キャリアウーマンが再び究極の選択を迫られる。選ぶべきは元恋人か、それとも仕事か。『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』で知られる藤井道人監督が、野村周平とタッグを組んで放つABEMAオリジナルの“下克上”連続ドラマ『会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編』。第5話では、祐介に降りかかった悲劇の罪悪感から、元恋人・智美(藤井夏恋)が鉄平(三浦翔平)に辞表を提出。しかし元気になった祐介から宣戦布告をされる。
SOSにも似た祐介からの着信に気づかなかった智美。その直後、祐介は雨の中で車に撥ねられていた。健吾と仲違いをし、すべてを失いヤケ酒に走っていた裕介を襲った悲劇。一命はとりとめたものの、智美は祐介を追い詰めたのは元恋人でありライバル社の社長である自分に原因があると自らを責める。罪悪感から「誰かを傷つけてまで会社を続けていたくない」と親会社社長の鉄平に辞表を提出するが、鉄平は「社員全員が納得したら受理する」と保留にする。
その言葉を受けてチームメンバーに離職する旨を伝えようとした智美は、同期であり今は部下でもある水川雪子(中村ゆりか)から引き止められる。そして雪子の姉・華子の話を聞く。華子は鉄平に惚れ込み、その下で働いていた。しかし紆余曲折あって鉄平から離れて行った。その痛みや悲しみを引きずりながらも、鉄平は会社を諦めることなく、現在の地位を築いたのだという。
雪子からの「智美は誰のために会社を辞めたいの?祐介さんのため?それとも自分のため?裕介さんのために辞めるならそれで楽になるのは智美だけなんじゃないかな?」との言葉に目が覚めた智美は、「今の私ができることは会社を成功させること」と決意。鉄平に退職の話を取り下げてもらうように頭をさげる。
一方の祐介は一命を取り留めるも、すべてを失くして意気消沈。リハビリをする気にもならない。そこに鉄平が現れ「なくしたらまた作れ!」「辛いのはお前か?仲間じゃないのか?智美じゃないのか?」「お前は何の十字架も背負ってない!苦しくない!」と叱咤激励。号泣しながら祐介は、鉄平の「会社はな…」との決め台詞を奪い取り、「学校じゃねえんだよ!」とぶちかます。
生き返ったかのような祐介は必死にリハビリに励み、無事退院。すぐに智美の会社のPRイベントにお忍びで顔を出す。久々に再会を果たした二人。退院を祝福し、事故についての謝罪の言葉を述べようとする智美に祐介は「俺はファインドバリューを絶対にあきらめない!ていうかここからだから。まずはC-LIFEに勝つ!退院報告&宣誓布告だから」と朗らかな表情で伝える。瞳の奥に好奇心と野心の宿ったいつも通りの祐介の姿に嬉しさが止まらない智美もこう返す。「負けないからね」。
ライバルであり、元恋人同士という複雑な関係の二人。しかし今や過去最高の良好な雰囲気を漂わせる同志に変化した。一皮も二皮も向けた祐介と智美の成長ぶりにSNSでは「想いあってる気持ちはより深くなってるというか」「祐介と智美。すごい、すごい爽やかな関係になった。純粋なライバル良い」「退院報告と宣戦布告、泣いちゃったな。」「智美と祐介戦友になってる」などと盛り上がっている。
『会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編』第6話は、11月25日(木)夜10時~放送。