『ヒプノシスマイク –Division Rap Battle-』≪2ndD.R.B≫を通して、魂をぶつけ合った6つのディビジョン。イケブクロ、シンジュク、シブヤに続き、11月17日にはオオサカ、ナゴヤ、ヨコハマの各キャストがクリエイター陣とともにディビジョン曲への想いを語り合う動画が公開された。この記事ではナゴヤ・ディビジョン(Bad Ass Temple)が「開眼」について語る模様をフィーチャーする。
波羅夷空却役・葉山翔太、四十物十四役・榊原優希、天国獄役・竹内栄治、そしてリリックを手がけたアフロが、さまざまな角度から楽曲への想いや制作秘話などを激白。自分たちのパフォーマンスについて葉山からアフロへ感想が求められると、「ムカついた(笑)」と制作者である自分よりも気持ちの乗ったラップに悔しい思いを抱いたことを明かした。
それに対しキャスト陣は、「ものすごくありがたい言葉」(榊原)、「最高の褒め言葉」(竹内)と、互いへのリスペクトを持ちながらも尖りまくったエールを交わし合う熱いトークとなった。
■お互い中指を立てつつ抱き合う!Bad Ass Templeとクリエイターが本音でぶつかる
インタビューは「楽曲に込められたテーマ」というお題からスタートした。リリックを担当したアフロは“人間が立ち向かっている姿”をテーマとして掲げながらも、裏テーマとして「神様はいない。すがったり願ったりそういうものに頼らず、あくまで自分の中で解決していく」、そういったものを軸として書いたと明らかにした。
榊原はそれを受け、「神様はいないからこそ、俺たちはここにいる。共に見つめることはできると強く訴えている曲」とアフロの言葉に重ねた。
「この曲を一言で言うと?」という質問では、“説法ソング”と答えた葉山。キャラクター三者三様にこれまでの経験を包み隠さず曲の中で解き放っており、その生き様から周りの人間たちに対しても強く生きろと説く、まさしく説法を説いている曲だと語った。一方竹内は“エネルギーの塊”と表現し、「傷付いている時に、立ち上がるための力に変わる曲」と、救いの曲でもあると語った。
また、アフロに聞きたいことを問われた葉山は、「僕的にはまだ楽曲の悟りに至っていない」と告白。自分たちがLIVEで表現したものについて「グッときましたか?」と素直な質問を投げかけた。
するとアフロは「ムカついた(笑)」とひと言。自分が書いた曲は自分が一番気持ちを乗せてラップできると思っていたものの、「これまでキャラクターを背負ってきた彼らの言葉が、一番体重が乗っていた」と、悔しい想いを抱いたことを吐露。この言葉に対し榊原や竹内は、「ものすごくありがたい言葉」「最高の褒め言葉」と笑顔を見せた。
動画ではこのほかにも「一番気に入っている歌詞・フレーズは?」「楽曲の中で苦労した点は?」「お互いへのメッセージ」といったテーマでトークが繰り広げられた。
「開眼」という膨大なエネルギーを秘めた楽曲の中で、自分たちの生き様を見せつけたBad Ass Templeの3人。彼らが挑んだ『ヒプノシスマイク –Division Rap Battle-』≪2ndD.R.B≫の結果発表会は、ABEMAにて11月28日に生放送される。