11月22日(月)、ABEMAにて、人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司、濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#5が放送。平成の人気番組「\マネーの虎」に出演していた“冷徹な虎”こと南原竜樹社長が、かまいたちにゼニの稼ぎ方を指南。「かまいたちカレー」事業を猛プッシュした。
今回の企画は「芸人投げゼニコロシアム」。お金に困る芸人たちが太っ腹社長に向けてオジリナルネタを作り、社長の目の前で披露。面白かったらその場で投げゼニしてもらえる。
「\マネーの虎」は、南原社長ら大物社長たちが、夢を抱く起業家のプレゼンを聞いて投資をする番組。南原社長は高級外車のディーラーとして経営者人生をスタートすると、バブルの勢いに乗り、250名の社員全員にブルガリのクロノグラフを支給できるほどの大成功を収めた。ところが「\マネーの虎」の放送が終了した1年後、南原社長を悲劇が襲う。販売代理店を努めていたイギリス・ローバー社が2005年に倒産し、会社は多額の負債を抱えることに。最後は貯金50円。一気にホームレスへと転落した。
しかし南原社長、不動産仲介で作った資金600万円を元手に新事業を展開し、あっさり億万長者に返り咲き。現在は外食産業や人材派遣会社など、さまざまな企業を束ねている。
南原社長は「芸人は本当の稼ぎ方を知らない人が多い」「(稼ぎ方を)教えてあげたらもっと生きてくるんじゃないか」と持論を展開。「芸人の世界が変わるはず」「お手伝いできたら」と同企画に賛同した。濱家は「\マネーの虎」の大ファン。「だいぶ柔らかくなられた気がする」と久々の社長に大喜びだった。
南原社長は「芸人さんは賢いのに、芸を面白くする方に頭を使っちゃう」「稼ぐ方に回せばずいぶんと変わります」とアドバイス。山内は「吉本に入ってほしい……」と願望を口にした。そんな南原社長がかまいたちに勧めた副業は、なんとカレー事業。南原社長が「かまいたちカレー作るとか」と提案すると、濱家は「失敗しそうなニオイがプンプン……」と苦笑いだった。
しかし社長いわく、「カレーの業界は圧倒的にCoCo壱番屋さんの独占。業界シェアを半分取ったら、ウン千億ですよ」と主張。山内は目を輝かせて、「ちょっとスパイス買うてきてー!」と番組スタッフに無茶振りしていた。