テレビ朝日とABEMAの共同制作で送る、西野七瀬主演の連続ドラマ『言霊荘』第7話。ミスター怪しい俳優・佐野史郎も参戦して、レディスコート葉鳥を支配する恐怖の根源が明らかになっていく。コトハ（西野）を救いたい一心のレイシ（永山絢斗）もまた、言霊の呪いに翻弄されてしまう。文字通りのショッキング回だ。
呪い殺された紗香（三吉彩花）亡き後の1号室に引っ越して来たミスコン女子大生・城崎雪乃（秋田汐梨）が、地上波放送ギリギリのスプラッターな死を遂げる。封印されたはずの呪いが再び解き放たれたことが確定。呪縛霊と再び対峙するためには、その正体を知る必要がある。
女性限定のレディスコート葉鳥を覆う“言霊”発動に自責の念を抱くコトハは、アパートの過去を探るために、オーナーの葉鳥久（佐野史郎）のもとをレイシと共に訪ねる。明らかに何かを知っていそうな怪しい雰囲気をまとう葉鳥だったが、コトハたちの追及に「昔のことは覚えていない！」と取り付く島もない。
しかしコトハはあることを突き止める。6号室の編集者・渡邊瞳（内田理央）がアパートの過去の一端を知っていることを。灯台下暗しとはこのこと。瞳はかつて1号室に住んでいた人気作家・夏目三葉（藤井美菜）が、アパートの管理人室で殺害される事件があったことを告白する。犯人はいまだ捕まらず、迷宮入りなのだという。しかも当時のアパート名は“ことだま荘”だった。衝撃的事実が語られた途端、コトハの足を怪異が襲い、コトハは原因不明の病魔に侵される。
コトハからすべてを聞いたレイシが三葉の墓参りに行くと、そこにはオーナー・葉鳥の姿が。レイシは言霊荘が女流作家たちの集まる場所だったこと、しかも三葉は仲の良かった管理人とのいざこざを理由に、何者かに殺害されてしまったことを聞かされる。
さすがに怖くて住んではいられない！早紀（石井杏奈）と栞（中村ゆりか）は急遽別のアパートに移ることにする。しかし言霊は逃がさない。二人は新たに見つけたアパートの一室に閉じ込められてしまう。
一方、熱にうなされるコトハは何者かに体を乗っ取られ、看病してくれたレイシを「きやすく触るな！お前は何もわかっていない！」と突き飛ばす。『エクソシスト』の呪われた少女リーガン状態となったコトハは、愕然とするレイシに近づき「私の思いもわかってほしいの！」と顔を持ち上げて凄まじい力で暴行。痛がるレイシを目にして気が狂ったように笑い、レイシを殺そうとする。
だがレイシは「コトハの体から今すぐ出ていけ！」と言霊を使って悪霊退散。コトハは我に返る。しかし呪縛霊は怒りを爆発させて、部屋中に怪異を起こす。レイシは封印のお札を持って言霊の呪いの中心地である管理人室に向かう。除霊を始めるレイシだが、呪縛霊の怒りは強い。激しく開け放たれたドアの奥にいたのは、謎の女性。彼女は殺された無念を抱く三葉なのか!?レイシはそのまま開かずの間である管理人室に取り込まれてしまう。「出てきて！レイシ君！」。
そんなコトハの叫びもむなしく、管理人室は再び閉ざされてしまった。ここに来てレイシの退場。どうなる『言霊荘』！
『言霊荘』第7話はABEMAにて無料配信中。
