアニメで描かれる期待から、第56話の時点で「メラゾーマ」がTwitterでトレンド入りしていた。そして、いよいよ迎えた第57話「魔界の神」。バーンの圧倒的な強さが見事に表現されて、「メラゾーマ」が2週連続でトレンド入りする結果となった。
ほかにも「弱者を思うようにあしらうとき、気持ちよくはないのか?」「知らなかったのか? 大魔王からは逃げられない」などバーンの名台詞がさく裂し、必殺技カイザーフェニックスも繰り出された。バーンのもはや魅力的とさえ言えるほどの徹底した悪役ぶりに、視聴者からは「ジャンプ漫画史に刻まれる悪のカリスマ」「バーン様の名言とカリスマ性が如何なく発揮された回だった」「大魔王はこうでなくっちゃ…!!!」「土師孝也さんの声がまじで良すぎてさらにしびれる!!」と称賛の声が続々と寄せられている。
第57話「魔界の神」
【あらすじ】
敵からの思わぬ提案により、ついにバーンと直接対決をすることになったダイたち。しかし、大魔王の強さはまさに次元が違っていた。バーンはその圧倒的な暗黒闘気でダイを吹き飛ばすと、底知れない魔法力で高威力の呪文を次々に連発。さらに、必殺の呪文「カイザーフェニックス」を二連撃で放つなど、たった一人で五人を相手にするという状況にもかかわらず、怒涛の攻撃で追い詰めていく。
ポップたちは反撃に出ようとするが、力の差は歴然だった。ルーラで一時撤退を試みるも、大魔宮(バーンパレス)の結界によって逃げ道さえも封じられてしまう。じわじわと絶望の淵に追いやられていくポップたちに、バーンは、人間への侵攻のその真意を語り始めた。
かつて神々は人間が脆弱というだけの理由で、人間に太陽が輝く地上を与え、魔族と竜を地底の魔界へと押し込めたと言うのだ。バーンはその不毛の地で、数千年に渡り力を蓄えてきた。彼の目的は、地上を消し去り、太陽が降り注ぐ魔界に真の魔界の神として君臨することだったのだ。
あまりにも壮大なバーンの野望に、思わず言葉をなくすポップたち。彼らが戦意を失いかけたそのとき、ダイが再び立ち上がる!
※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
(C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京
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