「英語と数字が読めない人がマスコミには多いから」高橋洋一氏が“さざ波”発言問題を振り返る
橋下氏と高橋氏の対談の模様

 20日のABEMANewsBAR橋下』に生出演した嘉悦大学の高橋洋一教授が、“さざ波発言”で内閣官房参与を辞任したことについて「はっきり言えば、バカバカしかったから」と振り返った。

 高橋氏は今年5月、新型コロナウイルスの新規感染者数について、各国の感染者のデータを添付して「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」などとツイート。これが批判を浴び、参与を辞任していた。

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 このことについて尋ねられた高橋氏は「私は“経済学者”と言われるが、本当は“数量政策学者”ってやつで、色んなものを数字で説明する人。だから“さざ波”と言った時も、ちゃんとした英語の資料を付けておいたわけ。でも英語と数字が読めない人がマスコミには多いから、みんな無視して、“さざ波”というところだけ言われた。それ以降、私は“日本は100万人あたり何人、他の国は100万人あたり何人”と言うようにしたが、それらは一切報じられなかった。そんなもんだ。マスコミは、はっきり言って迷惑だ。家のそばに立つと、影に隠れている人がドッと来たりしてね。なんかくだらないし、政府の方にもすごく迷惑をかけるから、(参与を)辞めようと」とコメント。

 さらに「参与の給料って、1回で2万円ぐらいもらえるんだけど、もらったら色々言われるでしょ。なんの得もないし、色んなことを言われるのはバカバカしいしね。いらないって感じで、最初からもらわなかった。個室もいらないと言ったし、参与で公用車を使う人もいるんだけど、私は1回も使ったことがない。どうせこういうふうに言われるに決まっているから。それなのにマスコミには“給料をもらって、公用車を使って、個室もあるだろう”という批判をしてきた。ちゃんと調べてくれとテレビ局に言った。そうしたら取材に来た。結果、何もないことが分かったのに、“ごめんなさい”も何もなし。そんなもんだから」と語った。(『ABEMA Prime』より)

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