西野七瀬が、テレビ朝日とABEMAの共同制作で送る連続ホラードラマ『言霊荘』でついに『エクソシスト』の呪われた少女リーガン状態になる。ローテンションから一気に悪魔的ハイテンションに持ち込む、西野の鮮やかな豹変ぶりに注目が集まっている。
問題のシーンは第7話で展開。レディスコート葉鳥を支配する恐怖の根源が明らかになった次の瞬間、コトハ(西野)を怪異が襲う。足は腐ったように腫れあがり、原因不明の高熱にも襲われる。心配したレイシ(永山絢斗)が介抱しようとおかゆを食べさせたりしていると、コトハの体を凄まじい衝撃が貫く。「美味しい」と安心した表情を浮かべたのがウソのように「く、苦しい…」と喘ぎだす。
次の瞬間、いきなり天井を仰ぎ見たコトハの瞳はオール白目状態に。まるでオカルト映画の金字塔『エクソシスト』にて、悪魔に体を乗っ取られ豹変する呪われし少女リーガンのようである。リーガンがそうであったように、コトハもレイシに対して「きやすく触るな!」と激しく言い放ち、女性の力とは思えぬ怪力を発揮してレイシを突き飛ばす。
何事!?状態のレイシを見下すようにコトハは目を見開き、「お前は何もわかっていない!」とサッカーボールキック。柱に激突して悶絶するレイシの顔面を両手で包み込んだかと思いきや、「私の思いもわかってほしいの」と謎のメッセージを発し、尋常ならざる腕力で後頭部をフルスイング連続殴打。悶絶するレイシを横目に、発狂したかのようなコトハの高笑いだけが響き渡る。
この憑依シーンでの西野の振り切れぶりが凄まじい。原因不明の病に苦しみ弱り切っている演技からの、相反する邪悪テンションへのスイッチングが鮮やかだ。レイシを徹底的に痛めつけた後に見せる狂気的高笑いも見事。カラ笑いではなく、髪の毛を振り乱し、腹の底から面白がって笑っているようにしか見えない。憑依終了時には即座にギアをチェンジ。クールダウンへの反射神経もなかなかのもの。これら西野の狂演にSNSでは多くの反響が寄せられている。
『言霊荘』第7話はABEMAにて無料配信中。