ユン・シユン×チュウォン主演！製パン業界を舞台にした国民的大ヒットドラマ『製パン王キム・タック』

　『不滅の恋人』のユン・シユンと『猟奇的な彼女』のチュウォン。韓国を代表する俳優として活躍を続ける彼らが、デビューから間もない時期に出演し、一躍、注目されるきっかけを作った大ヒットドラマ『製パン王キム・タック』がABEMAで放送される。

　大会社であるコソン食品会長イルチュンの妻として、多くの使用人を従え、贅沢に暮らしていたインスク。しかし、娘ふたりを続けて産んだことから、姑の態度は冷たくなるばかり。そんなある日、使用人であるミスンがイルチュンの子を身ごもったことを知ったインスクはかつての恋人で、今は秘書を務めるスンジェと関係を持ち、ついに息子マジュン（チュウォン）を出産する。一方、インスクの目を盗んで地方の街へと逃れたミスンは、タック（ユン・シユン）と名付けた息子と親子ふたりの生活を送っていたが、ある日、タックをイルチュンに託した後に失踪してしまう。その後、12年にわたって母を探し続けていたタックは、やがてパルボンのベーカリーでパン作りを学び始める。

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　幼い頃からパンが大好きで、パン作りの才能で波乱万丈の人生を切り開いていく青年が主人公の『製パン王キム・タック』。 “キム・タック”というインパクトのある名前は、韓国でも珍しいようで、主人公も会う人ごとに「卓球（タック）が得意なのではなく、卓越の卓（タッ）に求めるの求（ク）です！」と自己紹介するのがおもしろい。これでもか、と襲い来る逆境に、明るく、まっすぐな態度でぶつかり、乗り越えていく主人公を力強く演じたユン・シユンは、前年に放送されたシットコム『明日に向かってハイキック』に続くこのドラマで、期待の若手俳優としての評価を確立。その後は、『となりの美男〈イケメン〉』、『最高の一発〜時空を超えて〜』といった現代劇だけでなく『魔女宝鑑〜ホジュンの若き日の恋』などの時代劇でもはつらつとした演技を見せている。

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　一方、食品会社の跡取りとなるべく育てられたマジュンは、母の野望と父の冷たい態度に傷つけられながら育ち、自尊心が強く屈折した性格の持ち主としてタックの前に姿を現わす。同じベーカリーで学び、タックの初恋の人ユギョンに惹かれるようになるが、人を愛する方法を知ないため彼女と自分自身を傷つけてしまう姿が切ない。緊張感あふれるチュウォンの演技は強い印象を残し、悪役ながら大きく注目された。その後は、『のだめカンタービレ〜ネイル　カンタービレ』、『グッド・ドクター』、『猟奇的な彼女』と主演作が続き、『ヨンパリ〜君に愛を届けたい〜』ではSBSの演技大賞にも選ばれている。