「自分よりも大切な存在に出会えた」今泉佑唯、女優復帰に至った我が子への決意
今泉佑唯インタビュー映像
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 去年10月、体調不良を理由に芸能活動を休止していた、元欅坂46で女優の今泉佑唯(23)が、今月19日に上演された舞台『修羅雪姫』で約1年ぶりに女優復帰を果たした。

【映像】「歌うことが好きなんだなと思った」卒業以来 初となる歌唱

 同作は、明治後期の日本が舞台で、両親を殺された主人公・雪(今泉佑唯)が、自分を生んでくれた両親に代わり復讐の旅を続ける物語。

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 芸能活動休止中に出産し、若くして母となった今泉が、女優業への想い、そして母としての決意を「ABEMA NEWS」に明かした。

――約1年ぶりの復帰となりますが、心境を教えてください

今泉:自分でもあんまり記憶にないくらいのことがいっぱいあるというか。記憶から消したいなということもいっぱいあったりとかもするので、良い1年でしたという感じでは正直ないのかなと思ったりもするんですけど、でも復帰させていただけることにもなって、ここからどんどんいい方向に色々自分から進めていけたら良いなと思いますね。良い人生を歩んでいきたいです。

――復帰作となる『修羅雪姫』への意気込みを教えてください

今泉:「11月中旬に『修羅雪姫』という舞台をやるけど大丈夫?」と言われたときに「えっ!?」と思って…。本当の話なのか、何なのかしばらくわからなかったですね。1年半ぶりぐらいに舞台に立たせていただくので、不安と怖い気持ちと楽しみな気持ちと…。でも不安の方が大きかったです。今も不安の方が大きいです。

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――アクション活劇ということで殺陣もあるそうですね。主人公・雪を演じるにあたって意識していることはありますか?

今泉:生まれる前に母親も父親も亡くなってしまって、たった1人で母の復讐を果たすために生きるという“強い女性”を演じられたらいいなと思って、そこは意識させていただいています。まだ稽古していく中でどんどん変わっていくので、その中でみんなもどんどんセリフの言い方とか、そういうのも変わっていくので楽しいですね。

――欅坂46を卒業以来、初めて歌唱に挑戦されたようですね

今泉:グループの時も1人で歌わせていただくことが何度かあって。やっぱり色々言われることもあったので…「そんなに歌が上手じゃない」とか。言われることに対して打たれ弱くなってしまって、そこから歌うということから結構遠ざかったというか、自分から離れていたんですけど、なので今回久しぶりに歌ってみて、やっぱり歌うことが好きなんだなって改めて思いました。また歌うことが好きになるきっかけになったのですごく嬉しいですね。

――様々な経験を経ての復帰となりますが、今後はどのような活動をしたいですか

今泉:ずっとお休みしている期間中、「また舞台に立っているところが見たいから頑張ってね」というのを両親からずっと言われていたので、「11月に舞台が決まったんだけど」と話したら、「子供の面倒を見るし、ご飯作ったりとか洗濯物とかも手伝うから気にしないでね」と言ってくれて…すごく助かっています。自分よりも大切な存在に出会えたので、その子どもを守るためにというか、そのために自分ができることって何だろうなとか、どういう仕事をしていったらいいのかなというのは考えるようになりました。でも実際じゃあどういう仕事をしていったらいいのかなとか答えはまだ見つかっていないですね。

(『ABEMA NEWS』より)

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